fabulous stage vol.09：古川雄輝インタビュー

fabulous stage Vol.09：古川雄輝 インタビュー

　

　古川雄輝が約３年ぶりとなる主演舞台『神の子どもたちはみな踊る ａｆｔｅｒ ｔｈｅ ｑｕａｋｅ』に挑む。原作は村上春樹の、阪神淡路大震災をテーマにした作品を集めた短編小説集であり、本公演は、その短編集の中から『かえるくん、東京を救う』と『蜂蜜パイ』を取り上げて舞台化し、２００５年にアメリカで上演されたフランク・ギャラティ版の脚本を使用している。

　主人公・淳平を演じる古川に、今作の世界観について、また震災への彼なりの想いを語っていただいた。さらに、劇中の男女３人が織りなす恋模様にまで話が及び……。男女の友情は、彼自身の中で成立するのか？　ファン必読のインタビューである。

── 今作へのオファーを受けた時のお気持ちをお聞かせいただけますか？

「舞台は３年ぶりなんです。その時も主演をやらせていただいたんですが、３年ぶりにまた主演舞台ができるという喜びと、村上春樹さん原作の作品に出れるワクワク感と。あと、舞台をやる時はいつもなんですが、ワクワク感の一方で、今は映像の仕事のほうが多いので、挑戦する部分が多くなってくるのかな？という気持ちがあります。また自分が成長できる場になるだろうと。そんな気持ちでした」

── 村上春樹さんの作品はけっこうお読みになるんですか？

「僕は正直、小説はそんなに読まないんですよ。ですが村上春樹さんはもちろん分かります。今回、この作品が決まった後に本を読みました」

── 本作は、村上春樹さんの短編小説集の中から『かえるくん、東京を救う』と『蜂蜜パイ』を舞台化したフランク・ギャラティの脚本ですが、アメリカで上演された２００５年版は観ていらっしゃるんですか？

「それが映像化されてないらしくて。僕も観たかったんですけどね」

── 台本を読ませていただきまして、頭の中に画が浮かぶ作品だなと思いました。怖いところもあるんですけども、幻想的でもあり……。

「まぁ、なんと言っても〝かえるくん〟が出てきますからね」

 

・・・続きは、発売中のfabulous stage Vol.09をご覧ください！

fabulous stage Vol.09

 7月4日発売／B5変型サイズ／192ページ／￥1,620（税込）

 

◆内容

表紙:ムロツヨシ
共演の賀来賢人さん、上演台本・演出を手がける福田雄一さん、作品紹介を含む舞台『恋のヴェネチア狂騒曲』巻頭42ページ大特集になります!

【CONTENTS】


ムロツヨシ

賀来賢人
福田雄一
 

井上芳雄

浦井健治

古川雄輝
猪塚健太
池田純矢
東出昌大×仲野太賀
向井 理

小西遼生
小倉久寛×太田将熙 

連載「浦井健治の小福劇場」(ゲスト 井上芳雄)

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