「IDOL AND READ 009」の発売記念トーク＆特典会が、1月24日（火）今田夢菜さん（PassCode）を迎えてdues新宿店にて開催された。司会は阿刀“DA”大志氏が担当。当日は南 菜生さんもステージ下で観戦してのイベントとなった。

めっちゃ掘り下げるな〜って思いました。

阿刀：こういう１人でのトーク・イベントは初めてですか？
今田：初めてです。緊張してます。
阿刀：みなさんの声援を頼りに。
今田：声援に聞こえないですけどね（笑）（場内大歓声）
阿刀：で、この「IDOL AND READ 009」でインタビューをしたわけですけど、話してみて如何でした？
今田：めっちゃ掘り下げるな〜って思いました。夢菜の名前の由来ら辺で終わると思ってたから、今からかぁ〜って思って。
阿刀：他のメンバー（南 菜生、高嶋 楓）のは読んでなかったんですか？
今田：ちょっとだけ読みました。まぁまぁ読んだ（笑）。
阿刀：どれくらい掘り下げられるかはわからなかった？
今田：わからなかったということは、まぁ読んでないってことですね（笑）。
阿刀：インタビューの前に撮影がありましたけど。
今田：めっちゃ緊張しました、あれ。１人で、横には誰もいない感が。
阿刀：写真は笑顔がいっぱいですが。
今田：ハンバーガーを食べて、そのソースが鼻に“付いちゃった”みたいなポーズをしてって言われて。“ヤバい、できん！”って思って（笑）。レタスははみ出るし。（阿刀さんが掲載頁を開いたところ、場内からは“可愛い”の声援が）
今田：後、落ち葉をかき集めて…みたいな写真があるんですけど、夢菜めっちゃ虫キライなんですよ。虫だらけで土ねちょねちょで、もうちょっと可愛い風景で撮影すんのかなと思ってたけど、なんかヤバ〜〜ってなりました。地獄やった（笑）。
阿刀：不満だらけじゃないですか（笑）。
今田：楽しかった、楽しかった、ハンバーガー美味しかった。

インタビューを読んだ周囲の反応は

阿刀：記事を読んだ周りの反応とか聞いてます？家族やメンバーとかからの。
今田：どう？やちい（ステージ下端で見ている南 菜生に）ん？読んでない、メンバー多分読んでないらしいですから。
南：（ステージ下から）楓ちゃん（高嶋 楓）のは読んだ。
今田：楓のは読んだ（笑）。（場内に）どうやったみんな？（場内ざわつく）
阿刀：家族も読んでない？
今田：家族は読みました。パパがめちゃデレデレしてた。“パパのこと話してくれた〜”って。“話してへんわ！”って。ママはあんましそういうのを言わへんタイプ。気にはしてるけどあんまし言ってきぃひんみたいな。
阿刀：じゃ、あまり感想をもらってないんですね。
今田：よく考えたら（笑）。でも、ばぁばぁはめっちゃ喜んでました。ばぁばぁはとにかく活動してることに対してめっちゃ応援してくれるから、“こんないっぱい話せてよかったなぁ”って感じです。嬉しがってました。昨日ばぁばぁに会いに行って、神社のお願いごとを書く絵馬に、本当の気持ちは「PassCodeがおっきくなりますように」って書きたかったけど、ちょっと恥ずかしくて「可愛くなれますように」って書いたら、今朝ばぁばぁから「夢菜には夢菜の可愛らしさがあるから大丈夫、あんまり気に病まず…」みたいなLINEが来て（笑）。（場内爆笑）

自信のあるときとないとき

阿刀：インタビューで僕が一番驚いたのは、初期の音源は口パクだったってこと。知ってる人は知ってる話だったみたいですけど。
今田：平地さん（プロデューサー）が口パクでいいって。
南：（ステージ下から）いちおう設定的には夢菜の声を加工して。
今田：そうやったけど、カッコいいって言えるのに対して嘘ついてるみたいな感じ、それは違うっていうモヤモヤもあったから、ま、いっかみたいな感じで「口パクやった」というのも言った。
阿刀：よく話しましたね。
今田：勝手に口から出た（笑）。でも、今ちゃんとやってるから言えることであって、じゃなかったら続いてないし。
阿刀：今は自分がやってることに対して自信があるから。
今田：自信が、ま、ある。（場内からオオ〜！っという歓声）でも、夢菜はシャウトでめっちゃカッコいいときと史上最悪の波があって、ツアーでそれに打ち当たって、今もその途中なんですけど…。だから自信があるというときも、ないというときもあります。その日のモードで違う。最近自信ない…。
阿刀：今日も東京に１人で来るのが大変だったとか。
今田：今日、ほんとは夢菜が１人だけやったけど、２週間くらい前からやちいに「個人の仕事を入れて〜」って言ってたら、ちょうど撮影があったらしくて今日に無理矢理合わせてもらって。

初めてチケットを自分で買って新幹線に乗った今田から、東京駅に着いたものの駅構内で迷いやちいとの合流に手間取り、改札口や出口で迷い、地下や地上を彷徨った挙げ句現地入りが遅れたことが話された。

阿刀：まず、東京駅で待ち合わせというのがハードルが高かったですね。
今田：めっちゃヤバかったです。
阿刀：やちいさんに付いてきてもらって安心しましたね。
今田：ホテルも１人じゃないし、最高。
阿刀：自分とやちいさんは難しい性格だってインタビューでは話されてますが。
今田：チョー難しい。２人とも性格が難しいから、最初やちいとめちゃケンカして、けど仲良くなった。やちいには気ぃつかうし顔色伺うけど、めっちゃ夢菜の面倒を見たがる。さっきも階段のとこでキャリー持ってくれたし、助かってる。
阿刀：ちなみに最近のPassCodeはどんな感じですか？この間のツアー・ファイナル（新木場スタジオコースト）で「音源を出す」みたいな話がありましたが。
今田：曲はできてて、PassCodeやなってのが来た。
阿刀：まだレコーディングはしてないけど、デモ音源は上がってきてる。
今田：そうそう。何曲か上がってきててどれもPassCodeです、変わらず。

突如、質問タイムがスタート

阿刀：（場内から質問が飛び交うので）じゃ、質問タイムにしましょうか。でもそういったら手が挙がらない…。
（場内から）：将来の夢はありますか？
今田：将来…。
阿刀：近い夢でもいいです。
今田：近い夢の方がないかもしれへん。将来…何したいやろ？…、でも夢はある。PassCode。
阿刀：PassCodeとして（ライヴで）ここに立ちたいってのはあります？
今田：あんましない。でもフェスとかは出たい。「ここに立ちたいから頑張ってる」みたいなのはないです。憧れとかも無いし、ほんまにないんです。ライヴが好きでやって来てるからそれ以外はない、ライヴがしたいって感じです。
（場内から）：対バンしたい人は・
今田：対バンしたい人はWANIMAさん。夢菜はあんまりこの人が好きっていうのはないんですけど、きゃりーちゃん（きゃりーぱみゅぱみゅ）とWANIMAさんくらいやから。WANIMAさんは去年くらいから急に好きになった。最初、愛媛に貼ってあったポスター見て、この人らめっちゃいいやんって思った。それでyoutube見たら、微妙〜〜って思って（笑）。でもそっから何かのきっかけでもう一回見たら、めっちゃイイってなって。一緒にやれたらいいなぁって。もしフェスとかで一緒になって、挨拶したらもう腰抜けるって想像してて。もっと大きくならななぁって思ってます。頑張りますね。
（場内から）：最近読んでる本は？
今田：めっちゃ読んでるんですけど、題名覚えてないんですよ。あ、良さそうっていうんで選ぶから。恋愛小説とか。（場内から、意外〜の声）今、映画でやってる「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」が、いい。

メンバーそれぞれの好きなところ

阿刀：ではそろそろ時間なので最後の質問を。
（ステージ下から南が）：はい！
阿刀：やちいさん、どうぞ。
南：メンバーの好きなところは？
今田：あはははは（笑）。
阿刀：じゃあ最初にひなさん（大上 陽奈子）の好きなところを。
今田：ひなちゃんの好きなところは…可愛い…、う〜ん、あ、ひなちゃんはいい意味で空気を読めなくて１人テンションが高いとこ。見てて、えっ？みたいになってそれで皆元気になる。無邪気なとこが好き。
阿刀：続いてかっぴ（高嶋 楓）さん。
今田：かっぴは、素直に可愛いなって。好きなところというかめっちゃ可愛いなって思うところが多くて。
阿刀：では最後にやちいさん。
今田：やちいは何やろ、文章が上手いところを尊敬してる…けど、意味はわからんねんけど（笑）。後はめっちゃ優しい。ライヴ中とかも夢菜のしんどいのを一番気付いてくれて、フォローしてくれるのも多い。
阿刀：ライヴ中どういうフォローが入るんですか？見てて全然わからないんですけど。
今田：夢菜が倒れ込んでるとき一番先に気付いて歌ってくれる。一回夢菜が足を怪我して痛すぎてステージからはけたことがあって、そのときシャウトまでには出なきゃと思ってたのに出れんくて間に合わなかったとき、やちいが叫んでて。それを見て、死ぬ気でやってんねんなと思った。おもろかったけど（笑）。
阿刀：いい話ですね、それは。
今田：そういうとことか頭の回転が早いから…褒め過ぎですね（笑）。
阿刀：（笑）、じゃあこの辺で。
今田：ありがとうございました。

この後、サイン会＆チェキ会が行われた。