awesome Vol.25：4月27日公開の映画『となりの怪物くん』で、吉田 春を演じる菅田将暉が表紙に登場！

awesome Vol.25：4月27日公開の映画『となりの怪物くん』で、吉田 春を演じる菅田将暉が表紙に登場！

　コメディやラブストーリーからシリアス、アクションなど、幅広いジャンルの作品で多様な役柄を演じ、先日行なわれた第41回日本アカデミー賞では最優秀主演男優賞を受賞した菅田将暉。そんな彼が今作で演じるのは、意外にも王道と言われる少女漫画の登場人物だ。アニメ化もされた、超人気の少女漫画『となりの怪物くん』で演じた〝吉田 春〟について、土屋太鳳や山田裕貴らの共演者とのエピソードなどを交えロングインタビュー。さらに、菅田家の三兄弟との関係性や爆笑エピソードなども含めて、たっぷりと語ってもらった。

── 今回の映画『となりの怪物くん』では、ヒロイン・水谷 雫のとなりの席に座る超問題児〝吉田 春〟を演じています。これまでクセがある役柄の印象が強い菅田さんが、王道の少女漫画のキャラクターを演じることに驚きました。こういった母性をくすぐるような役は珍しいですよね？

「そうですね。これまでは、いつも必死に何かをしなくちゃいけないような役が多かったので、周りに包んでもらえる側の役を演じていて、居心地の良さを感じていました。現場も常に穏やかで、温かい温泉に入っているような感覚で。また、これまではなぜか夜の撮影が多い作品が多かったので、太陽の下で生きていることを実感できるシーンを撮影している時は、すごく新鮮でした」

── そうなんですね。ちなみに、今作のオファーが来た時の心境を教えてください。

「原作はすごく人気のある作品だったので、タイトルは知っていました。オファーをいただいてから読んだんですが、僕はみなさんが言うほど、〝王道〟の感じがしなかったんですよね」

── 確かに、〝壁ドン〟も〝床ドン〟もないですしね。

「そうなんですよ。カッコいいセリフも言わないですしね。登場人物達が日常生活で悩んだりもがいたりしている出来事を描いているので、遠い存在ではなく身近に実際にいるような感じで、ただキラキラした〝青春もの〟ではないと思ったんです」

── そんな自然体の高校生を演じている菅田さんの姿も、すごく新鮮でした。

「僕自身もそうでしたね。『帝一の國』（２０１７年公開映画）のように、若干色が付いた高校生の役は今後もできると思うんですが、等身大の高校生役は今しかできないと思ったんです。どうしても超えられない年齢の壁がありますからね（笑）」

── （笑）。オレンジ色の制服も、かなり鮮やかで印象的でしたね。

「最初に制服を見た時は、これを着こなすのは大変だと思いました（笑）。それも含めて、〝今しかできない役〟だと思いながら演じていました」

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awesome！ Vol.25（4月25日発売）
B5変型／¥1620（税込）／208ページ

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