発売日 | 2016/11/07 |
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サイズ | B5判 |
ページ数 | 128ページ |
ISBN | 978-4-401-64379-0 |
『アコースティック・ギター・ブック』のスピンアウト・ムックにして、国内外の著名クラフトマン&ルシアーの哲学を掘り下げた『アコースティック・ギター作りの匠たち』の第2弾。
今号では「いい音には必ず理由がある」──をテーマに、前号よりも更に深くギター作りの秘訣に踏み込んだ内容で構成。中心に据えた記事は、誰もが気になる木材のお話。ギターの音質を決定づける“トーンウッド”の研究です。様々な銘木を写真&専門家による解説で紹介するほか、名ルシアー&クラフトマンたちに木材に対するこだわりを明かしてもらいました。もちろん、各木材が持つキャラクターを活かすための構造的な工夫に関してもたっぷり語ってもらっています。
アコースティック・ギターの“鳴り”、その謎を解明すべく前号以上にディープかつマニアックな記事を満載してのお届けデス。
【CONTENTS】
巻頭特集
ギター作りの匠たちが厳選した木材を使って作る極上のモデルたち
Craftsman’s Guitar Collection
TONE WOOD COLLECTION 1
~世界のトーンウッドを知る~ サイド/バック編
Guitar Luthier’s Cross Talk in Santa Barbara
国内外9人のルシアーが語り尽くす必読のクロストーク
Luthier’s Interview
ルシアーの横顔
~ギター製作におけるこだわりと哲学~
Interview
Sergei de Jonge(Sergei de Jonge)
鷲見英一(SUMI)
杉田健司(SUGITA KENJI Acoustic Guitars)
坂田ひさし(Sakata Guitars)
Jack Spira(Jack Spira Guitars)
政田一光(Ikko Masada Guitars)
西原悠紀(Nishihara Guitars)
向江良太(Ryota Mukae Guitars)
トップ材が音に与える影響を知る
Study Of Top Material
Special Interview
Ervin Somogyi
トップ材のみを変えた3つのギターの物語
Interview
Michael Chapdelaine
3本のソモギで録音したアルバムについて語る
塩﨑雅亮(Seagull/M.Shinozaki)
エイジング材の魅力と可能性
小林良輔(Ryosuke Kobayashi Guitars)
トップ材の重要性を改めて考察する
木材選びのこだわり
世界のトップ・ルシアーが語る木材選びの秘訣
Craftsman’s Interview
森中 巧(Morris)
Andy Powers(Taylor)
アコースティック・ギターの構造学
Interview
設計の美学
沖野一義(K.Archery)氏が語るギター設計の重要性
Santa Barbara Acoustic Instruments Celebration Report
サンタバーバラで行われたルシアーの祭典をレポート
魅惑のオーストラリアン・ウッド・コレクション
Andy Allen(Maton)が語るオーストラリアン・ウッドの魅力
¥ 2,200 (本体 2,000+税)