fabulous stage vol.05：浦井健治 インタビュー

fabulous act vol.05：浦井健治 インタビュー

　　１９９４年公開の映画『ブロードウェイと銃弾』は、ウディ・アレンが脚本＆監督を務めたクライム・コメディ。２０１４年にはアレン自身によりミュージカル化し、ブロードウェイで上演され大成功を収めた本作が今回、日本のコメディ界の奇才・福田雄一の演出と浦井健治＆城田 優のダブル主演で日本初上演する。浦井が演じるのは、ブロードウェイの舞台で自分の作品が上演されることを夢見る劇作家・デビッド。しかし、ギャングや出演俳優らが次々と彼の脚本に口を出し、無理な注文を突きつけられ、どんどん振り回されていくキャラクターだ。そんなデビッドと浦井の意外な共通点が発覚。また、城田 優や、演出家・福田雄一とのエピソードもたっぷりと話してくれた。

── 新年明けて、いよいよお稽古が始まりましたね。

「まだ始まったばかりなんですよ。今、福田さんの演出の前段階で、ブロードウェイから振付師のスーザン・ストローマンさんの助手、ジェームスさんが来ていて、その方がステージングをしているんですね。その様子を昨日、初めて見ました。ブロードウェイはこんな感じだったよっていうのを福田さんに見せている段階なんです。でも、振り付け（の稽古）自体は12月から始まっているので、みんなビックリするくらいに振り付けが完成しているから、稽古に入ったばかりの僕自身は今、ヤバい！という感じになっています（笑）」

── 今作では、ブロードウェイミュージカルと演出家・福田雄一さんの融合が観られるということで、とても楽しみです。

「そうなんですよ。ただ、いつもは福田さんの脚本って向こうのモノを日本のお客様が楽しめるようにいろいろ変えるんですよね。でも今回は、ほぼしないそうです」

── それはそれで興味深いですね。

「新しい挑戦だって、福田さんは言ってました」

── じゃあ、どんなところに福田さんテイストが出てくるんでしょうね？　その辺は俳優さんたちもドキドキですね。

「そうですよね。いつもの福田組とはちょっと違うのかな？とは思うんですけど、場の雰囲気は、いつもの福田組の感じがすごくしています。アットホームだし、みんな羽を伸ばしている感じです。福田組常連と言いますか、先輩方で福田さんとよくご一緒されている方も多いので福田さんもリラックスしていて、笑顔の多い現場だと思っています。まだまだこれからですけどね」

・・・続きは、発売中のfabulous stage Vol.05をご覧ください！

fabulous stage Vol.05（2月5日発売）
B5変型／¥1620（税込）／208ページ

表紙：浦井健治

2月7日～28日 日生劇場 ほかにて上演のミュージカル『ブロードウェイと銃弾』に出演の浦井健治さんが表紙に登場！
最新撮り下ろしの美麗グラビアと、作品について語ったロングインタビューを掲載。
演出の福田雄一さんのロングインタビューも含めた、ミュージカル『ブロードウェイと銃弾』巻頭30ページ大特集をお届けします！

さらに、今号より、浦井健治さんの新連載「浦井健治の小福（こふく）劇場」もスタート！
初回ゲストに大泉 洋さんを迎えた、楽しいトークを掲載致します♪

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◆ラインナップ

ムロツヨシ・・・muro式.10「シキ」
岸谷五朗×新田真剣佑・・・地球ゴージャスプロデュース公演Vol.15「ZEROTOPIA」 　
村上虹郎・・・舞台『密やかな結晶』
松島庄汰・・・舞台『99才まで生きたあかんぼう』　
染谷俊之・・・舞台『アンフェアな月』
小柳 友×鈴木勝大・・・舞台『岸 リトラル』
松下優也・・・ミュージカル『Romale ～ロマを生き抜いた女 カルメン～』
柿澤勇人・・・ミュージカル『メリー・ポピンズ』
野村萬斎・・・こまつ座＆世田谷パブリックシアター『シャンハイムーン』　
Mon STARS（橋本さとし＆石井一孝＆岸 祐二）・・・ cube三銃士『Mon STARS Concert ～Again～』
生瀬勝久・・・舞台『火星の二人』
竹中直人・・・舞台『火星の二人』