20170222_日本酒マニアック


「日本酒で遊ぶ! 日本酒を学ぶ! こんな日本酒本、見たことない!」と話題を呼んでいる『日本酒マニアックBOOK』。その刊行を記念したトークイベントが、2月16日(木)新宿紀伊國屋本店にて行われた。当日は本書にインタビューが掲載されているグルメ漫画家のラズウェル細木さんを迎え、監修の葉石かおりさんとの対談で進められた。

「晩酌だけではなく食中酒としても、日本酒にもっとスポットが当たってもらいたいですね」ラズウェル細木

葉石:皆さん、今日は寒い中お集まりいただきありがとうございます。この『日本酒マニアックBOOK』を監修させていただきました葉石かおりです。
ラズウェル:主に酒、肴、食べ物の漫画を描いておりますラズウェル細木です。本人も非常に酒を愛しておりまして、日々酔っぱらっております(笑)。今は酔っぱらってはおりません。
葉石:私は今日ちょっと二日酔いです、大分抜けましたけど(笑)。今池袋PARCOでやっている「日本酒マニアック博」ですが、先月大阪で行われた時、ラズウェルさんとは飲みながらトークイベントをさせていただきました。で、伺いたいのですがラズウェルさんが日本酒に目覚めたのはどういうきっかけでした?
ラズウェル:成人してしばらくはご多分に漏れず、べたべたした翌日に残る美味しくない日本酒を飲んでました。その頃にわかに「吟醸酒ブーム」が巻き起こり、目白のビルの地下に炭火で干物を焼きながら飲めるいいお店があって、そこで始めて吟醸酒なるものにお目にかかりまして、それまでの日本酒とまったく違ったのでびっくりしました。一緒に行ってた友だちと、“香りがまるでバナナだ!”って言ったんです。
IMG_1876a葉石:流行りましたよね、吟醸香。
ラズウェル:最初の頃、あの吟醸香を出すのを皆命がけでやってたんです。最近はそれが邪魔臭くなって控えめにしてますけど。あの頃はとにかくフルーティな吟醸香を出すということで、でも、だからこそ注目を浴びたんだと思います。もちろん日頃はそういうお酒は飲まないで、居酒屋で出てくる酒はアルコールが入っていれば何でも飲んでました。
葉石:その後いいお酒を飲むようになって。
ラズウェル:純米酒をお燗して飲むのにちょっとハマって。
葉石:その頃の純米酒は銘柄でいうとどの辺りを?
ラズウェル:新潟の端麗辛口的な酒が世の中でも飲まれていたので、端麗好みでした。
葉石:すっきり系のすーっと飲める。
ラズウェル:あの当時ウケたというのは普通酒に対して非常にキレが良かったからで。
葉石:そうだと思います。私も記憶にありますけれど、新潟の端麗辛口がブームになった時代で、若い方はご存知ないかもしれないですけど、なかなか買えなかったんですよ。
ラズウェル:幻の名酒って言って。
葉石:手に入らなかった。そういう新潟酒ブームがあって、今はまた純米がすごく注目されてますね。先日大阪のセミナーで本醸造の話をした時も、“本醸造に全然いいイメージがないんです”という方がいらして、“本醸造もいいんですよ、飲み口が軽快で飽きなくて”ってお話をしたんですけど。
ラズウェル:純米が基本だと思うんですけど、ず〜っと飲んでるとちょっと重たくて、幾銘柄か純米を飲んだ後は本醸造を一銘柄で通して飲みます。
葉石:どちらもいい面があると思います。
ラズウェル:西荻窪に行きつけの寿司屋があったんですが、ここの酒が菊正宗の本醸造なんです。
葉石:東京のお蕎麦屋さんは菊正宗の本醸造が多いですね。
ラズウェル:下町の老舗蕎麦屋は菊正宗で、それがまたアテと合うんですね。で、寿司も良くて西荻窪の店へ行くと五合くらいは飲んでしまう。でもこれが翌日に残らない。
葉石:本醸造にもいい所があるわけで。
ラズウェル:で、ことあるごとに菊正宗の本醸造を買って褒めてると、たまに菊正宗から送ってきたりして(場内爆笑)。
葉石:最近、しぼりたてギンパックってフルーティなものも出されていて。菊正宗さんもさらに技術を高めてらっしゃるのが分かります。
ラズウェル:日本酒マニアになると、小さな蔵のマニアックなものと比べて大手のものを避ける傾向があるんですけど、いいもんですよ。
葉石:そうですよね。今回『マニアックBOOK』ということで、何か最近のお気に入りの飲み方とか銘柄とかありますか?
ラズウェル:最近年を経る毎にクセの強いものが好きになりまして、ちょっと飲むとウッって言ってしまうような酒、例えば玉川Ice Breakerとか。
葉石:あ〜、皆さんも“あ〜〜”って言ってらっしゃいますけど凄いですよね。
ラズウェル:ハーパーさんっていうイギリス人杜氏が型破りな酒をバンバン作っていて。
葉石:しかも京都で。京都は今までフラットな感じのお酒が多かったんですけどそれが少しずつ変わってきて。
ラズウェル:あとは、新政!
葉石:新政、クセがありますよね。
ラズウェル:どれを飲んでも酸っぱいんです(笑)。飲むとウッってなる。でもまたちょっと飲みたいなぁ〜ってなって。
葉石:あと仙禽、あれも酸っぱいですよね。
ラズウェル:最近そういう個性的なものが増えてますよね。
葉石:ラズウェルさんは知らない町で知らない店に入って飲むのが楽しみの一つということですけど、逆に二度と行かないぞっていうお店のエピソードがあったら伺いたいんですが
ラズウェル:めったになくて、入った時に失敗したかなぁって思っても、腰を落ち着けて飲んでるとまぁいいんじゃないここでってなって、入ったらしょうがない。二度と行かないということに関して言いますと、不便で二度と行けない店ですね。それとどうやって行ったのか覚えてない店、どこなのかもわからない(笑)。
葉石:私、昨日の二軒目を覚えてないですね(笑)。
ラズウェル:写真で何を飲んだか食べたかを知るんですけど。

京都に月一回は必ず行くラズウェルさんが、今ハマっているのが大阪の居酒屋ということで、法善寺横丁の正宗屋の名物であるカステラという名前(外見も酷似)の魚卵とカニ味噌で固めたアテや、店の焼き台でウインナーをエビの隣で焼いてくれと注文する人等のエピソードが紹介され、さらにビールの価格の違い(大阪では大瓶300円台後半の攻防戦、東京は500円前後)にも話が及んだ。

IMG_1873aラズウェル:京都では料理屋と居酒屋はまったく違うんです。どうしても一見さんお断りという入り辛い印象が京都にはあるんですけど、こと居酒屋に関しては大阪に似てるんです。気さくで誰が来てもOKみたいな感じ。
葉石:そうなんですよね。ラズウェルさんはに行かれたことはあります?
ラズウェル:まだ行ったことないんですよ。
葉石:西陣の呉服が全盛の頃に若旦那連が通った店なんですよ。そこの日本酒って女将が4種類くらいをブレンドするんです。お店に大きな瓶があってそこに日本酒を入れて。だから日によって違う酒が出てくるんですけど、これが悪くないんですよ。
ラズウェル:考えてみるとワインでもそういうものがあるし、ウィスキーなんてブレンドが基本ですからね。
葉石:日本酒を自己ブレンドするということにもの凄い衝撃を受けました。飲むのは正直怖かったんですけど、美味しいんですよ。味の層が緻密になって、この味は絶対二度と出せないという味、色んな味がするんです。
ラズウェル:これは行かなくちゃ。
葉石:是非今度ご一緒していただきたいです。すごくマニアックなので皆さんも京都に行かれることがありましたら神馬に是非。今、祇園の料亭で修行された息子さんが帰ってらしたので、居酒屋というより料理屋さんみたいなってるということです。

ここで、「晩酌のつまみは自分で作ります」というラズウェルさんのアテの話になり、オススメのペアリングが紹介された。

IMG_1837aラズウェル:だいたいこの季節のオススメは青柳とネギのぬた。僕は酢味噌はあんまり好きじゃなくてホタルイカも酢味噌では食べないんですけど、ぬただけは酢味噌をいただきます。
葉石:美味しいですよね……お腹が空いてきました(笑)。
ラズウェル:俗に「舌きり」って言われるんですけど、オレンジ色した青柳がカットされて売ってるのを軽くサッと湯がくんです。貝類はみんなそうですけど、完全なナマよりもちょっと火が通ると歯ごたえが出てきて香りも甘みも増してきて、他のものと合わせる時はいいんですよ。
葉石:そのアテに合わせる日本酒はどんなものが?
ラズウェル:その昔純米酒のお燗を頼むと、“そんなことできるわけないだろ!”って店がほとんどで、かってはそういう店主と闘ってたんです。でも最近ようやく燗を付けてくれる店が増えてきて、にごり酒だの生酒だのなんでも付けてくれるようになってきて。で、春先のぬたなんかはにごり酒のぬる燗なんかがイケるんですよ。
葉石:いいですね〜。竹鶴のにごりとか、秋鹿の霙もようとか。
ラズウェル:以前、葉石さんに愛宕の松のにごりを薦められて、まず上澄みから飲んで。
葉石:だんだん混ぜていって。
ラズウェル:にごりはまず上澄みから飲む楽しみがあって。
葉石:いきなり混ぜる方もいらっしゃいますけど、あれは勿体ないですよね。
ラズウェル:そういえば最近一つの蔵で色々なお酒を出しますよね。
葉石:覚えきれないくらい。甘い、辛い、季節によって……とか。飲んでも飲んでも追いつかない。
ラズウェル:僕なんか飲んでるだけでいいんだけど、日本酒ソムリエとか利き酒師の方はそういうのを覚えなくちゃいけないから大変だと思いますよ。ま、それだけ日本酒がブームというか。
葉石:数値だけで見るとアルコール全般は右肩下がりなんですけど、日本酒に関していえば、特定名称酒の中で10年前は本醸造の生産量が一番多かったのが、今は本醸造は何分の一かになってしまって、純米と純米吟醸の生産量が上がっていて、特定名称酒だけだと前年比120%くらいになってるんです。
ラズウェル:ようやく日本酒の美味しさに多くの人が気がついてきたのかなって思います。添加物に対して世の中がすごく神経質になってたりもするので。
葉石:今、醸造アルコールの多くは中国から輸入をしてるものらしいんですけど。本醸造にもアルコール添加にも拘ってる蔵元は、例えば兵庫県の龍力は米焼酎を自社生産してそれを添加するようにしてるんだそうです。
ラズウェル:日本酒の蔵で焼酎造っている所、最近増えましたよね。

この本の中でラズウェルさんが「普通酒も飲んでみようかな」と書かれたことが印象的だったという葉石さんと普通酒の話になった。未だに普通酒の好きな方、普通酒に慣れ親しんだ年配の方もいて、酒蔵でも需要があれば造るという。
懐かしくもあり、普通酒は飲み口の分厚いカップ酒で列車の窓縁に置いて飲むのや、花見の出店の熱燗もいい、やはり酒は適材適所だという話で盛り上がった。

葉石:ラズウェルさんはこの本をお読みいただいて、どこが気に入っていただけました?
ラズウェル:僕がこの本で好きなのは、若手蔵元さんのグラビアです。今のこの日本酒の隆盛はこの方たちが参入してきてから変わった感じがするんですよ。一人一人見ているとカッコいいし、お酒のことに真剣に取り組んでますし。それがこの若手蔵元さんの姿に現れてるんです。一見軽薄な企画に見えるかもしれませんけど、彼らの活躍を知っていると、こういう顔をしてるのか……って楽しめるんですよ。
葉石:「この人が造るお酒が飲みたい!」って思ってもらいたいなという気持ちはありました。お酒に対する視点もちょっと変えてみたかったんです。ですから、「日本酒マニアック博」にも今までと違う若い人がたくさん来ていただいていて。
ラズウェル:この本はマニアックって言ってますけど、マニアなだけじゃなくてちょっとミーハーな部分もあって。幅広い層の色々な人たちに来てもらって飲んでもらってという部分が現れた本ですよね。
葉石:「日本酒マニアック博」は如何ですか?
ラズウェル:大衆ウケを狙った……あのピンク色が凄いですね。
葉石:今年はテーマカラーがショッキングピンクなんです。
ラズウェル:従来の日本酒のイメージじゃないですから。でもあのPARCOという場所に合ってますよね。
葉石:リピートして来て下さる人も結構いらして。
ラズウェル:珍しいラベルもたくさん見られますね。最近は日本酒らしからぬラベルもあって。ひと頃は白地に銘柄を黒で書いたものばかりで。
葉石:筆文字で。
ラズウェル:昔ながらのクラシカルなレトロなラベルの後、白地に黒い筆文字が来て、それも飽きてきて今はもう何じゃこりゃ?っていうのが。
葉石:びっくりするようなラベルが並んで。アーティスティックですよね。最近デザイナーさんを入れているところも増えてきて、新政さん、浅舞酒造さんとか。そうやってラベルも気を使ってらっしゃるんだなと。
ラズウェル:最近は夏酒のラベルが凝ってますね。
葉石:瓶にシルク印刷がしてあったり。
ラズウェル:一見日本酒とわからないオシャレなものもあって。
葉石:本当にラベルは変わってきてるなぁって思いました。で、そろそろ時間が迫ってきましたので、ラズウェルさんの今夜の気分で飲みたいお酒とアテを伺えますか?
ラズウェル:そろそろ鰻をいきたいなと。で、東京は全くないですけど大阪の寿司屋って普通に鰻が置いてあって、お客さんは〆に鰻を食べて帰る。その中の一軒に鰻バターというのがあって。
葉石:何ですか、それ?
ラズウェル:鰻の蒲焼きの握り寿司の一番上に、切ったバターが置いてあって海苔で止めてある。
葉石:うわ〜〜、もう絶対美味しいに決まってる!
ラズウェル:それをガツンとした純米酒のちょっと熱めの燗酒で。
葉石:とか! もう、お腹が空いてきました! 私一番好きなアテは塩辛なので、それをつまみながら飲みたいなって思います。
ラズウェル:そうだ、思い出した! 自分で作ってるアテでいいなって思ってるのが、ちくわソース炒め。土井善晴先生のレシピで、ちくわを斜めに切って油で炒めて、ウスターソースに味醂をちょっと混ぜたものを掛け回して、絡んだら青のりをパラパラと。これ無茶苦茶美味しいんです。簡単なんで是非やってみてください。日本酒はもちろん何でも合います。
葉石:美味しそ〜〜〜! では、最後にラズウェルさんにとって日本酒とは?を聞かせていただけますか。
ラズウェル:お酒の中でも一番飲むもので、日本の食べ物に一番合わせやすいのが日本酒だろうって思ってます。ワインもだいぶ定着してきましたけど、お寿司屋でワインを飲んでる人を見ると何だかちょっと……。
葉石:そういう男とはつき合えないです! カッコつけんじゃないよって。
ラズウェル:日本酒飲んでれば世話ないのにね(笑)。とにかく日本の食べ物には日本酒って感じです。だから晩酌ってだけではなくて、食中酒としての日本酒にもっとスポットが当たってもらいたいと思ってます、少しずつ日本酒を合わせながら。
葉石:いいですね、ペアリングですね。ラズウェルさんもそうだと思うんですけど、私もお仕事関係でお酒を飲む機会は多いので、仕事の縁も人の縁も紡いでいってくれるのが、私にとっては日本酒だなって思います。ラズウェルさん、今日はどうもありがとうございました。
ラズウェル:ありがとうございました。

翌2月17日(金)には下北沢の本屋B&Bにて、葉石さんと、下北沢の日本酒バーnamida(ナミダ)の店主である田嶋善文さんのトークショーも開催。直前に葉石さんはミラノ、田嶋さんはパリに日本酒関連の仕事で行っていたこともあり、そこで見た現地の日本酒事情について写真を見ながら報告がされた。また、日本酒と料理を合わせるペアリングについての話の中で、お店で実践している田嶋さんから、チョコレートと八丁味噌は同じ豆が原料なので合わせやすく日本酒にも合うなど、興味深い話を聞くことも出来た。ビールを出す「飲食店」でもあるB&Bでは貴重な日本酒の試飲も行なわれ、大いに盛り上がった。

 

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    CASE 04 作るのは酒、そして輝かしい未来 三戸部酒造『山形正宗』
    CASE 05 日本古来の技法で本質的な酒造り せんきん『仙禽』
    CASE 06 自然をリスペクトした酒造り 寺田本家『五人娘』

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