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発売日 | 2016/12/21 |
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著者 | 市川哲史 |
サイズ | 四六判 |
ページ数 | 480ページ |
ISBN | 978-4-401-64326-4 |
元『ロッキングオン』誌のプログレ担当(失笑)、市川哲史による、プログレッシャー待望のプログレッシヴ・ロック・コラム本がついに登場!
ロバート・フリップからジョン・ウェットン、ロジャー・ウォーターズ、デイヴ・ギルモア、キース・エマーソン、ジョン・アンダーソン、クリス・スクワイア、ピーター・ガブリエルまで、プログレ復活に浮かれた90年代だからこそ垣間見えた、素の彼らの姿から〈プログレの本質〉を愉しく探る。そんな本書は、日本に数多いる愛すべきプログレ信者たちを救済する福音の書になる、かも……。
【CONTENTS】
どうしてプログレを好きになってしまったんだろう─A BEGINNING
第1章 キング・クリムゾン ロバート・フリップ「被害者」の会
§1 90年代クリムゾン全史――たぶん世界でいちばん生々しい〈Wトリオ〉ドキュメンタリー
§2 フリップ翁とダリル・ホール
§3 宮殿の中の懲りない面々
(ⅰ)はじまりはジョン・ウェットン
(ⅱ)ごめんねデヴィッド・クロス
(ⅲ)さよならエイドリアン・ブリュー
(ⅳ)1993年10月のロバート・フリップ
§4 もしもクリムゾン
第2章 イエス たった紙一重の「理想と妄想」
§5 《ABWH対90125イエス》戦記
§6 〈牢名主〉クリス・スクワイアの生涯
§7 ロジャー・ディーンの《地球幻想化計画》
第3章 エマーソン、レイク&パーマー 「偏差値30」からのプログレ
§8 キース・エマーソンは死なない
§9 ELPのアートワークはなぜ、ズバ抜けてダサいのか──に関する一考察
第4章 ピンク・フロイド 積み上げた「壁」は誰のもの
§10 私がピンク・フロイドである(パート1)
§11 デイヴ・ギルモアは馬鹿だから偉い
§12 ロジャー・ウォーターズの被害妄想は偉い
§13 私がピンク・フロイドである(パート2)
第5章 ジェネシス 永久不滅の「B級」味
§14 私、〈ピーガブ抜きジェネシス〉の味方です
§15 ピーターと玉葱
§16 その名はハケット
どうしてプログレを好きになってしまったんだろう─AN END
ボーナス・トラック
§17 誰が為にチューブラー・ベルズは鳴る
§18 サンノブザッパ
§19 イーノの弟
§20 モダ鈴木がやって来たダー!ダー!ダー!