fabulous act vol.07：大杉漣×遠藤憲一 インタビュー

fabulous act vol.07：大杉漣 x 遠藤憲一 インタビュー

　主役は、遠藤憲一・大杉 漣・田口トモロヲ・寺島 進・松重 豊・光石 研という、日本を背負うベテラン俳優６人！　ひょんなことから某所のシェアハウスで共同生活をすることになった彼らの日常を描く、前代未聞のコメディードラマ『バイプレイヤーズ～もしも６人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら～』が、テレビ東京のドラマ24枠で放送中だ。６人全員が本人役で出演していることはもちろん、毎回登場する豪華なゲスト俳優や、謎の中国美女ジャスミン（北 香那）の存在、シェアハウス生活の裏に潜むある陰謀など、見どころ盛りだくさんの本作。コワモテながらも心配性な面を持つ〝遠藤憲一〟役の遠藤憲一、優しくてどこか頼りない最年長リーダー〝大杉 漣〟役の大杉 漣に、ドラマの魅力から2人の出逢いなどたっぷりと語ってもらった。

ーーまずはお２人の出逢いから教えていただけますか？
遠藤「一番最初の共演って、何になりますかね？」
大杉「『犬、走る ＤＯＧ ＲＡＣＥ』（’98年公開の映画）かな。もしかしたらその前にもＶシネマで一緒になってたかもしれないけど、ちゃんと共演したのはこの作品だと思います。この作品では、僕は〝秀吉〟っていう姑息な情報屋役をやってて」
遠藤「俺は〝権田〟っていうヤクザ役で（笑）」
大杉「そう、組長でね。いやぁ、僕に酷いことをするんですよ、この人（笑）。未だに覚えてますよ。千葉の産廃業者が管理している沼みたいな場所があって、（権田役の）エンちゃんが子分に命令して、僕をそこに１日中、浸けちゃうわけです。冬に薄着のままで、ですよ？　しかも、その状態でエンちゃんに上から罵詈雑言を浴びせられるっていう、大変な現場でした」
遠藤「でもね、僕もその役をやる前に、『剣客商売』（フジテレビ／’98年）の撮影で京都の広沢の池に入ったことがあったんですよ。化け物の役で、ずっと池に浸かってないといけないっていうのを、極寒の２月に経験してて（笑）」
大杉「うわぁ～（笑）」
遠藤「ただ僕の場合、池から飛び出す役だったから、３回くらいやってもうＯＫになって、すぐに戻ってシャワーを浴びて終わったんですけどね」
大杉「それはラクだよ～（笑）」
遠藤「あははは。でも、大杉さんは長時間でしたからね。その寒さを知ってるからこそ、陸地に上がってこようとする（秀吉役の）大杉さんの頭を靴で踏んで沈めたり、上から暴言吐いたりするのが、やってるこっちとしてもキツかったな（苦笑）」

（※大杉漣さん名前の正式表記は、二点しんにょうになります。）

・・・続きは、発売中のfabulous act Vol.07をご覧ください！
 
　毎週金曜夜0時12分より放送中のテレビ東京「【ドラマ24】バイプレイヤーズ～もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら～」出演中の２人による仲良し対談と、最新撮り下ろしのクール＆激萌えカットを20Pで掲載しています。