太田里織菜（愛乙女☆DOLL）を迎えた「IDOL AND READ 011発売記念トークショー＆サイン会＆特典会」が、HMV & BOOKS TOKYOに於いて6月27日に行われた。当日は高木”JET”晋一郎氏の司会で進行。

ソロ曲を歌いたいし、また舞台にも挑戦したい、グループとしては、絶対日本武道館に立ちたい！

太田里織菜：今日は集まっていただきありがとうございます。

ーー　今回の「IDOL AND READ 011」ではパーソナル・インタビューを行ったんですが、こういうパーソナルを語るインタビューというのは？

里織菜：初めてです。小さい頃からのことを赤裸々に話すのは初めてだったので、本を通して里織菜のすべてを知っていただけたんじゃないかなと思います。今まで過去を語るというのはなかったので、家族の話とかもできていい機会だったなと。お父さんやお母さんのことも書かれているので、読んでくれて、“何これ（笑）”って。

ーー　妹さん（太田彩夏[SKE48]）からの反応は？

里織菜：妹は別に、なんでもいいって感じです。あんまり関心ないみたいで。あ、でも私が興味あることは妹もメチャ気になるようで、私が買った服をTwitterに上げると、“どこで買ったの？”ってLINEしてきますね。

ーー　どのくらいの頻度でやり取りしてるんですか？

里織菜：週5とか、ほぼ毎日向こうからLINEしてきます。“生誕Tシャツのデザイン考えて”とか向こうの仕事の話を（笑）。多分里織菜が経験してきてるので、お姉ちゃんに聞いたら一番正解って思ってると思います。

ーー　先輩として（笑）。そういうときってすぐに返します？

里織菜：そうですね。面倒くさいときは“自分で考えよう”って送ります（笑）。ちゃんと考えるときは考えてあげます。

ーー　印象に残る質問ってあります？

里織菜：コンサートでソロの部分があって、その内容がどうしても考えられないって言ってきて。それで、テニス部だったからサインボールをステージからラケットで打ったらってアドバイスしました。勢いがついて危ないですけど、それは本当にやってましたね（笑）。

ーー　逆に相談をするとかは？

里織菜：それはないですね、全部自分で解決します。なんでも一回は自分でやってみたいタイプなので。

ーー　今日の衣装は私服ですね？

里織菜：ピンクです。私、肩が出てるのが好きで、自分の中で肩が出てるのは可愛いって思ってて。衣装も肩が出てるのをお願いしたり。でも、私あんまりピンクとかは着ないんです、だから今日はレア。いつも黒ばっかりで、リリース・イベントのときも私以外全員白で、悪目立ちしてました。

ーー　なんで黒なんですか？

里織菜　昔から黒なんです。浴衣とかも黒しか持ってないです、黒にピンクとか。今年も黒い浴衣買っちゃいました。

ーー：でも今回IDOL AND READ 011の中での衣装は赤いチェックで。

里織菜　この衣装はらぶどる（愛乙女☆DOLL）オーディションの履歴書に貼る写真を撮ったときに着てた服、勝負服ですね。妹もこの服を着てオーディションに受かりました。私、グループでの担当カラーがきっと赤になると予知してたんです。赤がいなかったから、赤になろうっていうつもりで着たと思います。これのおかげでか、私、担当カラーが赤って言われてメッチャ喜びました。オーディションに受かったときは、上京できるのも嬉しかったし、らぶどるの楽曲をひたすらYouTubeで見たりしてました。あと、すぐ運転免許を取りました。

ーー　それはなぜ？

里織菜：お父さんから、東京に行ったら車に乗らなくなるけど、取るタイミングを失うから一応取っておいた方がいいって言われて。

ーー　地元の岐阜や愛知は車文化だし。

里織菜：だから実家に帰ったときは乗りました。運転は上手い方だと思いますけど、妹にはメッチャ怖いって言われました、安全なのに。

ーー　スピードが出がち？

里織菜：出しますね、ビューンって。もちろん法定速度は守ってます。運転は好きです。私、自分が好きなことに関してはメッチャ本気になるんですよ。免許を取るときも全部一発で合格してるし…、それ以外はダメですけど（笑）。

ーー：インタビューでも主要教科が全部ダメって話で。

里織菜：国語、算数、理科、社会…ダメですね。

ーー　最近、一番興味を持ってることって何ですか？個人的に。

里織菜：お芝居を見るのがすごい好きです。家でもテレビか携帯のドラマを見てます。自分自身も舞台に立ってから好きになって、この人はどういうお芝居をするのかっていう見方をし出してます。

ーー　インタビューのときも、いじめがテーマのドラマ、「ライフ」の話をされてましたけど、どんな役をやりたいですか？。

里織菜：いじめる役をやりたいというのもありますけど、逆にいじめられたいです。

ーー　それは文章にするとショッキングですが（笑）

里織菜：いじめられて、強くなる役をやりたいです。成長する系の役。

ーー　今までで一番好きだったドラマって何です？

里織菜：え〜〜と、「5→9〜私に恋したお坊さん〜」で、主演の石原さとみさんのメイクとか喋り方とかをメッチャ見てました。ヘア・アレンジとかもすごい可愛くて。あと、そうやって見てるのは西野カナさんが多いです。コンサートも行ったりして研究してます。

ーー　そういうメイクとかの話はメンバーともします？

里織菜：メッチャします。“今日、髪型どうしよう”とか、自分から“こうするのは？”とか。

ーー　メンバーそれぞれの個人的な印象とかも聞きたいんですが、まず、愛迫さん（愛迫みゆ）はどんな方ですか？

里織菜：すごい偉大な先輩って感じです。歌もすごい上手いですし、尊敬できる先輩。グループLINEでもすごく意見を出してくれて、メンバーのことを考えてくれてるなって。

ーー　目指す存在であると。じゃ佐野さん（佐野友里子）はいかがですか？

里織菜：ゆりちゃんは先輩なんですけど、タメ口で喋って、私もメッチャ可愛がってもらってます。よく里織菜のとこに泊まりに来て、グループのことだったりとか色々相談できる頼りがいのあるリーダーですね。

ーー　メンバーはけっこう頻繁に泊まりに来るんですか？

里織菜：ライヴの後ご飯に行って、その延長線上で里織菜ん家泊まりに行こう!って。なんか家が一番落ち着くらしくって（笑）。それで泊まった後も次の日がオフやったら夜9時に帰ったりとか（笑）。メンバーは気をつかわないですね、家族みたいなものだから。

ーー　じゃ、ハルナさんは？

里織菜：はるちゃんはみんなの妹って感じです。里織菜と一番年齢が近いのでたくさん頼ってきて欲しいですし、見てるだけで癒される存在ですね。

ーー　佐倉さん（佐倉みき）は如何でしょう。

里織菜：みきぽんは同期なので、メチャクチャ仲良くて何でも言えますね、向こうもビシビシ言ってくるし。

ーー　安藤さん（安藤笑）は？

里織菜：えみは頭がいいので、Twitterとかの文章を読むとスゴいなぁって思います、里織菜にはない能力なので。えみはメチャクチャ人のことを見てて、だから周りのことを見て行動できる人やなと思います。

ーー　朝比奈さん（朝比奈花恋）は？

里織菜：かれんは今一番仲がいいメンバー。しょっちゅう一緒にいて、どこに行くにも付いて来ます。今年研究生から昇格したんですけど、すぐらぶどるに馴染んで、先輩にもメッチャ意見を言うしスゴいなぁって思います。ちゃんと意思を持って、らぶどるへの思いも持ってる人だなぁって。

ーー　どんな所に遊びに行くんですか？

里織菜：普通にご飯に行ったり、買い物に行ったり。

ーー　さっきメンバーが泊まりに来るってありましたけど、部屋はきれいにしてなきゃいけないし…。

里織菜：部屋はきれいにしてます。人を家に入れるのはあんまり好きじゃないんです、汚くなるから。だけどメンバーはちゃんと片付けて帰ってくれて、かれんとかは血液型がA型なんで全部コロコロ・クリーナーをかけてくれます。私はO型なので、見つけたらやるけど見つからないと何もしない（笑）。

ーー　メンバーが掃除していってくれる（笑）。個人的にお休みの日とかはどうしてます？

里織菜：一人で映画に行ったり、家に引きこもってテレビを見たり。カラオケも行きたいんですけど、歌い過ぎて喉を壊すのが怖いからあまり行けてません。この間、一人で「昼顔」を見てきました。内容がドロドロしてるので一人で見てるのは恥ずかしかったです。

ーー　カラオケはどういった曲を歌うんですか？

里織菜：西野カナさんとかMACOさんとか。

ーー　シンガー・ソングライター系の方の歌。自分で曲を書きたいってあります？

里織菜：昔、中学の頃書いたことがあって、それは友達と一緒に書いたんですけどそれを大阪の心斎橋と名古屋の路上ライヴで歌ったりしてました。その時の作詞は２曲。曲はヴォイス・トレーナーの先生に付けていただいて。

ーー　それは形には残ってるんですか？CDとか。

里織菜：路上ライヴだけ、形には残ってないです。

ーー　それはいつ頃ですか？

里織菜：高校２年生くらい。

ーー　じゃNMBの後。

里織菜：辞めてから。

ーー　どうでした反響は？

里織菜：大阪は足を止めてくれた方は結構いました、名古屋はあまり（笑）。

ーー　でも、顔を見て指さされません？

里織菜：言われました大阪では。あれ？って。

ーー　今後はそういう活動も。

里織菜：やりたいです。ソロ曲欲しいです、タイミングがあれば。

ーー　自分だけのソロ曲。では、新しいシングル「夜明け前、虹が差す」と「光のシンフォニー」について伺いたいんですが。

里織菜：今回初めて２タイトル同時発売。2曲とも歌詞がらぶどるメンバーにぴったりの曲です。「夜明け前〜」は、メンバーの未来へ向かう…っていう曲で、「光のシンフォニー」はまだ披露してないんですけど、イメージとしてはファンの皆さんに聴いて共感してもらいたい曲になってます。私自身初めて聞いたときに、もうメッチャ泣いたんです。自分も勇気づけられる歌詞で、これをメンバーが歌ってファンの方に届けたいと思います。ヴォイトレをしてたときも里織菜とかれんは泣きそうに歌ってて、メッチャ歌詞がいいんですよ。みなさん楽しみにしていてください。

ーー　そして近い所では6月30日にライヴがありますが、24ヶ月連続ワンマンライヴを続けてきた手応えはいかがですか？

里織菜：メンバー自身も楽しんでやっています。前回は「夜明け前〜」、今回は「光のシンフォニー」の初披露なので不安もありますけど、みなさんにも楽しんでもらえたらいいなと思います。毎回内容を考えるのがすごい大変ですけど、今回は私も初めての挑戦になる試みがあるので、そこはお楽しみということで（笑）。

ーー　常に新しい挑戦を考えて。

里織菜：セットリストも全部メンバーが考えてます。

ーー　今後、自分としての夢は？

里織菜：ソロ曲を歌いたいし、また舞台にも挑戦したいです。

ーー　グループとしてはどうでしょう。

里織菜：グループとしては、絶対日本武道館に立ちたいので、武道館に向けて一回一回のライヴを大切に活動していきたいと思っています。

ーー　では、そろそろお時間が来てしまいましたのでインタビューは終わりにさせていただきたいと思います。ありがとうございます、太田里織菜さんでした。

里織菜：ありがとうございました。

この後、サイン会と握手会が行われた。