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「IDOL AND READ 009」の発売記念トークショーが、1月30日(月)コショージメグミ(Maison book girl)を迎えてHMV&BOOKS TOKYOにて開催された。司会はIDOL AND READ編集長 吉田幸司が担当。

「ブクガは一生4人でいそう…って思ってます」

吉田:なんか緊張しますよね。トーク・イベントの経験はあります?
コショージ:阿佐ヶ谷とかでぬくぬくしながら喋りました。
吉田:LOFT Aとかで。あそこで生誕イベントもやりましたもんね。
コショージ:そうです。
吉田:ソロは初めて?
コショージ:ソロはないっ…、ソロ時代?、あ、あるかもしれない…、あれは「book house girl(仮)」(Maison book girlに決まる前の仮ユニット名)の頃?そんなことあったっけ…。あ、あった!サクライ(ケンタ)さんがいた。
吉田:そのときはプロデューサーのサクライさんと2人だったということで、ソロは初めてってことにしましょうか。
コショージ:ソロは初めてです(笑)。
吉田:これは個人的に聞きたいんですけど、twitterにコショージメグミ(仮称)となってるのはどういう意味ですか?
コショージ:名前って飽きるじゃないですか字面とか。エヴァンゲリオンの劇場版Qで綾波レイが、アヤナミレイ(仮称)になってたのを、好き過ぎて真似してるだけです。
IMG_1537吉田:わかりました(笑)、あと誕生日ってなんで2つあるんですか?
コショージ:あ、5月でしたっけ?
吉田:でしたっけ?って(笑)。
コショージ:まだ5月でしたっけ、あたしの誕生日。ホームページですよね。吉田:本当は9月ですけど、あれって、ブクガ(Maison book girl)が始まったときに間違って上げちゃったのをそのまま活かしているっていうやつ?
コショージ:たしかそうです。出ちゃってるし…って。あれ直した方がいいですか?でも最近は5月になっても誰も「おめでとう」って言ってくれないから。
吉田:まあ、深い意味はなかったと。
コショージ:ファンの方がそこに深い意味を読んでくれてて、それがいいんじゃないかなって。
吉田:そのブクガがまだ始まってなくて1人のとき、ポエトリーリーディングをやっていた頃ってどんな思い出がありますか?
コショージ:めっちゃ心細くて、1人でステージに立つことがまずなかったので。こんなに1人って怖いものなんだって感じでした。で、コショージが1人だからってファンの人がライヴに来てくれたんですよ。それで心細いのが和らいだんです。

コショージはグループを引っ張っている?

吉田:コショージさんがIDOL AND READに出たのは今回が2回目で、最初はまだbook girl house(仮)の頃で、その号(IDOL AND READ 002)が校了する2日くらい前にMaison book girlの名前が決まったので、表紙と目次とタイトルだけ直して、本文中はbook girl house(仮)のままになってるんですよ。そのときのインタビューを読み返したら、「私は楽をして生きたいから、私を助けてくれる人を探さなきゃいけない、そのことに頑張る」みたいなこと言ってて(笑)、今と何もかわらないなぁと思ったんですけど。
コショージ:変わってないですね。今もメンバーには助けられっぱなしで。もう介護されてる感じ(笑)。
吉田:でも、ライヴはたくさんやってるじゃないですか。
コショージ:一月はいつもより少ないんですよ、まぁこれが普通なのかもしれないですけど。
吉田:これだけ多いとライヴ嫌いになりません?
コショージ:練習してちょっと空いてからライヴがあるときとか、「今日ライヴかぁ」って空気感が流れることはありますけど、ステージに出ちゃったら楽しいですよ。
吉田:ライヴやっていて心掛けてることってあります?
コショージ:う〜〜ん(笑)、集中力がないんですよ。
吉田:昔、MARZの午前のステージを見に行ったとき、コショージさん間違いなく寝てましたよ(笑)。寝ぼけ眼のままライヴをやってて。あれは逆に凄いなって思いましたけど。
コショージ:最近はライヴ前にめっちゃストレッチをしてて。それはピンキー(でんぱ組.inc)に教えてもらったんですよ。そこからちゃんと集中しようって。去年カナダに行ったんですけど、カナダは時差ボケで本当に眠くなっちゃって、結構ダメダメだったんで、ちゃんとしようと、真面目に。でも眠いのには勝てないんですよ。
吉田:私が率先してブクガの他の3人を引っ張っていこうっていうのは?
コショージ:ないですね…。ボイス・トレーニングの先生からは「あなたが引っ張るのよ」って言われるんですけど…。多分「コショージがやったら皆も付いてくる空気になってるのよ…だから一歩先に行きなさい」みたいな感じ。
吉田:多分、実際には引っ張ってるんですよ。でも引っ張ってるって感覚じゃなくそれやってるからコショージさんはすごいっていうか。

ブクガのメンバーのこと

IMG_1577吉田:引っ張ってるって感覚はないかもしれませんが、メンバーの3人に対して今思ってることを聞かせてもらえますか。
コショージ:ずっと仲いいんですよ。誰から聞きたいですか?井上 唯?えーと井上さんはホントにクソ真面目で、ダンスとかにしてもしっかりし過ぎて肩こっちゃうみたいな感じで。唯のファンの人たちも唯がしっかりしてるから変わった人が付くんですよ。「それは唯がしっかりしてるからだね」って皆で話すんですけど(笑)。
吉田:なるほど。矢川さんは?
コショージ:矢川葵とは一番遊んでます。趣味が合うんで、ピューロランド行ったり甘いもの食べに行ったり。葵も私も結構ヲタク気質なんで、お互いの推しの可愛い所を言い合って、それはお互いちゃんと聞くんですよ。だから楽屋でずっと話してます。
吉田:コショージさん、さっきも楽屋で一人でずっと話しっぱなしでしたけどね(笑)。そうだ、この号でもバイトのたとえ話してましたよね。
コショージ:ボイトレの先生から、「矢川とコショージはバイトができないタイプで、井上と和田(和田 輪)はできるタイプ」って言われて。
吉田:不真面目と真面目で分かれると。和田さんはどんな感じですか?
IMG_1557コショージ:和田とも最近めっちゃ話すんですよ。和田とハマってるアイドルが一緒で、アイドルネッサンスなんですけど。結構前なんですけど、私がイベントの楽屋でカツサンドを一つ食べて残りを置いてたんですね、そしたら特典会に行ってる間にそれを食べられちゃって。悲しんでたら、和田がその夜にアイドルネッサンスの子がカツサンドを食べてる画像を送ってきて、「例のカツサンドはこの子が食べたって妄想して、今日は寝てね」って。
吉田:凄い。
コショージ:そしたら私、心が救われて。凄いよく分かってるなぁって。でも一体どこからカツサンドの画像を持ってきたのか。
吉田:コショージさんの為に探してくれたってことじゃないですか。いい話ですね。やっぱブクガって仲いいですね。
コショージ:あははは(笑)。結構、一生4人でいそう…って思ってます。
吉田:コショージさんがいるとどんなグループも平和になるって、多分皆思ってるんですよ。
コショージ:メンバーがですか?
吉田:いやいや、世界の人たち全員が。
コショージ:あははは(笑)。やったぁ。

「コショージさんのことをキライって人はいないんですよ」という吉田編集長から、dropの大場(はるか)さんの家にコショージさんが長期間居候していた祭、本人が居ない間にピンキーさんに鍋を作らせて結果鍋を焦がしてしまったことも、大場さんは「しょうがないヤツだけど、可愛いからね」って言っていたことが語られた。さらに今回のIDOL AND READの取材の際には、コショージさんが撮影用の私服パジャマの裾の長さを、朝からピンキーさんを呼んで直してもらったことや、撮影現場に行く途中外国人の女性に道を聞かれて、結果その女性をピンキーさんに目的地まで送っていってもらったという話も明かされた。

吉田:世界のピンキーですよ、でんぱ組.incって世界ツアーしてますからね。そのピンキーさんに服を直させて道案内もさせて(笑)。でもピンキーさんもインタビューで、「行き詰まってたときにコショージさんに出会って、あ、適当に生きていいんだと思った。肩の力が抜けて自分を解放できた」みたいなこと言って、コショージさんに命を救われたばりのことを話してましたよ。
コショージ:あははは(笑)。救ったんだ、あたし。じゃ、いっか。結構雑に扱っちゃうんですよ(笑)。
吉田:最近、他に仲がいい人は?
コショージ:バンドのヤバいTシャツ屋さんのベースのありぼぼ(しばたありぼぼ)さんとメッチャ遊んでます。去年カナダに行く前の日に大阪の彼女の実家に泊まってユニバ(USJ)に行って、それからカナダへ行ったんですよ。
吉田:大森さん(大森靖子)も仲いいですよね。
コショージ:昨年末に大森さんとブクガでツーマン・ライヴをして、そのとき大森さんのDVDをもらったんですよ。で、「ありがとうございます、コショージ正月に観ます、暇してるんで」って言ったら、「暇なら家に来なよ」って新年会に御呼ばれで行って、メッチャ美味しいオムライスをご馳走になって泊まって、ずっと大森さんと欅(欅坂46)の話をしてました。

最近ずっと欅坂46にハマっているコショージさんは、昨年有明コロシアムの欅坂46ライヴをチケットを買って観に行ったところ、席を間違えて座っていて、始まる直前だったためメンバーが通るであろう大切な道を誘導されてアリーナの自分の席へ移動した話などが披露された。

IMG_1546吉田:あのとき「有明の欅坂46のライヴにコショージがいる」っていう情報がtwitterに結構流れてて。
コショージ:ホントですか?私、誰にもバレなくって、やっぱり地上の人はわかんないよなって思ってメッチャうろうろしてたんですよ。誰にも声かけられなかったし。
吉田:いや、バレバレでしたよ(笑)。コショージさんは本当に欅が好きなんですよね。
コショージ:メッチャ好きです。欅さんて金曜日の深夜、ラジオをやってらっしゃるんですよ、24時20分から。それを毎回アラームをかけて、鳴ったらパッと起きてラジオをかけて聞くくらい。
吉田:ただのヲタじゃないですか(笑)。
コショージ:ヲタなんですよ〜。だから皆の気持ちがわかる。
吉田:アイドルはヲタの気持ちがわかる方がヲタに返せるから、それは大事ですよね。
コショージ:そうそう、元々ヲタクだったからこっち来てるというのはありますからね。今日発売の欅が載ってる雑誌も買いましたもん。
吉田:では、そろそろ時間になってきたので、何か宣伝することってあります?
コショージ:え〜〜、もう時間。宣伝はですね、2月15日にワンマンライヴのBlu-ray (2ndワンマンライブ【Solitude HOTEL 2F】)がCD付(「faithlessness」収録)で出ます。
吉田:アルバムは?
コショージ:あ、4月に。日にちは……(場内から4月5日の声)
吉田:もう3ヶ月切ってますよ。
コショージ:今、レコーディングしてるんですけど、一つポエトリーリーディングの歌詞を書いたんですよ、だけど今回急にもう一つ言われて、それについて今凄い考えてて。
吉田:ポエトリーを2つ?
コショージ:いや、分かんないです。どっちかになるか2つになるか。でも、「希望について書いてください」って言われたので、どうしようかなってホント思ってて。
吉田:ほぉ〜。
コショージ:今まで、希望しか書いてないと思ってるんですけどね。サクライさん的にはそうじゃなっかったんだなぁって思ったのがあって、今凄い考えてます。
吉田:そのアルバムも4月に出るので期待してます、ということで、今日はありがとうございました。
コショージ:チェキとかないのにありがとうございました。こんなに集まらないって思ってた、10人くらいとか。ありがとうございました。   IMG_1562

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    ハシヤスメ・アツコ BiSH

    雨宮伊織 妄想キャリブレーション

    根本 凪 虹のコンキスタドール

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    如月愛海 ぜんぶ君のせいだ。

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    コショージメグミ Maison book girl

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