エレクトロニック・ミュージシャンが知っておくべき ミックス&サウンドメイクの手法(CD付)

エレクトロニック・ミュージシャンが知っておくべき ミックス&サウンドメイクの手法(CD付)

¥ 2,640 (本体 2,400+税)

発売日 2017/04/28
著者 竹内一弘
サイズ B5変型判
ページ数 160ページ
ISBN 978-4-401-64436-0
オプション CD付

本書はエレクトロニック・ミュージックをターゲットにしたミキシング、サウンド・メイキングの方法を解説するもの。筆者が同じくエレクトロニック・ミュージックをテーマに書き下ろした前刊・前々刊同様に、目指すゴールを高めに設定してあります。
よく言われる「スネアをファットにするコンプの設定」などはある意味、無難なミックスのための方法。それを習得するのも大切ですが、本当の意味でのサウンド・メイキングはその先にあると考えるからです。
このジャンルではドラムマシンなどの電子楽器を用いることが多く、DAWも活用されているので、誰もが簡単に一定レベルへ到達できるという特徴があります。よって表現するための意識としては、無難にまとめるのではなく、音で強く主張することが重要。それを習得してもらうために、本書ではまず基本的な方法を紹介しつつも、更にその先にある「音に強度を持たせる手法」「音で主張する方法」を提示していきます。
つまり本書は単なるミキシング、サウンド・メイキングの解説書ではなく、それらを統合した方法論──電子音楽を志す人が知っておくべき“サウンド・デザインの流儀”を紹介するものと言えます。

【CONTENTS】
[CHAPTER_1]ミキシング前の基礎知識
01 クオリティを左右するミキシングの心構え
02 音楽の聴き方とモニター・スピーカーの設置方法
03 聴覚の特徴を表す“等ラウドネス曲線”
04 音圧を理解し、コントロールする
05 サウンドの印象は周波数バランスで決まる
06 サウンド自体が持つ存在感=強度
07 ヘッドアンプ/アナログ出しの重要性
 
[CHAPTER_2]ミキシング&サウンド・メイキングのベーシック・テクニック
01 EQ操作で周波数をイメージする
02 EQを知ろう
03 周波数ポイントの探し方
04 コンプレッサー
05 ミキシングの最初のステップは各パートの音量バランスから
06 ベーシック・トラックの強度を見極める
07 キックのサウンド・メイキング
08 スネアのサウンド・メイキング
09 ハイハットのサウンド・メイキング
10 パーカッションのサウンド・メイキング
11 Bus コンプレッサー
12 ベースのサウンド・メイキング
13 シンセのサウンド・メイキング
14 ミックスの総仕上げで検討すべきこと
 
[CHAPTER_3]エレクトロニック・ミュージックのための10ミキシング・ティップス
01 曲者、マスキング効果を理解しよう
02 EDMの定番! サイドチェインでクリアなLowを作る
03 マルチバンド・コンプレッサー
04 パラレル・プロセッシングでドラムをよりパワフルに
05 手コンプで自然なダイナミクスを
06 トラック数の多いミックス
07 オーディオ・カットの作法 ゼロクロス・ポイント/クロスフェード
08 マスターEQのススメ
09 サウンドに力強さを与える歪み/倍音マジック
10 波形で見る2 Mix
 
[CHAPTER_4]ミックスにチャレンジ
CHAPTER4の活用方法
01 ローファイ・ビート系
02 Bass & Kickを軸としたポップ・アレンジ
03 ポップEDM
04 Ner R&B

購入はこちら

エレクトロニック・ミュージシャンが知っておくべき ミックス&サウンドメイクの手法(CD付)

¥ 2,640 (本体 2,400+税)

Amazonで購入する

オススメ商品