ご挨拶

おかげ様で90周年

1932年(昭和7年)の創業以来、当社が今日まで事業を継続して来られましたのは、皆様の温かいご支援とご指導の賜物です。また諸先輩方が築かれた黎明期の音楽産業と信頼に心より感謝申し上げます。
当社は、「we create music」「we believe music」「we love music」を理念として音楽を通して社会に貢献する企業として今日まで事業を継続してきました。昭和初期に当時の流行歌を演奏するためのピアノ・ピースを出版するところから事業が始まりました。
1960年(昭和35年)には外国曲の著作権事業を開始し、それからは海外の音楽文化を輸入し、カバー録音や「ミュージック・ライフ誌」を通して日本へ紹介しました。
そしてフォーク・ブーム、バンド・ブームなどを通じて原盤事業から配信事業へと事業内容を広げて成長してきました。
あらためて90年という年月を振り返ってみますと、そこには沢山のお客様とお取引様に支えられて歩んできた道のりを強く感じる次第です。

これからも更なる飛躍を果たすために、以下のような未来像を描いています;
シンコーミュージックは、エンタテイメントで人々を楽しませる会社です。
中でも、音楽で人々を楽しませる商品やサービス、体験を提供する会社でありたい。
その為に、お客様1人ひとりに寄り添える商品を開発し、環境やコストにも配慮しながら変革を生み出す人材を多く育てたいと考えています。

昨今のICTやテクノロジーの急激な発達による私達のビジネス環境の変化には厳しいものがあります。この目の前にある課題にどう対処していくか。
今日を百周年に向けて新な出発点と位置付け、社員一同決意を新たに取り組んでいく所存でございます。
今後とも末永くご支援ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

シンコーミュージック・エンタテイメント
代表取締役社長 草野夏矢