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発売日 | 2015/2/28 |
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著者 | グレゴリー・バーンズ(著)、浅井みどり(訳) |
サイズ | 四六判 |
ページ数 | 336ページ |
ISBN | 978-4-401-64060-7 |
愛犬家ならずとも、誰もが持つ疑問。人間が犬を愛するように、犬も人間を愛しているのだろうか?
神経科学者である著者は、体内撮影用のMRIを使って彼らの脳の反応を調べようとするが、大きな騒音を伴うMRI装置の中でどうやって犬に動かずにいてもらえるか、実験が動物愛護の精神に反しないよう、彼らに自主的に参加してもらうにするにはどうすればいいか、などの難題をクリアして、遂には犬も人間と同じようなことを感じている証拠をつかみ取る。
科学的な内容ではあるが、著者と幼い娘の関係なども織り込まれており、語り口は軽妙で、普通の読み物として、とても楽しめる一冊。
【CONTENTS】
プロローグ:最後のリハーサル
1 死者の日
2 犬であるのはどんな感じなのか
3 情報の探り出し
4 初めの一歩
5 MRIの難局
6 共鳴する犬
7 弁護士騒動
8 模擬実験装置
9 基本訓練
10 代役
11 飴、それとも鞭?
12 職場の犬たち
13 はめられなくなった結婚指輪
14 大問題
15 当日の午後
16 新しい世界
17 エンドウ豆とソーセージ
18 犬の目を通して
19 発見!
20 私の犬は私を愛しているのか?
21 犬のにおい?
22 一番の友だち
23 ライラ
24 犬が本当に考えていること
エピローグ
¥ 2,530 (本体 2,300+税)