氷室京介、GLAYのサポートを長年続けるドラマーToshiこと永井利光。彼の初の自叙伝「ドラマー永井利光 自叙伝 夢の途中に」の先行発売、トークライブ&サイン会が、3月20日、Toshiの生まれ故郷・都城市で行われた。当日の司会進行は、本書制作プロデューサーが担当。
イベントのオープニングには、GLAYのTAKUROのソロ・ツアー1曲目で演奏され、本書の購入特典CD(※1)となったインストゥルメンタル「夢の途中に」が流された。
「今日もチェック、明日もチェック」ってZEPPのライヴのMCでTAKUROくんに言われました。
Toshi:今年の始め頃すごい風邪にかかって熱で朦朧としている最中、頭の中でドラムはもちろん、ベースやピアノ、サックスまでこの曲のすべての音が鳴り響いたんですよ。で、それをいつか形にしてやろうかなと思ってるうちにTAKUROくんのツアー・リハが始まって。で、今回TAKUROくんはソロなので、最初に彼を迎え入れるような楽曲があればいいな……ということでこの曲を作ってツアー・メンバーで練習をしました。リハーサル最終日に舞台監督から「1曲目の曲はなんていう曲ですか?」って聞かれたんですけど、タイトルとか全然考えていなくて。そうしたらすかさずTAKUROくんが「<夢の途中>でしょう」って言ってくれたんです。ちょうど本のタイトルも考えている時だったので、TAKUROくんが名付け親です。
― 今回、けっこうTAKUROくんの意見が反映しましたよね。
Toshi:2月はずっと一緒にいたんですよ。すごくいい意見をもらって、高橋 優くんのことも。
― 今回の本の帯に高橋 優くんにコメントをもらったんですけど、これもTAKUROくんからの提案で。
Toshi:高橋 優くんはすごくGLAYのファンで、GLAYのライヴに飛び入りして歌ってくれたり……というつながりがあったので、お願いしたらコメントを書いてくれました。
― 実はこの本を作る前に、高橋 優くんの自伝を制作したんですね。そこで中学時代にGLAYのコピーをしていたことを彼が話していた……というのもあります。で、Toshiさんは3月の15日くらいからこちら(都城)に来られたんでしたっけ、今日が20日ですけど、その間は何をされてたんですか。
Toshi:4日間はこの本の宣伝ですよ(笑)。チラシをいろんな知り合いのお店に持って行くという口実でずっと飲んでました(笑)。
― 先ほど3時間半という長丁場のドラム・クリニックがありましたけど、Toshiさんは始まる前に「さっきまで寝てた」っておっしゃっていて。それは朝まで飲んでいたからということですか?
Toshi:そうですね今朝まで。昨日も一昨日もその前も。
― そんなに飲んでらっしゃるんですか?
Toshi:でも仮眠とりますから大丈夫です。
― いやいやいや。毎日楽器店とかライヴハウスとか行かれて。
Toshi:昨日はジャズのライヴハウスへ行ってセッションしました。
― (笑)、ドラム・クリニックの話もこの自叙伝にはたっぷり出てきます。さっきのクリニックには4才から50代まで参加されて。
Toshi:もうこの都城で10年やっています。今日は82回目。この都城市ウエルネス交流プラザに協力してもらって。
― それで、この都城でGLAYのライヴをやると打ち上げはToshiさんの家になると、自叙伝に書いてあります。
Toshi:そうですね、もう2回になるかな。打ち上げは僕の実家で、GLAY全員が来ます。広くないですよ、昔ながらの一軒家にスタッフも含めぎゅうぎゅうで。1回目のライヴの時は、会場には2時に入る予定だったので、僕が家で寝てたら11時くらいにマネージャから電話が入って、「今、迎えに来ましたから、外に出て来てください!」って言うんですよ。出てみるとGLAYの巨大なツアー・トラックが来ていて。何事かと出て来た近所のおじいちゃんやおばあちゃんとかみんなでそのトラックの前で記念撮影しました。
― 最高ですね!
Toshi:スタッフも愛情深い。で、そのツアー・トラックに乗って会場まで行って。だからGLAYのメンバーにしてみれば、もう“都城は知ってる町”って感じです。
TAKUROソロ・ツアー中の自叙伝原稿チェック
― この本はちょうど去年の12月くらいからインタビューを始めて、1月中旬過ぎにだいたいの取材が終わり、2月の頭くらいからだんだん原稿が上がってくる流れでした。自叙伝ですからToshiさんには念には念を入れた原稿確認をしていただいて、間違いがあるといけないのでGLAYのチームにも読んでもらうし、氷室さんのチームにも読んでもらうということをやっていったんですけど、スケジュール的には最初のTAKUROくんのツアーと丸カブりだったんです。
Toshi:函館でライヴがあって、普通なら東京から飛行機で行くじゃないですか。そうしたらその3〜4日前にTAKUROくんから「永井さん、どうせならSupernovaで行きませんか?」って連絡が入って。GLAYは函館出身なので「Supernova Express 2016」っていう北海道新幹線のテーマソングを書いているんですね。それで「どこから?」って聞いたら、「もちろん東京駅から函館までです。永井さんも叩いてるんだから乗らなきゃいけないですよ」って(笑)。4時間半くらいであっという間なんで、グランクラスをとってもらって。で、ちょうど僕の自叙伝の1章が上がってきたので、自分の小さい頃からの事を読むのを楽しみにパソコンを開いたら3行目くらいで間違いに気付いて、結局4時間半ずっと原稿チェック(笑)。グランクラスなのにずっと画面とにらめっこで、景色も全然見られなかったんです。まぁそのくらい念入りにチェックはしてます。
― Toshiさんのチェックはざっくりしたものかと思っていたら、とんでもなかったですね。非常に細やかな確認をしていただいて。
Toshi:でも難しいんですよ、「小さい頃は〜」って話すのを3時間ずつくらい録音するのを何度かね。
― 合計20時間くらいやりました。
Toshi:それを文章に起こすのって相当凄いじゃないですか、だからでき上がったもので食い違ったり流れが違ったりしたのをチェックしました。それで、TKUROくんの初ツアーのメンバーは、僕がジャズ系のミュージシャンを紹介して集まったので、楽屋の雰囲気は僕が作らなくちゃいけないんですね。でもこの原稿が上がって来てから、僕はずっとパソコンとにらめっこだったので、TAKUROくんが「永井さん、ちょっと俺としゃべろうよ」って(笑)。で僕が「ちょっと待って」ってチェックを続けたら、「今日もチェック、明日もチェック」ってZEPPのライヴのMCでTAKUROくんに言われました。
― でも、MCでこの自叙伝の話を5分くらいしてくれて。「これからやるドラムソロにTOSHIの生まれてからのすべての姿が反映されていると思う、自叙伝よりも凄いドラムソロだ!」って。
Toshi:GLAYは全面協力してくれました。最初は対談の話もあったんですが、それは色々と気を遣うし、4人で一緒に話すとまたお互い気を遣ってしまうので、一人ずつ個別で<TOSHIを語ってもらう>形をとったんですよ。彼らとは22年くらいの付き合いで、メンバーの本心とかが聞けるんじゃないかなって、僕のお楽しみでお願いしました。読んだら、これが凄く感動する内容で、メンバーが思ってくれているのと、僕が思っているのは全然すれ違いがなかったですね。
― 「TOSHIさんのために養護施設を作って死ぬまで面倒を見る」とか(笑)。
Toshi:それはTAKUROくんですね。「俺は4人の男の面倒を見なければいけないんだ、扶養家族が4人いる」って、僕もGLAYのメンバーの中に入れられたんですけど(笑)。
― そのパーソナル・インタビューの中でJIROくんが話してくれたんですけど、夜の10時くらいに車で送ってもらっている最中に歩いているTOSHIさんを見かけて声をかけたら、「これから練習に行く」って言われたって。「ともかくTOSHIさんは本当に練習するんです」と。
Toshi:ちょうどGLAYの東京ドーム・ライヴの前で、リハーサルは終わってたんですけど、自分のテンションをもっと上げるために、仕事が終わってからスタジオを押さえて個人練習をしたんです。
― この本ができ上がった時にも、最初にTOSHIさんに届けようとスケジュールの合間を狙ってスタジオに行ったら、そこでも個人練習されてたんですよね。
Toshi:個人練習はよくやりますよ。多分ドラム中毒ですね(笑)。
― そう、この自叙伝を読むとドラムが好きになります。ライヴを見る目が変わりますね。GLAYのライヴや、過去の映像でもいいですが、この本を読んでから見ていただくと、ドラムはこういう所が凄いんだ、ドラムでこういう所が変わるんだということが分かります。
Toshi:この本を読んでドラムをやってみたいなと思った人は、是非クリニックに来てください。今日のクリニックでも初めてドラムの前に座る人もいて、年齢も関係ないですし。楽しいですよ、体を動かすのって。
僕は、人生を振り返って、いいように解釈したい
― なかなか自身のことを20時間も語るということもないと思うんですけど、この自叙伝の作業を終えてみて、いかがでした。
Toshi:おもしろかったです。原稿チェックで3回以上読み直してると、自分の話なんだけど、人の人生を読んでるみたいになって(笑)。今回、TAKUROくんのツアーに参加してくれてる20代の若いミュージシャンたちとTAKUROくんを交えてその体験談を聞く機会があったんですよ。聞けば彼や彼女らはとんでもない経験や体験をしてるんです。TAKUROくんが「永井さん、俺たちの人生って薄っぺらだねぇ〜」って言うんですよ。で、俺も自叙伝を何度も読み直している最中だったんですけど、「ごめん、俺、自叙伝出す資格ないわ」って。それくらい凄い苦労話を聞かされて……でも、この自叙伝には苦労話はないです。楽しい自叙伝です(笑)。TAKUROくんとは「それでいいんじゃないですかね」って落ち着いたんですよ。
― でもTAKUROくんは「TOSHIさんは天才型なのに努力家だからタチが悪い」って言ってましたよ。もの凄い練習してるって。
Toshi:練習は好きですからね。
― でも高校の頃から毎日7時間練習っていうのは。
Toshi:僕は、人生を振り返って、いいように解釈したいんですね。悪いこととか辛いことがあっても、そこは記憶喪失になっていいと思うんですよ。この自叙伝にも書いたんですけど、僕の大家さんが医者で息子さんは精神科医なんですけど、一緒に食事をしたときに「今、自叙伝を書いてるんですけど、僕の人生って奇跡ばかり起きて、楽しいことばかりで苦労がないんですよ」って言ったら、精神科医の息子さんから「永井さんが自分の人生をそういう解釈をして語っているから、楽しい奇跡ばかりが起きているように感じるけど、逆の捉え方をして違う言葉で語り始めたら、同じ人生でも凄い辛い人生として書くこともできるんじゃないですか」って言われた時に、確かにそうだなと思って。
― 受け止め方の違い。
Toshi:姉が9歳上、兄は11歳上で、僕の中では4人の親に育ててもらった感じなんです。で、たくさんの愛情を貰って可愛がられて育ったと思ってるんですけど、もしかしたら歳が離れているので家の中ではのけ者にされていたと捉えることも可能じゃないですか。例えば東京に出てくる時も、実際俺とリンドバーグのベース(先輩の川添さん)は騙されて連れて来られたんですけど、これも辛いように書けば辛く見えるんです。でも僕はそうは思ってなくて、今となっては感謝してるんです。それがあったから武田鉄矢さんと出会って、氷室さん、GLAYに会ってと繋がっていく。自分の中ではいいように解釈してるんです。
― 自叙伝の1頁目は武田鉄矢さんのコメントですよ。
Toshi:これは感動しました。GLAYの福岡のライヴで僕がMCで言ったことにも繋がっていくんですけど。「今をOKだと思えば過去もOKになるし、未来もOKになる」んです。逆に今、すごく苦しく辛いと思って、それを過去のせいにしたりすると、未来も引き続いて辛く苦しいものになる。だからどういう状況でも今をよしとして生きれば、いいんじゃないかなと思います。それはこの本に現れてると思います。
会場からの質問コーナー
― ではここで、皆さんからいただいた質問に、TOSHIさんに答えていただきたいと思います。
質問A:サングラスはどれくらい持っていますか?
Toshi:20本以上あると思います。全部度入りのサングラスなので、一度作ると前のは度が変わってるので使えないんですよ。だからライヴを見れば分かるんですけど、シリーズ毎に変わってます
質問B:一番好きな食べ物は何ですか?
Toshi:う〜〜ん、パスタとカレーさえあれば生きていけます(笑)。パスタだけでも、カレーだけでも嫌だけど、パスタとカレー交互だったらいいかな。
質問C:ドラムのチューニングのコツは?
Toshi:チューニングが難しいっていう人はあまりチューニングをしたことがないと思うんですよ。とにかくスネアだったらスネアを自分で上側をこれくらい張って、下側をこれくらい緩めたらこういう音になるとか、1本だけ緩めたらこういう音になるとか、後は上側を緩めて下側を張ったり色んなことを、時間がある時に自分でとことん試すんです。こうやって締めるとこういう音になる、こういうミュートだとこういう音になるというのを色々自分で記憶していって、ドラムの音を自分で研究するのが一番いいんです。ドラム歴5〜6年経ったら出来ると思います。そうしたらスタジオに入って音を作る時に、そのノウハウが使えますよ。
質問D:これから本気でドラムを始めようと思っています。まずはドラムを買うところから始めればよいでしょうか?
Toshi:いや、買わなくていいです(笑)。クリニックに来てくれれば教えます。
質問E:カッコいい男三か条とは?
Toshi:西郷輝彦さんに教えてもらった言葉で「男は偉業を成す時、大きいことをやる時には、出来るだけさり気なくやりなさい」というのがあります。大変なことを大変って言っちゃあダメですよね。
質問F:演奏中やドラム・ソロの時は何を考えているんですか?
Toshi:出来るだけ何も考えない無の状態に自分を持って行き、自分の思考を止めて今日のドラム・ソロのイメージに集中するんです。例えば今日は太陽を伝えたいとか、月を伝えたいとか。それを表現することに集中していくと勝手に体が動く。最後のフレーズは決めておくんですけど、そこに至るまでは何も考えてません、流れのように叩きます。これは毎回そうです。イメージに関しては以前GLAYでドラム・ソロをやった時は、TERUくんがお題を出したんですよ。沖縄に行った時はシーサーだったり、ご当地のネタをドラム・ソロで表現しろって。だから難しいですけど、演奏中は無になるのが一番いいかな。で、イメージしたものを演奏する。こうして喋ってるようにドラムが叩けるようになったら、手足は勝手に動き出すので、そこまで自由に叩けるようになれば凄く楽しいし。ドラム・ソロも自然に出来るようになります。
質問F:好きなお酒は?
Toshi:そりゃあ霧島でしょ(笑)。
― では、この後はサイン会に移りたいと思います、今日はありがとうございました。
Toshi:ありがとうございました。
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※オリジナルCD「夢の途中に」とは?
「GLAY TAKURO Solo Project 1st Tour “Journey without a map 2017”」の全会場で1曲目に演奏された「夢の途中」(Music by 永井利光)の、2月28日@Zepp東京でのライブ音源をCD化した特典となります。
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ドラマー永井利光 自叙伝 夢の途中に
四六判 / 320ページ / ¥ 2,037
氷室京介、GLAYのサポートを長年続け、自身のソロ・アルバム制作やチャリティ・イベント、そしてドラム・クリニックも精力的に続けるドラマーToshiこと永井利光。
そのプロフェッショナルな歩みを、彼の周りで起きた数々の奇跡的な出逢いや経験、セッション、ツアーなどを回想しつつ語りおろした初の自叙伝。19歳で上京した時からの師匠・原田末秋氏によるまえがき、巻頭カラー16ページで綴る思い出の写真集、GLAYメンバー全員がそれぞれにToshiを語り尽くす濃厚なパーソナルインタビューも掲載。
「ヨロイを脱いで、川の流れに浮かぶ葉のように、自然に漂う」……夢に向け一直線に生きてきたToshiの極意が、ここにある。
【CONTENTS】
第1章 都城、宮崎、東京
・
誰に対しても裏を見ることなく接する
そうしたらみんなも同じように接してくれる
・
何かが起きて「この人しかいない」って抜擢される
それがこのあとの人生でずっと続く
・
不良の子たちにも信頼されて好かれていたし
普通のいい子たちも友達だった
・
正月も、元旦に家に行って
先生は呑みながら「ダメ、それダメ!」って
・
岐路に関わるときに、自分でも驚くような我が出る
だけどそれは全部いい方向に影響していく
・
ホロヴィッツの「葬送行進曲」の映像を観て
ドラムやめようって思った。それくらい衝撃的だった
・
当時、生み出したオリジナルのリズム
「CRIME OF LOVE」も高校のときに作った
・
第2章 プロフェッショナル
・
どうやって叩けばいいのかまったくわかんなかった
そのときに初めて、ああ、これがプロなんだと
・
道玄坂ヤマハ代表で東京地区に行ったのが
俺のバンドとX JAPAN
・
小池ヒロミチ、川上シゲ、 奈良敏博、岡野ハジメ
そして吉田 健......日々勉強
・
次の扉が開くだけじゃなくて
開いたときには前の経験値がちゃんと作用していく
・
1ヶ月くらいリハを重ねても、当日リハで曲順を変える
途方もなくジャニーさんの発想はすごかった
・
第3章 氷室京介
・
自分が思い描いていたロックのビートがガツガツくる。
とにかくカッコいい
・
日本にこんなに素晴らしいボーカリストがいるんだ
急激な成長期。最高の経験が、7年続く
・
「俺を裸の王様にしないでくれよ」って頼まれて
氷室さんの音楽に対して、正面から向き合った
・
オープニングのカウントからラストの曲の最後の1音まで
全20数曲で1曲
・
同じ経験を重ねて長く付き合い続けるというのは
こんなにも貴重で大切なものなんだ
・
着いた日に「“VIRGIN BEAT”やろう」って言いだして
やったら「OK!」って言って氷室さん、帰ったんです
・
BOØWYを頭で理解してやろうと思っても真似できない
4人は素直に、思うままに自分のクセを出してるだけだから
・
えっ、なんでわかるんですか?
今、俺が気持ちいいと思ってるのが
・
第4章 GLAY
・
甥っ子たちはみんなGLAYの大ファンで
姉からは「甥っ子のためにやりなさい」と
・
20万人の歌声と俺のドラムだけ
そう思ったら鳥肌が止まらなくて
・
みんなすごく大人で、バンドに私情を持ち込まない
4人全員が、GLAYのことを考える
・
キックを重くできなくても「はい!」って言え
できるってレッテルを貼ってもらったほうが絶対いい
・
佐久間さんはいるわ、広瀬さんはいるわ
井ノ口さんはいるわ、まさに最強布陣
・
筋力を使わずにドラムを叩く方法を見つけ出せたから
ドラム寿命80歳、まだまだイケるぞ
・
GLAYと氷室さんを同時にできて、しかもジョイントも
......こんな 至高の時間はない
・
第5章 幸せな奇跡
・
わあ、日本人に会えた!って
まるでロールプレイングゲーム
・
ファンクを、宮崎で育った俺のルーツで叩くから
誰もが初めて聴くファンクなわけ
・
技術的、精神的、そして身体的にも
気功というのは多大な影響がある
・
俺は本当にロックしてんのかな?
やっぱりジャズがやりたい
・
200曲近いスタンダードをまず覚える
それを、俺は小学生のときにやっていたから
・
GLAYは20年以上変わらず居心地のいい
そしてとっても刺激的な場所
・
第6章 ドラマーとして生きるということ
・
西郷輝彦さんに教えてもらった
「絶対に、何事も続けることが大切」
・
「プロが教える高尚なドラムのクリニック」というよりは
ドラムを通して豊かな人生にしていきましょう!という集まり
・
夢を見ながら1個1個を積み上げていくと
基礎練習も楽しんでできる
・
今の俺はもう、スティック1本あれば
生きていけるよって思ってる
・
このスピーカーで、母親の知りたい気持ちと
息子の安心させたい想いが繋がる
・
音量ではなくて、音質で
ちゃんと聴かせるイヤモニを作りたい
・
奥さんには、自由に自分のやりたいことをして
生きていくために楽しいことをしていてほしい
・
これからもずっと叩いていかなきゃいけないのは
聴き手を本当に感動させることのできる、唄うドラム
・
第7章 GLAYが語る永井利光
[パーソナル・インタビュー]
#1 JIRO
#2 TAKURO
#3 HISASHI
#4 TERU
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年表
相関図