fabulous stage vol.06:山崎育三郎 インタビュー
fabulous act vol.06:山崎育三郎 インタビュー
若き才能と日本ミュージカル界屈指の実力者たちが作り上げる至高のエンターテイメント、ミュージカル『モーツァルト!』。5月26日~6月28日帝国劇場、7月5日~7月18日梅田芸術劇場メインホール、8月1日~8月19日御園座にて、約4年ぶりに上演される今作で、3度目のヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトを演じる山崎育三郎に、初演での想い出から今だからこそ思うこと、そして、自らが作り上げていくカンパニーの理想の姿までをじっくりと聞いた。
── 現在は稽古の真っ最中ですが、どんな手ごたえを感じていますか?
「ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトを演じるのは3回目なので、どういう気持ちが生まれるんだろう?と自分でもすごく楽しみにしていたんです。でも、実際に稽古に入ってみると、セットがガラリと変わり、セリフの変更もあり、楽曲もカットされていたり、さらには新曲が入っていたりとまったく新しいものになっていたんですよね。衣裳も手直しがあったりしているので、再再演ということよりも、すごく新鮮な気持ちで臨めています」
── やはり、内容や舞台ビジュアルが変わると心境もガラッと変わるものですか?
「違いますね。景色が変わると、身体の使い方がまったくと言っていいほど変わるんです。さらに、今回は相手役も変わりますし、(古川)雄大も入ってきたので、まったく違う舞台になると思います」
── そういった変化がありながらも、お稽古中に、23歳で初演した時の気持ちを思い出すこともあると思うのですが、いかがでしょうか?
「思い出しますね。20代の頃の1年1年はめまぐるしくて、自分が想像していることをはるかに超えるような出来事がたくさん起きていたんです。今、30代になり、20代と同じ役を演じていても、まったく違うところで泣けたり、心が動くようなことが多々あるんですよ」
── 確かに、20代と30代では、経験値はもちろん、感受性の強さも変わりますし。周りの環境も変わるからこそ、受け止め方も変わってきますよね。
「そうですね。30代に入ったから、自分の中で〝何かを変えよう〟〝今回はこうしよう〟とは意識的に思ってはいないんですが、いい意味で〝変わった〟〝深みが出た〟と小池先生が褒めてくださることが多いんです。きっとこれは、年齢とともに変化していく必然的なことで、大人になったからこそ、そう思ってもらえるんじゃないかと感じます。特にこのヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトは、演じる人間の状況や気持ちが鏡のように反映される役だと思うので、自分自身、楽しんで演じていきたいですね」
・・・続きは、発売中のfabulous stage Vol.06をご覧ください!
fabulous stage Vol.06(5月23日発売)
B5変型/¥1620(税込)/208ページ
表紙:山崎育三郎×古川雄大
5月26日より上演中のミュージカル『モーツァルト!』でヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト役を務める山崎育三郎さん×古川雄大さんが表紙に登場! 2SHOT&各ソロSHOTでの美麗撮り下ろしグラビア&ソロロングインタビューによる巻頭30ページ特集をお届け致します!
fabulous stage vol.06 のご案内
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fabulous stage Vol.06〈シンコー・ミュージック・ムック〉
B5変型判 / 208ページ / ¥ 1,650
5月26日より上演のミュージカル『モーツァルト!』でヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト役を務める山崎育三郎さん×古川雄大さんが表紙に登場!
2SHOT&各ソロSHOTでの美麗撮り下ろしグラビア&ソロロングインタビューによる巻頭30ページ特集をお届け致します!【CONTENTS】
山崎育三郎×古川雄大
小関裕太×金子大地
松岡広大×甲斐翔真
染谷俊之
安西慎太郎
相葉裕樹
大倉孝二
阿部サダヲ
橋本さとし
松下優也
ケラリーノ・サンドロヴィッチ×三宅弘城
白井 晃連載「浦井健治の劇場」 Vol.02(ゲスト:橋本じゅん)
表紙への道&Making Check!!
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