発売日 | 2019/11/22 |
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著者 | 小川隆夫 |
サイズ | A5判 |
ページ数 | 544ページ |
ISBN | 978-4-401-64779-8 |
日本のジャズ史に残る伝説の来日公演と、国内ライヴ関する多様な証言=記憶とメディアの記録から、その真実に迫る一冊
1952年のジーン・クルーパ・トリオに始まるジャズ・アーティストたちの来日公演と、日本のミュージシャンによる伝説的なセッションは、ジャズの最先端を日本に知らせるとともに、日本のジャズ界を刺激し、前進させる力を与えていた。
ジャズ・ジャーナリスト小川隆夫が、自らが行なったインタビューや、「スイングジャーナル」「ミュージック・ライフ」といった音楽専門誌、新聞や週刊誌など当時のメディアの記事を踏まえつつ、抜群の咀嚼力と構成力でまとめた迫真のドキュメンタリー。
来日公演と国内ライヴの歴史は、日本のジャズの歴史の一面でもあることが、ここから浮き彫りにされる。
【CONTENTS】
01 ジーン・クルーパ・ジャズ・トリオ
02 ジャズ・アット・ザ・フィルハーモニック(J.A.T.P.)
03 ルイ・アームストロング・オールスターズ
04 「モカンボ」セッション
05 ベニー・グッドマン・オーケストラ
06 アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ
07 モダン・ジャズ・カルテット
08 ホレス・シルヴァー・クインテット
09 セロニアス・モンク・カルテット
10 「銀巴里」セッション
11 キャノンボール・アダレイ・セクステット
12 ソニー・ロリンズ・クインテット
13 4大ドラマー世紀の競演
14 デイヴ・ブルーベック・カルテット
15 マイルス・デイヴィス・クインテット
16 渡辺貞夫カルテット
17 ジョン・コルトレーン・クインテット
18 エルヴィン・ジョーンズ「ピットイン」セッション
19 オーネット・コールマン・トリオ
20 チャールス・ロイド・トリオ
21 スタン・ゲッツ・セッション/スタン・ゲッツ・カルテット
22 サド・ジョーンズ=メル・ルイス・ジャズ・オーケストラ
23 ウェザー・リポート
24 菊地雅章+ギル・エヴァンス・オーケストラ
25 チック・コリア&リターン・トゥ・フォーエヴァー
26 ビル・エヴァンス・トリオ
27 セシル・テイラー・ユニット
28 マハヴィシュヌ・オーケストラ
29 マイルス・デイヴィス・セプテット
30 V.S.O.P. クインテット
¥ 3,080 (本体 2,800+税)