AOR AGE Vol.21〈シンコー・ミュージック・ムック〉

AOR AGE Vol.21〈シンコー・ミュージック・ムック〉

¥ 1,870 (本体 1,700+税)

発売日 2021/03/03
著者 中田利樹
サイズ A5判
ページ数 160ページ
ISBN 978-4-401-65029-3

好評のAORマガジン、第21号は『なんとなく、クリスタル』とその時代を徹底特集!

第一特集では、1980年に発表された小説『なんとなく、クリスタル』と、AOR名曲を満載した同題映画のサウンドトラック盤を再検証。
著者=田中康夫の最新独占ロング・インタヴューと、サントラ盤の制作を担当した元ディレクターへの取材を軸に、日本の80’sユース・カルチャーとAORの関係を密接なものにした『なんクリ』の魅力と、その影響を読み解きます。それと連動して、映画サウンドトラック盤特集も掲載。サントラ盤ブームの流れで多数リリースされたアルバムの中から、必聴の50枚を厳選してご紹介します。

もうひとつの目玉はマッスル・ショールズ特集!
ソウル/ロックの名盤を多数世に送ったアラバマ州の音楽拠点を、本誌ならではの視点で再考。ここでレコーディングを経験したリード・ブラザーズや、名エンジニア兼プロデューサー、テリー・ウッドフォードの最新取材で、AORとマッスル・ショールズの“縁”を明らかにします。
さらにソロ名義では久々となる新作を完成させたビル・チャンプリン、スティーヴ・ルカサーと同時にソロ作をリリースしたジョセフ・ウィリアムスの最新インタヴューなど、盛り沢山の内容でお届けします!

【CONTENTS】
BILL CHAMPLIN
試練を越えてパーソナルな内容に向き合ったソロ新作が完成

特集『なんとなく、クリスタル』40周年
ヒストリー
田中康夫ロング・インタヴュー「AORは人の心の機微、その儚さと確かさ」
サウンドトラック盤解説
元担当ディレクター、黒田日出良が語るサウンドトラック盤誕生の経緯
ディスク選:『なんクリ』の世界にフィットするアルバム
ジャケット差し替え日本盤LPギャラリー
元洋楽ディレクターが振り返る、新しい音楽カテゴリーの始まり(田中敏明)
元『ADLIB』副編集長が振り返る田中康夫の作品と歩んだ40年(山﨑稔久)
読者&識者アンケート企画:「たまらなく、クリスタルな1曲」

MUSCLE SHOALS
ジョン・リード(リード・ブラザーズ)
プロデューサー、テリーウッドフォードによる証言
レヴュー:クレイトン・アイヴィー&テリー・ウッドフォードの代表作
大伴良則に訊く、マッスル・ショールズの魅力
コラム:その他のAOR系寄りアーティスト
コラム:バリー・ベケットと彼のAOR的な仕事

JOSEPH WILLIAMS
長時間をかけて取り組んできたソロ新作と、TOTOの未来を語る
アルバム評:ジョセフ・ウィリアムス/スティーヴ・ルカサー

MOVIE SOUNDTRACKS
70年代後半〜80年代を席巻したサントラ流行りの流れ
OST meets AOR:要注目の楽曲を含むサントラ盤 傑作50選

R.I.P. JEREMY LUBBOCK
ジェレミー・ラボックを偲んで(山本光男)
『JT Super Producers ’94』に参加したジェレミーの思い出(菱沼妙子)
作品レヴュー

JAY GRAYDON
ジェレミー・ラボックとの思い出、サントラ仕事、そして近況を語る

AL JARREAU
貴重な音源や映像作品を含む3枚組コンピレーションが登場

20号突破記念、中田利樹×編集者による振り返り対談
連載:AORクイズ

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