IDOL AND READ』第16弾の発売を記念したトークショー&サイン会が、104日HMV & BOOKS SHIBUYAにて、ゲストに村田実果子(BLACKNAZARENE)を迎えて開催された。司会進行はIDOL AND READ吉田編集長が担当。

今回のインタビューを読んだ家族から “育て方は間違ってなかった”ってLINEが来ました

── 僕のイチ推しのアイドルグループBLACKNAZARENE(以下ナザレ)から、村田実果子さんに来ていただきました。

村田実果子(以下実果子):村田実果子です、よろしくお願いします。

── 今出ている『IDOL AND READ 016』に出ていただいたんですけど、ソロ・インタビューは初めてでした?

実果子:こういう人生についてのインタビューは初めてです。メイクとかはあるんですけど。

── 家族の話とかも出てきますが、ご家族の方には読んでいただけましたか?

実果子:家族は読んでくれました。で、LINEをくれて、“嘘偽りのない内容でよかったよ、育て方は間違ってなかった”って。

── 幼卒で、小学校とか半分も行ってないのに?(笑)

実果子:(笑)小学校はもっと行きました、中学は半分くらいかもしれないけど。

── 朝起きられなくて(笑)。それでも育て方は間違ってなかった──と。

実果子:育て方は間違ってなかったと(笑)。

── こういうソロのトークイベントも初めてですか?

実果子:数回あります。『がるびあ〜Girls Gravure〜』のときに軽くですけど。慣れてないです、今日も緊張してます。

── 合う前は陰キャラというか無口な人──とずっと思ってたんですけど、初めて対面したとき、すごく人なつっこい人だなと思ったんですよ。おしゃべりは好き?

実果子:好きです、すごいしゃべります。

── ふだんはどんな話をしてるんですか?

実果子:え〜、何をしゃべるかなぁ〜全然決めてないです、その場に合った話を。テレビとか見てても話せます。例えば、遺産相続のニュースとかやってたらそれについて一時間くらい話せます。“これはこうでこうだから、絶対この人悪くない?”って。だから何でも話せます、自分の中で、いろんな目線から考え出して止まらなくなります。

── 頭がいいんでしょうね。

実果子:いいのかな、いや、よくないです。

── (笑)。で、じゅじゅとの2マンライヴ「布教Vol.2」が一昨日?

実果子:一昨日です、10月2日。

── トークコーナーもあったみたいですけど、そこでは何を話したんですか?

実果子:ナザレからじゅじゅさんに質問をして、じゅじゅに入ったきっかけや、ちゅんちゃんの名前の由来とか。気になりません?

── 気になる(笑)。

実果子:Twitterのプライベート・アカウントって、最初なんかヘンなIDになるじゃないですか、あれを並べ替えたら<ちゅん>になって…それでちゅんにしようと思ったって。それが高校生のときで、ずっとそのまま来てるけど、本当は<すずめ>がよかったって言ってます。でも、エゴサで<すずめ>が出てきちゃうからヤメなってみんなに言われて──でも、<ちゅん>も出るって怒ってました(笑)。

── カッコいいっすね〜。実果子さんはそういう名前は?

実果子:村田実果子さんは村田実果子さんなんです。

── なんか欲しくなかったですか?

実果子:今思うと欲しいですけど、中学二〜三年で雑誌に出始めた頃は、そういうことを考えることがなかったんですよ。だからそのままず〜っと来たって感じです。

── 村田実果子は本名ですか?

実果子:本名です。

── いい名前ですよね、実る果実。PCの漢字変換では出てこないですけど。

実果子:果実って打って、一文字消して(笑)

── そうそう、同じです。

実果子:親に名前の由来を聞いたら、村田だからって言われました。村に田んぼの流れで、実る果実の子って(笑)。

── 村の田んぼに実る果実の子って、なんかファンタジックでいいですよね。

実果子:でも、私フルーツ嫌いなんですよ。だから、名前を間違えたって親によく言われます。

── 稲子とかだったら良かったのにって(笑)?

実果子:米子とか──でもそれだったらミッシェルとかドロシーにしたいです(笑)。

── ちゅんさんとは仲がいいんですか?

実果子:そうですね、アイドルの中ではわりと仲いい方だと思います。

── プライベートで会うときって、ふたりで何をするんですか?

実果子:ちゅんちゃんって意外としゃべりません?会う前は全然しゃべらないと思っていたんですけど、しゃべったらしゃべってくれて。

── でも基本的には…?

実果子:私がずっとしゃべってる(笑)。

── 他にアイドルの仲良しは?

実果子:あんまりいなくて…、ナザレのメンバー以外あまりいないと思います。

── それはナザレのメンバーも?ころね(戸田ころね)さんとかは友達多そうですけど。

実果子:ころねは仲がいい子が多いです、すごく話しかける子だから。他の子はずーっとナザレだけでしゃべってます。

── ナザレって仲良しですよね。

実果子:仲いいと思います。

── 一番仲良しはやっぱり希子(清乃希子)さん?

実果子:そうですね、一番プライベートで遊ぶのは希子かも。

── だって、希子さんをナザレに呼んだのは実果子さんだから。

実果子:そうですそうです、呼びました。

── 希子さんのどんなところが好きですか(笑)?

実果子:ええぇっ!?恥ずかしいなぁ。すごい面白いです、まだステージでは出してないけど、希子は人並みの面白さじゃないんです、プライベートの方が絶対面白い。

── 接触でもその面白さはまだ出てないですか?

実果子:あ、どうなんだろう、でも希子は面白いです。

── じゃあ、他のメンバーのどんな所が好きかを。

実果子:えぇっ…。

── じゃ、いずみ(南向いずみ)さんは?

実果子:いずみは──、あ、いずみだ!(会場後方にいずみところねを発見)。いずみって顔がめちゃくちゃキレイじゃないですか。私、自慢してますよ。あと、歌が上手。

── 目の前に本人が居るとやっぱ恥ずかしいですね。

実果子:恥ずかしい(笑)。あんまりこういうのを言うことはないので。

── 性格的にはどうです?

実果子:これはメンバーみんなそうなんですけど、私サバサバした子が好きなんですよ、自分もサバサバしてるんで。

── ころねさんもサバサバしてません?

実果子:ころねもサバサバしてる。

── あゐく(冬野あゐく)さんは?

実果子:あゐくはすごい優しいんですよ。でも、あゐくはご飯とか残すと怒るんです、“食べられない子もいるから”って。

── すごい、偉いっすね。

実果子:でも、食べられないんです、好き嫌いが多すぎて(笑)。ナザレはみんな残すから──でもあゐくは絶対食べるんです、お腹いっぱいでも。

── 実果子さんは好き嫌いが激しい?

実果子:激しいです──好きなのは、調味料が大好きです。ポン酢とか味噌とか(笑)、主食はご飯と肉と魚です。例えば餃子とか食べるとき、餃子に穴を空けてメッチャ調味料をしみ込ませて食べます。味噌も、コンビニにオデンに付ける味噌とかあるじゃないですか、あれ、10個くらい持って帰って付けて食べます。だから将来ヤバイと思います、糖が。あと、私、酢味噌とかも食べれます。昔実家で、自分で酢味噌を作って部屋で食べてたらすごく怒られて。それからずっと味噌の在り処を隠されて(笑)。

── ヤバイっすね。

実果子:ヤバイですよね。

── 嫌いな食べ物は?

実果子:メチャクチャ多くて、まず基本的に野菜が無理で、一番ダメなのはフルーツです。フルーツってカテゴリーに入ったらもうダメです。だから給食とか本当に大変でした。野菜は、じゃがいもとかは食べれます、カボチャとか。でも子どもが嫌いなのは全部嫌いです。茄子、人参、セロリ……緑のものだいたい嫌いですね。サンドイッチもキュウリとか抜きますね、手術っていって。マックもレタス抜きます。

── じゃ、マックは野菜抜きでオーダーするタイプだ。

実果子:そうですそうです、全面抜きで。

── インタビューでも言ったんですけど、食生活もお嬢様なんですね。

実果子:ちょっと思考が(笑)。

── 子どもの頃からお母さんにそうしてもらってたんですかね。

実果子:そうですね、っていうか出なかったです、野菜。カツ丼とか牛丼とか魚とか出てました。

── 野菜に調味料をかけまくれば食べられるんじゃないですか。

実果子:食べれないです、でも「赤から」の白菜のしなしなの部分とか、キムチのすっごいしなしなの部分とかは食べれるんです。堅い部分は食べれない。

── 生きるのが大変そうですね、将来的に。

実果子:将来的には、結婚して子どもが生まれて、もしケーキを作ることになったらどうしよう!って。ショートケーキとか作るじゃないですか、でも味見できないし、どうしよう…って。

── イチゴとか食べられないし。

実果子:そうですそうです。

── 料理は全般的に無理かもしれないですね。まぁでも、お嬢様、お姫様として生きていけば大丈夫かもしれないですけど。

実果子:そうですね。

── で、僕が初めてナザレを見たのは、藤城アンナ(CY8ER)さんの生誕ライヴで、曲は知っててずっと見たいと思ってて。で、ライヴのパフォーマンス力にスゲぇって最初のライヴから驚いたんです。ライヴで心がけてることってあります?全力ライヴってイメージがありますけど。

実果子:そうですね、みんな全力でやってます。これは途中からなんですけど、リカ(美月リカBABYTRACKSレーベル代表)ちゃんに、“歌詞の意味をちゃんと理解するようにして“って言われて。そこからどんな曲もしっかり歌詞を見るようになりました。

── 歌詞をちゃんと理解したうえで全力でパフォーマンスする。それでだいぶ変わりました?

実果子:変わったと思います。歌詞を意識する前に比べたら。

── 最初のライヴがレーベル主催のお披露目だったわけですけど、そのときの景色は覚えてます?

実果子:覚えてます。最初のライヴはそれまでにみんなが集まれる機会が2回しかなかったんです、で、もうイッパイイッパイで──って感じでした。多分みんなそうだったと思います。

── まだまだ自分で満足のいくパフォーマンスはできてなかった。

実果子:もう振り付けや歌詞の方に必死で。

── そのときは何曲やったんですか?

実果子:「GAME」と「first light」の2曲.

── で、その一ヶ月後くらいにファースト・ワンマンを。

実果子:そうですね。

── いきなりソールドアウトで。そのときのライヴの景色も覚えてます?

実果子:覚えてます。レーベル主催のときもソールドアウトだったんですよ。それで、つぎもソールドで、そのとき「WILL」が英語だったのでそれも必死で。だからライヴの満足度より、お客さんが来てくれたっていう安心度の方が大きかった。

── 自分でも満足できるライヴができたのはいつだったか覚えてます?

実果子:満足はしたことないかも。

── 印象に強く残ってるライヴは?

実果子:沖縄とか。でも沖縄はライヴじゃなくてチェキ会だったから。


影響をモロに受けて、沖縄に飛ぶ飛行機が次々欠航する中、ようやく飛ぶ便を捉まえたところ、その便待ち状態のとき羽田空港でテレビの取材を受け、それがニュースで流れた。

実果子:あの三日間は濃かったです、後は赤坂BLITZで「踊る!!ゴールデンステージ」に出て、今日は絶対に爪痕を残していかないと!って感じはよかったです。もっとイケたかな(笑)。

── でも、Twitterとかで見る限り評判よかったみたいですよね。

実果子:いい評判しか耳に入れてないから(笑)。でも、そのときは主催の方がすごい褒めてくださったんですよ、“またお願いします“って。BLITZはすごい気持ちが良かったですね。

── いつか満員にしてワンマンやりたいですね。

実果子:やりたいですね、あそこでやりたいと思いました。

── 僕はこれまで5〜6回観てるんですけど、多分「洗礼Vol.4」で、「BLACK SUPERNOVA」をやって最後に全員がコーラスで入ったとき、なんか感動して涙が出そうになったんですよ。

実果子:もしかしたら変わった後かも。「BLACK SUPERNOVA」は途中で構成が変わったんです、最初はコーラスやサビを全員で歌うところとか全然なくて、振り付けも違います。今の方が絶対いいです。

── 人を感動させるってすごいことじゃないですか。

実果子:うれしいです。自分でもたまに泣きそうになるときあります。

── 振り付けはあゐくさんが考えてるんですか?

実果子:最近はあゐくところねといずみが。

── あとの二人(実果子と希子)は?

実果子:何もやってないです(笑)。最初はみんなで考えようって言ったんですけど、希子の案は「いばらの冠」で、<布団をステージに持って来て、最後はそれをぶおーってまくって布の中に入ろう>ってふざけて言ってるのかな?っていうくらい意味わかんないこと言ってて(笑)。本気で言ってたんです、だからセンスがなかったというか。

── 降格か(笑)。

実果子:だから、言っても無駄だ、採用なんかされない──って黙ってる。

── で、実果子さんは?

実果子:私は…、絶対私が考えるよりころね達の方がいいから──早く覚えようと。

── 実果子さんは「◎◎係」とかないんですか?

実果子:ないです、私本当に何もやってないです。前からです、前のグループでも社長(担当)だったけど何もやってないんで(笑)。MCもしゃべらなかったし。だからある意味“社長”ですね。

── インタビューでも言ってましたけど、子どもの頃からそうだったわけですよね、お父さんとお母さんが何でもやってくれて。

実果子:できなかったですね、勉強も運動も。特技もないし──あ、SNSとか修正はすぐやります、自撮りのプロ(笑)。そういうのは好きだから。

── 今日も女の子のファンが多いし。

実果子:うれしい。

── せっかくだからメイクのアドバイスとかします?

実果子:私は自分の顔のメイク、自分の顔に合うメイクしか分からないんですよ。だから私に似てるメイクのことを聞いてくれたらアドバイスはできます。

── <完璧 村田実果子>みたいなメイクの子もよくいますよね?

実果子:今日もおんなじ服を着てる人がいっぱいいて(笑)。私の顔のポイントは目がグレーで──今日は茶色なんですけど──、唇が赤、顔は白、髪はこういうウエーブ。それは意識してやっています、キャラクターみたいに。だからイラストとか描きやすいように髪もずっと同じ色ですし。

── アイコンっぽくする。

実果子:そうですね。

── 服装はどうですか?今回の『IDOL AND READ 016』のときのファッションポイントは?

実果子:ドレスは着たいって決めてて、場所(ファンタジックな雰囲気のカフェで撮影した)もすごくよくてそこに合わせて。

── このときの服って私服ですか?

実果子:私服です。

── 服はどこでよく買うんですか?

実果子:下北沢と高円寺と…古着屋が多いですね、昔のヴィンテージ・ドレスみたいなので。今日はアンクルージュさんのを。モデルとかやってたのでよく着てます。私が着てるのは首回りに衿が付いているのが多いです。Tシャツに衿を付けたりしてます。

── 今日のメイクのポイントは?目がキラキラしてますよね。

実果子:今日は目がキラキラしてます、来る前に「オズの魔法使い」を観てたんです、それでちょっと意識しました。

── あと何か告知とかあります?

実果子:告知したいです、10月13日にレーベルイベントがあって、これは売り切れてるんですけど、当日券がちょっと出ると思います。

── レーベルイベントで、ナザレと、ふゆのどうぶつえんと、Shinto!が出るやつですね。

実果子:Shinto!がお披露目なんですよ。

── 後輩ができたじゃないですか。

実果子:そうなんですよ、どうしましょう(笑)、あんまり会ったことがなくて、ちょっと緊張してます。

── Shinto!どうですか?

実果子:可愛いですよね、音も聞きました。振り付けはまだ見てないけど(笑)、ころねとあゐくの振り付けなので楽しみです。で、そこで重大発表があるんです!ナザレとふゆどうから。その次の日10月14日下北沢ろくでもない夜のカレー・フェスに出ます。BABYTRACKSでカレーを作ってみんなで食べます。私、カレーは食べれます、人参は食べれないですけど。10月30日に「洗礼 Vol.7」のワンマンがあっていつも通り女の子は無料で、すぐなんですけど11月8日に「洗礼 Vol.8」があります。それは私の誕生日の生誕になります。

── 楽しみですね、その日は合法的にお客さんは一人だけを観ていいわけですからね。気を使ってメンバー全員を見る必要がない(笑)。

実果子:だから言っていいんですよね、“私を見なさい!”って(笑)。楽しみですね、何しようかな。

── 個人的には早くCDが欲しいですけどね、あとホームページも作って欲しい。ヲタクにいそうじゃないですかホームページ作れる人。

実果子:じゃ募集して。あ、でもCDはいつかは出ると思います。

── 10曲くらいのアルバムが聞きたいですね。

実果子:アルバムいいですね。

── どういう曲順になるのかも楽しみ。というところで、トークイベントはおしまいで、この後サイン会になります。じゃ最後にひとこと。

実果子:この後もみなさんよろしくお願いします、今日は集まっていただいてありがとうございました。場内大拍手。

この後サイン会が行われた。

この後、サイン会、チェキ会が行われた。

『IDOL AND READ 016』のご案内

  • IDOL AND READ 016
    購入する
  • IDOL AND READ 016

    A5判 / 224ページ / ¥ 1,296

    アイドルの生い立ちや本音に迫ったパーソナルロングインタビュー集『IDOL AND READ』。
    その新刊16号の表紙巻頭は、欅坂46の石森虹花が飾ります。
    震災以降、被災地を何度も訪れたAKB48に元気をもらい、自分も少しでも復興を早められればとアイドルになった彼女の生い立ちから、欅坂46のコンサートでステージをハケるときにお辞儀をするようになったきっかけなどまで、そのストイックな姿勢のルーツを2万字インタビューで追いました。

    裏表紙は、昨年末にでんぱ組.incに電撃加入したぺろりんこと鹿目凛。
    さらに、テレビでもおなじみのお騒がせアイドルNGT48の中井りか、=LOVEの齊藤なぎさ、ラストアイドルLove Cocchiの石川夏海など、今話題のアイドル11名を全員、パーソナルロングインタビューと完全撮り下ろし写真で掲載します。

    【CONTENTS】
    石森虹花 欅坂46

    鹿目 凛 でんぱ組.inc

    中井りか NGT48

    齊藤なぎさ =LOVE

    石川夏海 Love Cocchi

    大黒柚姫 チームしゃちほこ

    南 菜生 PassCode

    池田菜々 LADYBABY

    藤城アンナ CY8ER

    村田実果子 BLACKNAZARENE

    鈴姫みさこ バンドじゃないもん!

特集・イベントレポート