『IDOL AND READ 019』の発売を記念したトークショー&サイン会が、苺りなはむさん(CY8ER)をゲストに迎え、2019年7月11日書泉ブックタワーにて開催された。司会進行はIDOL AND READ吉田編集長が担当。

ずっと信じて応援して付いてきてくれる人がいるから、夢のTDCで満員のワンマン・ライヴができました!

── 今日はこんなにお集りいただきありがとうございます、IDOL AND READの編集をやっております吉田と申します。では苺りなはむさんお願いします、拍手でお迎えください。(場内大拍手)

苺りなはむ(以下りなはむ):今晩は、苺りなはむです、よろしくお願いいたします。

── まずは6月23日のTDC(東京ドームシティホール)で行われたCY8ERライヴの話題からいきたいんですけど、振り返って感想はどうですか?

りなはむ:なんか夢みたいだった…まだ一ヶ月経ってなくて今でも景色が思い浮かぶんですけど…ステージに出ていくとき、ハッとしてフリーズしちゃいました。

── huez(演出集団)のレーザーとか照明ももの凄い演出で、制作期間ってけっこうかかったんですか?

りなはむ:あれは一つ前のライヴのときには取りかかってました。

── そこからもう構想は始まっていて。

りなはむ:そうですね。TDCのライヴはダンスとか振り付けとかを審査するコンテストにCY8ERで出たとき負けちゃって。悔しくて、TDCで絶対ワンマン・ライヴをやりたいって思った。だからタイトルも<CY8ER DEATH MATCH>っていう戦いをテーマにして、セットもデスマッチ感を出したくて、真ん中にプロレスのリングを置いたりしたんです。でもCY8ERっぽいデスマッチがいいなって思って、リングのロープの代わりにCY8ER専用のレーザーが出る物を組み立ててもらった。

── 最初にリングアナみたいに出てきた人はhuezをやっている渋都市(シブシティ)の一番エラい人で。

りなはむ:としくにおじさん。いつもやりたいことをとしくにおじさんに言って形にしてもらってます。

── 無理を言ってもやってくれる(笑)。

りなはむ:CY8ERがやりたいことを全部やってもらうと普通のアーティストが武道館で使うよりも多い機材が必要みたいで。毎回、そんな機材を入れる!?ってレベルのことをお願いしてるみたい……??

── オープニング映像も楽しかったんですけど、<バチバチに戦うぜ!>っていうみんなのコメントがあって、あれもずっと考えていたことなんですか?

りなはむ:あの映像はTHINGS.と一緒に考えてできたもので、倉庫に撮影に行きました。

── 演出や構成もよかったし、もう100点満点のコンサートでした。

りなはむ:おお、うれしい。

── これはインタビューでも言ってたんですけど、CY8ERのワンマンには全部ドラマがあって、TDCもそうだしそこに立たなければならない理由があるから今迄のワンマンがあると。で、TDCの最後にサイバーフェスの発表はあったんですけど、今までみたいに次のワンマンの発表がなくて。

りなはむ:そうです。

── 横浜アリーナには2020年までに絶対立つ!って言ってるじゃないですか。TDCは約3500人くらい、横アリは1万7000人くらい。その間にもう2ステップくらいワンマンの会場のキャパ上げって必要だと思うんです。次に立ちたいところってあります?

りなはむ:…………。次は横アリで。

── 3500から1万7000人へ一気に!

りなはむ:一気に。

── じゃあ次のワンマンは横アリ…、ってことは2019年はワンマンやらない?

りなはむ:2020年までに横アリに立ちたい。

── ステップって概念はないってことで、次のキャパ上げは横浜アリーナということにしましょう。

りなはむ:そうですね。

── ちなみにTDCのときに家族っていらっしゃってました?

りなはむ:今迄一回も見てもらったことがなかったおばあちゃんが初めて来てくれました。80歳くらいだから来るの大変だったんですけどお母さんが連れてきてくれて。お父さん、お母さん、おばあちゃん、妹も全員来てくれた。

── おばあちゃん何か言ってました?

りなはむ:“すごいありがたいことね、こんなにたくさん人が来てくれて、すごいねぇ”っておばあちゃんがずっと言ってたってお母さんが言ってました。

── おばあちゃん孝行もできたって感じですね。じゃ、IDOL AND READの話に入りたいんですけど、CY8ERはどんどん大きくなっていくので、撮影のテーマは<出発・旅立ち>というのをイメージしていて。それで客船ターミナルで撮ったんですけど、衣装は真っ白でしたよね、あれは何か意味があったんですか?

りなはむ:今日も白いんですけど、普段から白が好きなので。なんか素がないものが好きです。

── 撮影した数日後のTwitterで髪の毛を濃くしてる写真を上げてて、本が出る前に髪の色が変わった──と思ったんですけど(笑)。これも何か理由はあったんですか?

りなはむ:理由は…気分。

── この日、天気予報は雨だったけど結局降らずに、あ、でもちょっと降ったか。

りなはむ:雨女なんです。今日も降った。CY8ERのワンマンはだいたい雨。でもTDCは降らなかった、すご〜い。晴れ女と晴れ男がいたのかな。でもCY8ERの主催ライヴとか雨が多い気がする。

── 撮影のときも途中からちょっと雨が降ってきて、その後インタビューをしようと思ったらカフェがみんな閉まってたので、飲み物を買ってコンビニのテラスでインタビューを──ごめんなさいね、あんな場所でインタビューしてしまって。

りなはむ:全然大丈夫です。

── そのときのインタビューでも話したんですけど、今迄色んな企画でバズらせるじゃないですか、中でも<耐久CY8ER>(※くじ引きでやる曲を決めてCY8ERの全曲をやるまで帰れないイベント)は面白い企画だなと。で、取材のときに過去最長はどれくらいですか?って訊いたら、8時間って答えてて。でも、取材直後に圧倒的に更新しましたよね。

りなはむ:10時間20分…。

── 10時間20分って、やってる側はどんな感じなんですか?

りなはむ:6時くらいからずっとやってて。

── 夕方の6時から。

りなはむ:でも、全然「手と手」が出なくって終わらなかった、出ない曲が3〜4曲あって。今迄の<耐久CY8ER>はなんだかんだ最後の方で出てたんだけど出なかった。曲数が増えたんだね。


── それもあるでしょうけど、でも10時間20分って凄くないっすか、疲れますよね当然。

りなはむ:そのときは疲れてたんですけど、楽しかった。ファンの人もみんな含めてCY8ERの部活みたいな…なんて言うんだろうなぁ、野球部でワンマンが甲子園で、みんなで部活を一生懸命やって…みたいな。だから<耐久CY8ER>は達成感があってメッチャ楽しいです。

── 間に休憩は入るんですよね、ぶっ通し?

りなはむ:休憩というか、ライヴ、特典会、ハイタッチが間に挟まってて。

── さすがに10時間の歌いっぱなしはできないですもんね。それでも10時間20分って、終わったのは4時過ぎ?

りなはむ:うん、朝。

── もし、ライヴハウスの時間制限がなければ、まだやってたんですか?

りなはむ:なかったらやりたかった。次の日、お仕事ある人とかは凄い、お疲れさまでした。

── 今後もやるんですか?<耐久CY8ER>。

りなはむ:(場内に)やりたい人?(多数の挙手)凄い!人気じゃん。

── 時間はどんどん更新されてる。それこそ24時間とかなるんじゃないですか。

りなはむ:(笑)

── 10時間超えて体力は持つんですか?

りなはむ:うん、でも時々意識が飛んでるときとか。

── だんだんハイになってきて。

りなはむ:なんかこういう感じ(波線/上がって下がって)。

── 身体は鍛えてます?

りなはむ:腹筋とか、肘を付けてお腹を浮かせて止まってるやつ、家でやってます。

── やみいさん(病夢やみい)とか腹筋凄いですよね?

りなはむ:やみいちゃんはヤバイ人です。ハワイのときマラソン(ホノルルレインボー駅伝)で3位くらいで、マネージャーも並走できずに終わってる。なんか凄すぎた。

── スッゲえ! 鍛えてますもんねあの腹筋は。他のメンバーは?ぽちさん(小犬丸ぽち)なんかもどんどんシャープになってきてる印象なんですけど。

りなはむ:ぽち、細いよね。

── あれは相当鍛えてるんじゃないかなと。でも、りなはむさんって、いつもこんな感じで雰囲気も妖精みたいじゃないですか。プライベートが見えづらいなぁって前から思ってて、普段って何をしてるんですか? CY8ERじゃない日。

りなはむ:CY8ERじゃない日は社長をしてます。(ICIGO STYLE代表)

── あ、そうかそうかそうか。じゃ社長でもない日、ICIGO STYLEでもない日、まったくオフの日。

りなはむ:はぁ〜、まったくオフは基本的にないです。ないんですけど、年に何回かはあるから、そのときは家族と旅行に行ったりしてます。ハワイに行きます。焼かないけど行きます、ハワイは好きです。

── アイドルの友だちは? ようなぴちゃん(ゆるめるモ!)以外で(笑)。

りなはむ:ようなぴちゃん以外……。え、誰だろ、アイドル…。

── 食事に行ったり。

りなはむ:え〜と、誰だろう、分かんない。なぴちゃんは昨日会いました。そう、なぴちゃんと歩いてたら吉田さんが自転車で通りかかって(笑)。

── そうそう、偶然。自転車で走っていて凄い派手な二人がいるなぁと思ったら(笑)。なぴちゃんがりなはむさんのことをとにかく好きなんですよね。

りなはむ:ボクも好きですよ。

── これも訊きたいんですけど、IDOL AND READの中ではCY8ERの今迄のライヴの話をしたんですけど、それより以前で自分の中で印象に残っているライヴは何かなぁ…って。言ってもいいんだったらBiSとかアキシブprojectとかソロとかで、印象に残っているライヴを。

りなはむ:BiSは2011年一番最初大阪に行ったときに、初めてみんながサイリウムを点けてくれて。それまで光らせてもらったことがなかったので、超感動した思い出があります。凄かった。

── アキシブは?

りなはむ:アキシブはこの前CY8ERとツーマンライヴをやったときに、その頃の曲をコラボでできたのと、サプライズでアキシブの卒業公演に出たときに旧メンバーがみんな集まって一緒に歌えたこと。

── ゆえち(宮谷優恵)とひなひ(計良日向子)の卒業のとき。

りなはむ:そう、ゆえちとひなひの卒業ライヴのとき。

── ソロのときは?

りなはむ:ソロのときは、このライヴあのライヴっていうよりも──今日、そのときに来てくれてた人もいるんですけど──。

── 自分でも言ってますけど、地底だった時代に。

りなはむ:自分の中で一番辛かった時代で、一日3本とか毎日毎日ライヴをしなくちゃいけない状況で。ライヴに来てくれるファンの人も三人とか、一人のときもあったって記憶がある。それでもずっと応援して、来てくれる人、今でも来てくれてる人がいるなって……(少し涙目)。

── でもそれから3500人ですよ。

りなはむ:BPM15Q(CY8ERの前身)でやり始めたときも最初はファンの人は10何人しかいなかったし、BPMの後、ぽちと二人でCY8ERを始めたとき、“お前らが「はくちゅーむ」とかBPM15Qの曲、歌うんじゃねぇよ!“とか叩かれたり、“なんで辞めないでCY8ERやるの?”とか色んな声があって………15Qのときはたくさん来てくれてたファンの人も一回すごく減っちゃったり。でも、それでもずっと来てくれてる人がいて、“ずっとはむちゃんについてくよ!”っていうファンの人もいて(少し涙声)……、TDCとかの大きいステージでみんなが見えたからメッチャ……、ライヴしてるときに思い浮かんで──本当にありがたいなって思います。

── いい話……。

りなはむ:今迄アイドルって活動をし始めてから、ファンの人たちを心配させちゃったことがいっぱいあったけど、それでもずっと信じて応援して付いてきてくれてる人がこうやって来てくれて、それでボクたちが夢の東京ドームシティホールで満員のワンマン・ライヴができた。そうやってずっと来てくれた一人ひとりがいるからできてることだと思うから、本当にありがたいです──感動しちゃった、(目の前にずっと来てくれてる人が)見えちゃって。喋るの苦手だからMCとかはあまり言わないんですけど…。今は(この会場は)話しやすい。そう、だから、ありがとうございます。

── なんかいきなりいい話になっちゃいましたけど、本当に初期の時代から、それこそBiSの時代、アキシブの時代、ソロの時代、CY8ERの最初からでもいいんですけど、そこから3500人になるっていうストーリーは本当に素晴らしいですよね。

りなはむ:そもそもぽちちゃんが “一緒にやろう”って言ってくれてなかったら辞めてたし。ましろちゃんが入って、アンナちゃん(藤城アンナ)とやみいちゃんが入ってくれてできた、それにみんなが付いて来てくれたからできた東京ドームシティホールだと思うから。

── そういういい話なんですけど時間がだいぶオーバーしちゃったので、そろそろ締めに行きたいんですけど。

りなはむ:はい。

── そのTDCで発表した「サイバーフェス」。11月23日新木場コーストですけど、どんな感じに?S

りなはむ: BPM15Qは一番最初、新木場コーストでアイドルのイベントがあったとき、外の仮設トラックのステージでお披露目をして始まったんですけど、そのとき“メインの会場でライヴをやりたいな”って言ってて、この前、新木場コーストでワンマン・ライヴができて。それでみんなで、“次は新木場コーストでフェスをやりたいね──”って言ってたから、それが叶います。

── 夢がどんどん叶っていく。

りなはむ:みんなそれぞれメッチャ思い入れのある超好きなハコなんで楽しみ。ヤバいフェスをやりたいです。

── 内容はどれくらい決まってるんですか?

りなはむ:内容──う〜ん、まだ秘密です。でも、DJの人とか来ます。(場内からおおっ!と声が)オールナイトだしCLUB CY8ERの感じ。

── じゃあ、それも楽しみに、今日はありがとうございました。

りなはむ:ありがとうございました!(場内大拍手)

 

この後サイン会、チェキ会が行われた。

『IDOL AND READ 018』のご案内

  • IDOL AND READ 019
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  • IDOL AND READ 019

    A5判 / 208ページ / ¥ 1,296

    「IDOL AND READ 019」の表紙巻頭は、この号の発売日、6月21日に誕生日を迎える、ももいろクローバーZの高城れにが緊急掲載決定!
    巻頭6Pで、生い立ちからももクロへの思いまでをたっぷりと語っています!

    裏表紙と第二巻頭は、先日の日比谷野外大音楽堂ワンマンも超満員でソールドアウトさせ、今勢いに乗っているGANG PARADEの月ノウサギ。
    32Pでその生い立ちに迫ります!

    また、AKB48からチーム8/チームAキャプテンの岡部麟、オリコン1位を獲得したラストアイドルのシングル「大人サバイバー」で総勢52人のセンターを務めたLaLuceの阿部菜々実、話題のZOCの001番、藍染カレン、CY8ERのイチゴりなはむ、BILLIE IDLEのプー・ルイら、今回も本誌ならではの個性派ラインナップで迫ります!

    【CONTENTS】
    高城れに ももいろクローバーZ

    月ノウサギ GANG PARADE

    岡部 麟 AKB48 Team8 / Team A

    阿部菜々実 ラストアイドル / LaLuce

    山本杏奈 =LOVE

    水春 桜エビ〜ず

    苺りなはむ CY8ER

    みおり じゅじゅ

    南一花 ヤなことそっとミュート

    藍染カレン ZOC

    プー・ルイ BILLIE IDLE®

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