fabulous act vol.07：水谷豊 x 反町隆史 インタビュー

fabulous act vol.07：水谷豊 x 反町隆史 インタビュー

　『相棒-劇場版Ⅳ-首都クライシス 人質は50万人！特命係 最後の決断』がついに公開される。ドラマシリーズのｓｅａｓｏｎ 14から杉下右京（水谷 豊）の相棒となった冠城 亘（反町隆史）が出演する初の劇場版としても注目が集まる今作は、『相棒』史上最大と言われる大規模なロケを始め、劇場版ならではのスケール感の大きな一作となっている。とはいえ、そのスケール感で押し切るのではなく、ファンを楽しませる小ネタも折り込みつつ、観る者の心に必ず何かを残す展開は、さすが『相棒』といったところ。そんな『相棒』の顔である水谷と反町の２人に、今作への想いから撮影現場での様子、さらには、秘密裏に行なわれたという２人の初対面のエピソードなど、たっぷりと語ってもらった。

ーー今回の劇場版の制作が決まったときは、どんなお気持ちでしたか？

水谷「嬉しさと同時にホッとしたんですね。それは、亀山 薫（寺脇康文）に始まり、神戸 尊（及川光博）、カイトくん（甲斐 享／成宮寛貴）とみんな映画になっていましたから。これがソリ（反町隆史）になってできなかったらどうなっちゃうんだろう？って。そう思っていたんで、すごくホッとしました。できなかったら一生恨まれるかも知れないって（笑）」

ーー水谷さんはそんなふうにおっしゃってますが（笑）。

反町「恨んだりはしませんけど（笑）、僕もホッとしました。ドラマシリーズとはスケール感も違いますし、やっぱり劇場版を楽しみにしてくださってる視聴者の方も多いじゃないですか。そういうところでは、やれて良かったなって思いますね」

ーー最初に脚本を読まれたときの印象は？

水谷「『相棒』は“社会派エンターテインメント”というところでやってきていますけど、僕自身、“さあ、次は何が来るんだろう？”と毎回楽しみにしていたところがあったんですね。そしたら今回は、“『相棒』にこんな世界があったのか！”って思うくらい、インパクトがあるものが来まして。“これから２人でこの世界に向かって行くのか、大変だけど楽しみだな”と思いましたね。最後に、右京と亘はある所に辿り着きますが、そこに至るまでに大変な起伏があるんですよね」
反町「すごくバランスのいい脚本になっているな、と思いましたね。テーマも難し過ぎず、簡単過ぎず、ミステリアスでありながら、ひねりもあって。なおかつ、いろんな立場の登場人物がいて、物語が警察寄りでも犯人寄りでもない。そこが素晴らしいな、と。あとは、あまりにスケール感が大きくて、単純にこれをどうやって撮影するんだろう？というのは最初に思いました。エンターテインメント的に撮るのか、感情的に撮るのか、その辺りは監督の範囲でもあるので、どうなるのか気になりましたね」
・・・続きは、発売中のfabulous act Vol.07をご覧ください！
 
　2月11日（土）公開の映画『相棒-劇場版Ⅳ- 首都クライシス 人質は５０万人！特命係 最後の決断』に出演の水谷 豊さん×反町隆史さんが表紙に登場！
映画はもちろん、現在放送中のドラマseason15も含めて相棒シリーズを語ったロングインタビュー、お２人の素敵な空気感が伝わるスペシャルグラビア満載で掲載！
さらに、映画オリジナルキャストの鹿賀丈史さんや北村一輝さん、シリーズレギュラーの山西 惇さんの最新グラビア＆ロングインタビュー、映画『相棒-劇場版Ⅳ- 首都クライシス 人質は５０万人！特命係 最後の決断』紹介も含めた、巻頭70ページ超えの“相棒”総力特集をお届け致します！