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「IDOL AND READ 009」の発売記念トーク&特典会が、1月15日(日)ぜんぶ君のせいだ。を迎えてヴィレッジヴァンガードイオンモール大阪ドームシティ店にて開催された。司会はIDOL AND READ吉田編集長が担当。当日は如月愛海を中心にましろ、一十三四、新加入の咎憐无、未来千代めねが参加してのイベントとなった。

今日はめぐみ(如月愛海)さんが主役ということで。

吉田:今日はめぐみ(如月愛海:きさらぎ めぐみ)さんが主役ということで。まずは1月11日に誕生日を迎えられまして、おめでとうございます。(場内拍手)
如月:ありがとうございます。で、昨日(14日)が東京で生誕ライヴでした。
吉田:どんなライヴでした?
如月:ふた言言うとしたら、ひと言目は「すごい感動しました。ありがとうございました」としか言えないくらい感動しました。ふた言目はれん(咎憐无)が入ってライヴをするのが3回目だったという大きな不安と、新しいめね(未来千代めね)が入った5人での最初のライヴという不安がすごく大きかったんですけど、2人がとても頑張ってくれたので。それなりに皆楽しめたと思います。それが印象的でした。
吉田:通常のライヴとは違うところがあったんですか?
如月:通常のライヴをさせていただいて、後は皆のプレゼント攻撃を(笑)受けました。
吉田:ファンクラブ・ライヴって通常のライヴのときよりもムードが和らぐし、生誕ライヴってそれよりさらにすごくて、その人1人だけ見ていい日じゃないですか。合法的に1人を見てていい日ですもん。
如月:そんなことないです!ましろ推しはましろばっか見てるし。
ましろ:そんなことない!めぐみへの愛が溢れてました。
吉田:あはは。でも、愛に包まれたライヴであったと。
如月:本当に幸せな一日でした。(場内拍手)

ぜん君。の新メンバー紹介

トーク中

吉田:そんなめぐみさんの生誕ライヴの日に新メンバーが1人加入して、その前の昨年末のLIQUIDROOMワンマンでも1人加入してという状況だったので、ちょっと自己紹介をします?じゃ咎憐无さんから。
咎憐无:ピンク色担当になります咎憐无(とがれん)です。
吉田:どうして“ぜん君。”に入ろうと思ったんですか?
咎憐无:アイドルになりたかったのと、それも清純派アイドルじゃなくてちょっと変わったこういう個性が強いアイドルになりたいと思って来ました。漢字が難しいって言われるんですけど、覚えてくださいね。
吉田:自分では書けますよね。
咎憐无:さっき書けなかったので(場内大爆笑)。
吉田:咎憐无(とがれん)はどこまでが名字でどこからが名前なんですか?
咎憐无:自分ではとがが名字で、れんが名前だと思ってますけど決まってないぽいですね。
吉田:そういう概念じゃないんですね、あくまで「咎憐无」であると。
咎憐无:自分が“とがれ”って呼んで欲しいから、自分ではとがれって言ってますけど、何でもいいです。
吉田:そして、昨日お披露目になった未来千代(みくちよ)めねさん。
未来千代めね:私はアイドルになりたかったか?って言うとそういうわけでもなく、むしろ“ぜん君。”に入りたかったんで、まずは一生懸命付いていきます。
吉田:2人がどんな子なのか、めぐみさんから紹介してもらえますか。
如月:えっとー、傷つかないでね(笑)。とがれは最初入ったときに、この子なんにも知らないんだなっていうくらいオバカで。お話をした人はわかると思うけど、さっきまで言ってたこととかが理解してないとか覚えていないとかじゃなくて、ホントにわからないみたいな感じの子。でも今一生懸命ダンスとか歌とか練習してて、ダンスだと初期の頃の自分たちよりはキレが良くできてるかなぁっていう感じですね。後はおっぱいがおっきい。これは結構ポイント(笑)。
吉田:咎憐无さんのお披露目になったLIQUIDROOMワンマンを見て、最初出てきたときは不安だったんですけど、出てきて数分で結構馴れたように思いました。
咎憐无:皆さんが味方だと思うんで、そんなに緊張しなかったです。
吉田:対応力はあると。
如月:ダンスとかに関してはそうですね。後は人を気遣えるので、一緒に居て苦じゃないし、だいぶ楽ですね。
吉田:そして昨日(14日)入った未来千代さん。
如月:未来千代は正直会ってまだ一週間くらいなんですよ。面接のときに私居たんですけど未来千代は面白くて。私は話が噛み合ないタイプの人間なんですけど、それを上回るくらい話が噛み合ないから2人で喋ってても結局何も解決しないところがあって、それで言うと誰よりも個性が強いかなって思います。
吉田:よつ(一十三四:ひとみ よつ)さん、ましろさんにも聞きましょうか。先輩としてキツいこと言っていいですよ(笑)。
一十三四:(咎憐无は)バカで、たまに可愛いなって思うんだけど、当たり前のことをドヤ顔で言ってくるんで。1人だけ変わったデザインのTシャツ、指輪の絵が描かれたのを着てきたので、「これ何?」って聞いたらドヤ顔で「指輪や」って(笑)。
吉田:いやいや、そういうことを聞いてるんじゃないのに!って(笑)。
一十三四:未来千代はほんと天然さんで、見た目はメチャ綺麗なお人形さんみたいなんですけど、話すとホントに噛み合わなくて。でも癒されるね、優しいね。
吉田:ましろさんはどう思ってます?
ましろ:れんはバカなんだけど(笑)。
吉田:そこは共通事項で(笑)。
ましろ:めぐみとかボクとかはたまに元気が足りないところがあって、でもれんはいつでも「わ〜」って言ってくれるから、場が一気に明るくなっていいなぁ、居てくれて嬉しいなって思う。未来千代は、めぐみんと噛み合ない会話をしてるのを今日来る車の中でボクはずっと聞いてたけど、それでも必死に喋ろうとしてくれるし、今もギリギリで練習をして詰め込んでるんだけど、すごく努力家で。ふわってしてるけど一生懸命練習してるひたむきさが可愛いなと思いますね。
吉田:すごく端折って言うと、咎憐无さんはちょっと頭はアレだけど元気。未来千代さんは話が噛み合ない頑張り屋。(場内爆笑)
ましろ:合ってます(笑)。
如月:でも、ぜん君。はだいたいそんな感じなんで、ぜん君。らしい子が入ったって感じです。

メンバー全員から見た如月愛海

吉田:そして今日の主役のめぐみさんなんですけど、めぐみさんのことをどう思ってるかを聞きましょうか、まずは先輩から。
一十三四:箇条書き的に言うと、「動きが気持ち悪い」。
如月:それ、人のこと言えないからね、よつもですから!
一十三四:後は、「面白い」。ネタでやってないから面白い。それと皆のことをよく考えてるからすぐ自分のことをないがしろにしがちで、だから「愛される人」。
吉田:この号のインタビューで、めぐみさんはよつさんに「お母さん」って言われてたって言ってましたけど。
一十三四:献身的な愛が凄い人。
如月:ホテルのアメニティを持って帰って、必要なとき皆にあげてたら「お母さん」って言われた。
吉田:ましろさんはどうです?
ましろ:めぐみんは、やっぱりボクたちのリーダーであることは間違いなくて、ちゃんと周りが見えてて皆のことをしっかり考えて愛して発言をしてくれるいいお母さんかと思いきや…、でもなんか自然と変なことするんだよね。(話を聞きながら泣きそうなめぐみを見て)泣き虫でもあるけどね、変なんだよやっぱり。空回りもするし、ナチュラルにおかしいんだよね、一番頭がおかしいんだよね。自然と変なことをしちゃう要注意人物(笑)。
一十三四:この人がいなかったらぜん君。はやっていけないし。
吉田:咎憐无さんは入って間もないから、まだそんなにわからない?
咎憐无:あ、まだ一週間…。
吉田:ん? 大丈夫?…だってお披露目ライヴがあったのは年末でしょ…。
咎憐无:あ、まだ、数日……ちょっと経ったくらいなんですけど、一日居てもわかるくらいしっかりしてて、メンバー一人一人のことを把握してて、足りないところも言ってくれて、めぐみんが教えてくれるから細かいことにも気づいたり、ホントにいい人なんですよ。
一十三四:あははは!(咎憐无の話を聞きながらなぜか爆笑する)
吉田:よつさん笑い過ぎですよ(笑)。
咎憐无:しっかりしてるんですけど行動が可愛いんです。
吉田:未来千代さんはホントまだ入って数日ですけど。
未来千代:すごい愛情深い人だなぁってめちゃめちゃ思います。ものすごい頑張り屋さんなのが伝わってきて付いて行きたいなと思える人です。

ぜん君。かつてない激動を振り返って

吉田:そういう2人が入ったというのもあるんですけど、この本の取材をしたのが11月の頭くらいだったかな、それから激動の。
如月:そうなんですよ、まじで激動の一ヶ月で。
吉田:ぜん君。かつてない激動だと思うんですけど、振り返ってみて思うことって?
如月:このまま本に出していいですか?って吉田さんからインタビュー原稿の確認をいただいたタイミングが、問題が起きた日のすぐ後で。本当にこのまま出していいのか悩んだんですけど、そのまま出しました。あれの前はやっぱり(以前の)5人で進みたい気持ちが強かったし、メンバーと年末愛知県の神社に「武道館行きたいよ」ってお願いしに行ったりしたんですけど…、そこから大分3人が強くなったというか。任せっきりだったところもあって…。ごもち(成海5才)はダンスに魅力があったし、笑顔が可愛くて甘い物もよく食べる女の子の中の女の子で、あざ(十字)はホントに元気をたくさんくれる、笑顔が素敵な子で、その2人がいたからぜん君。が華やかだった。だから3人になったときに「あれ、どうする?可愛い子いなくない?」って。
吉田:いやいやいや。
如月:よつは今はシャウトとかしてどちらかと言うとカッコいいに寄ってて、病みかわいいより病みカッコいいみたいになってるし、どうしよう?って。2人がいなくなったことで3人で広いステージを埋めなきゃいけないとかも考えて、でもそのときある意味3人が今までより一つになったというか。
吉田:雨降って地固まる。
如月:そんな感じですね。
吉田:3人が今までより強くなったということですが、どうですか?よつさんましろさん。
一十三四:3人になって最初のライヴが北海道で、そこでそれぞれが「自分がしっかりしなきゃ」って思ったし、パフォーマンスだったらごもちがピョンピョン跳ねて可愛く煽ったり、あざが弾ける笑顔でみんなを元気づけてくれたり(この辺りでめぐみさん涙目)、そういうのって自分たちにはない個性だったから、どうしても埋めようとしても…でも死ぬ気でやったし覚悟も固まったし、この先どうなるんだろう…じゃなくて、私たちが“ぜんぶ君のせいだ。”を守っていかなきゃいけないって思った。
吉田:よつさん、病みカッコいいです。ましろさんは?
ましろ:今までは自分たちができること、どこを補っていくのかという所まではなんとなくあって、だからごもちは跳ねたりあざちゃんが笑顔でいたんだろうけど、改めて、自分は何ができてなくて、どういう所を誰に補ってもらってたのかを凄く感じたなと3人になって思って。ステージもそれまで5人だと狭かったのが一気に広くなって…。だからいい意味で気付いたこともたくさんあったし、それをしっかり持って次に進もうって3人が思えたから今改めてまた5人でやっていれるのかなって思います。

昨年末12月30日の恵比寿LIQUIDROOMでのライヴを最後に成海5才(なるみごもち)が脱退。メンバーそれぞれが涙目の中、ましろからそのステージでの思い出や新メンバーとして咎憐无が初参加した模様が語られた。

吉田:咎憐无さんはお披露目になった年末のLIQUIDROOMを振り返るといかがでした?
咎憐无:ふつうLIQUIDROOMでのお披露目というのも中々ないことで、本当に感謝してるし、ここで新しいぜん君。になっていかなきゃいけないなって思って頑張りました。
吉田:めぐみさんはLIQUIDROOMではどんな思いで。
如月:まずLIQUIDROOMはあざが居なくても埋めなきゃいけないって思いが絶対的にあって、たくさんの患いさん(ファン)が来てくれて、「病みかわいいってなんだろう?」から始めた一年前をもう一回スタートしなきゃいけないけど、そのときよりも確実に患いさんが多くて、その人たちに納得してもらえるライヴをしなきゃいけない!それが凄く強くて、そのときはそれを4人+とがれの5人で出来たかなと思っています。ぜん君。はまだ終わらないよというのは伝えらえれたかなと。
吉田:ではリーダーとして今後のぜん君。をどうしたいのかを。
如月:「病みかわいいってなんだろう?」というのはまだ見つかってないので、それを探しに行かなきゃいけなし、このメンバーで今死ぬほど練習中で、パフォーマンスのレベルを以前以上に上げなきゃいけなし、全ライヴ死ぬ気で、病院に運ばれるんじゃないかくらい頑張って一つ一つのライヴを大事にしてやりたいと思います。同じ目標に向かって皆で一生懸命頑張って。
吉田:よつさんは?
一十三四:ぜんぶ君のせいだ。はこれからもたくさんの人に見られるように頑張り続けたいと思います。
吉田:ましろさん。
ましろ:新しく5人になってまた最初から頑張らなきゃいけないけど、目指してるとこも高いので、しっかり5人で超えて行く一年にしたいです。

この後、2月15日にサード・シングルが発売されることや、2月から4月にかけて東名阪を3度巡るツアー、各地一度ずつ開催される無料ライヴのことなどがアナウンスされ(詳細はhttp://kiminosei.com/)、特典会が行われた。

集合2

IDOL AND READ 最新刊のご案内

  • IDOL AND READ 009
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  • IDOL AND READ 009

    A5判 / 240ページ / ¥ 1,320

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    そして裏表紙は、これまた創刊号で表紙を飾って以来の登場となる、BiSのプー・ルイ。
    前回は旧BiSの解散発表直後に話を聞いたが、今回はついに始動した新生BiSについて、その誕生から野望までを聞いた。

    さらに、元アイドリング!!!で現在マジカル・パンチラインで活動している佐藤麗奈、MVがYouTubeで1,700万再生を越え世界的に話題のThe Idol Formerly Known As LADYBABYから弱冠16才のカリスマ黒宮れいなど、今回も全12人のアイドルがすべてパーソナルで、ロングインタビューと完全撮り下ろしグラビアで掲載。

    【CONTENTS】
    古川未鈴 でんぱ組.inc

    プー・ルイ BiS

    佐藤麗奈 マジカル・パンチライン

    黒宮れい The Idol Formerly Known As LADYBABY

    中川美優 まねきケチャ

    ハシヤスメ・アツコ BiSH

    雨宮伊織 妄想キャリブレーション

    根本 凪 虹のコンキスタドール

    今田夢菜 PassCode

    如月愛海 ぜんぶ君のせいだ。

    カミヤサキ GANG PARADE

    コショージメグミ Maison book girl

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