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禁断のアイドルマガジン「IDOL AND READ 008」の発刊記念トークイベント第2弾が10月7日dues新宿にて行われた。音楽ライター宗像明将さんの司会で、ゲストには高嶋 楓(PassCode)が登壇。

飲み会雰囲気?のトークショー

宗像:皆さん今晩は、楽屋で聞いていて皆さん縁日みたいにいい感じに出来上がってるなと思いました。ではIDOL AND READ 008のトークイベントのゲスト、PassCodeの高嶋 楓さんです。
高嶋:こんにちは!お酒片手多いですね、トークショーっぽくない(笑)。今日はお願いします〜。
宗像:こっち(ステージ上)はトークショーで、向こう(フロア側)は飲み会の雰囲気で。今日のこのイベントは発表になってから1時間も経たずに完売ですよ。
高嶋:ソロでイベントをやるって言われたときに、平日だから5〜6人来てくれるかな…って思ってたらけっこう来てくれた、ありがとう…。
宗像:定員60名なんでその10倍は来てますよ(笑)。
高嶋:みんな仕事はどうしたの…?
(場内:してない!無職!の声)
宗像:いいですね無職の率が高くて。今日はいいイベントになる気がします。
img_0412s高嶋:なんかね、喋れないんですよ。だからむ・ね・か・たさんに、まさあきさんに。
宗像:あきまさです。大丈夫75%くらい合ってたから。
高嶋:宗像明将さんにお願いします。
宗像:急に投げてきましたね、こっちに。
高嶋:お願いしたい…。
宗像:大丈夫ですよ、どうです実際にソロのトークイベントって初めてなんですよね。
高嶋:ライヴのMCもあんまりないじゃないですか、メンバー3人の陰に隠れたりとか、任せて結構やりすごすことが多いんですよ(笑)。
宗像:高嶋さんからファンの皆さんに伝えたい熱いメッセージってないんですか?
高嶋:進行で決まってるんですよ。順に思いを喋れるところがあって、そこでは喋ります。
宗像:割り振られたところは喋る。
高嶋:喋らなあかんから。
宗像:喋りたくない感がすげー出てますね。
高嶋:空気読めないんですよ。
宗像:今日はどうですか?
高嶋:思った以上にアットホームに…(場内:爆笑)ユルいなって思った。
宗像:今日はユルくいきましょう。
高嶋:飲み会に来ました的な感じで喋るから、 飲みながら聞いてください。(場内:はぁ〜い)

ノリで暇やったからやってみよう…みたいな感じでアイドルに入った

宗像:このIDOL AND READ 008を読んだ方からはどんな感想がきました?
高嶋:わりかし昔から知ってくれたり、物販とかに来てくれてる人からからは「そのままのかっぴちゃん(高嶋楓の愛称)やね」って言われたんですけど、最近好きになってくれた人からは「あ、こんな感じの子やったんや昔は」とか言われた。深い話とか過去の話とかは知らなかったからって。
宗像:就職活動をなんかやってるうちにPassCodeに入ったって話は前から言ってたんですか?
高嶋:言ってた?(会場に)聞いたことある人?(場内:聞いてない、言ってない…)
宗像:加入の経緯がここで初めて分かったと。実は今日は、このインタビューを担当された方が他のアーティストさんを見るんで台湾に行かれちゃってて。
高嶋:そう、司会はDAさんだと思ってたんですよ。で宗像さんになってくれはって。
img_0423s宗像:日本にいないんじゃしょうがないですよね。で、このインタビュー読んでておもしろかったのは、入った頃今田さん(今田夢菜)と「辞めたいね」って言ってた話が、まったく意味わからないんですよ。なんで入っていきなり辞めたいのか。
高嶋:今は違うんで勘違いしんとってください、そのときはノリで暇やったからやってみよう…みたいな感じでアイドルに入ったから、結構練習とかもユルいと思ってたんですよ。1週間の内ちょっと行くぐらいかなって思てたら、今よりレッスンが多くて週4〜5日とかあって。そやからメンドクさ〜って思って。で、辞めたいなぁ〜って思ってた。
宗像:それまでずっとスクールカーストのあまり高い方じゃない雰囲気だった高嶋さんが(場内:爆笑)、あ、ちょっと語弊があるかもしれないけど、高嶋さんがモモクロにハマってだんだんアイドルっていいなってく…、でもモモクロっていったらアイドルって結構厳しいかもって思わなかった?
高嶋:思ってたんですけど、だいぶナメてましたね。モモクロとか厳しそうやなって思たけど、なんやろレベルが違う、向こうは上の辺でこっちはちょっと入っただけやからって甘い感じでナメて入ったから…辛って思いました。
宗像:でもよく辞めなかったですね。
高嶋:う〜ん、暇やったんです。
宗像:でもそのときに就職するっていう選択肢もあったじゃないですか。就職したくなかったんですか。
高嶋:(小声で)働きたくないんです。(場内:わかる)みんなも働きたくないよね…。みんなほんまにスゴイんですよ、だってみんな働いてるもん。楓は逃げたんですよ、みんなの働いてる感じから。みんなスゴイと思う。
宗像:ハッカー(ファン)を高嶋さんが褒める。
高嶋:土日ライヴ終わってから家帰って、翌日月曜日は基本お休みなんですよ、朝帰ってくるから。基本月曜はベッドにおるんですよ、そのときに「あ〜みんな仕事行ってるんやろなぁ、スゴいなぁ」って思う。
宗像:オタクは休みないですからね。
高嶋:(場内を見廻して)今日は遠征して来てくれてる人とかも多い感じやからうれしい。
宗像:今日遠征して来た方ってどのくらいいらっしゃるんですか?(場内:富山です〜、広島! 鹿児島!などの声)すごいですね。
高嶋:高嶋 楓のためにありがとうございます。ほんまにスゴイと思うんですよ、(今日は)PassCodeのライヴないのにこの一人のためだけに家を出て、電車代とか払って、本代もドリンク代も払って。なんで?ありがとう。
宗像:ふらっと入ったPassCodeで、こうやって高嶋さんのためにみんなが遠征してくれるってどういう感じですか?
高嶋:今はもう(自分は)ずっとこういう感じですけど、昔とか思い返すと考えられへんくらい変わったって思うし。
宗像:どんなとこが変わったって思います?
高嶋:入った頃からは全部変わった。ライヴとかも天と地くらいの違いの心の持ちようやったから、昔は地獄のような顔してたかもしれへん。
宗像:ステージが大変だった?
高嶋:ステージは楽しかったけど、練習とか精神面的な感じで。なんか楽屋とかも個別の楽屋とかあんまりなくて、アイドルさんとか周りにめっちゃいるから人多過ぎて精神的に追いつめられた。今は大丈夫。でも、個別の楽屋のときはうれしい。

今年のTIFは悔しかったぁって感じ

img_0425s宗像:TIFのときはどうだったんですか?
高嶋:TIFは去年も出させていただいたんですけど…地獄。(場内:爆笑)
宗像:TIFの楽屋ってスゴいんですよ。
高嶋:売れてるアイドルさんは一つ上の階で個別にあって。
宗像:他のアイドルさんは湾岸スタジオのだだっ広いスタジオに長テーブルが山ほどあってそこでみんな身繕いしてて。
高嶋:それが二つあってそこに全員詰め込まれるんです。行ったらアイドルさんまみれで空いてる席を探し出すんですけど、遅く行ったら場所もコンセントもないし。コンセントを使うのも隣の知らないアイドルさんに喋りかけないとダメで。(場内:爆笑)
宗像:知らないアイドルさんと接点を持つのが辛い。
高嶋:辛い。
宗像:今年はどうだったんですか?
高嶋:今年はわりと早く入ったからガラガラやって、一番端っこのコンセントが二個あるとこを取ってそこにずっと居りました。
宗像:今年のTIFはやってみていかがでした? あと夏の魔物とかイナズマロックフェスとかフェスが続いて。
高嶋:TIFは去年と出るステージが変わらんかってけっこう悔しかった(ドールファクトリーとスマイルガーデンに出演)。一年間頑張ってきて、アイドル界TIF界ではあんまり評価されなかった…言い方あれですけど、もっと頑張ろうって思った。もっとアピールして行こうと思いました。
宗像:でも(オタクとしては)「俺たちのメインステージってスマイルガーデンじゃん」って気持ちがあるんで。(野外だから)無銭(ただ見)の人もいっぱい来るから。
高嶋:どっちもやりたいんですよ。メインとスマイルガーデンもやりたい。ワガママなんです。
宗像:(メインステージは)ZEPPダイバーシティに今年は行ってたけどあっちもとりたい、メンバー的にはやってみたかったんだ。
高嶋:悔しかったぁって感じ。
宗像:来年できますよ、来年来年、メジャーの力で。
img_0466s高嶋:そっか、ユニバーサルに頼んだら。でもメジャーの力で立ちたくない…ってカッコよいですか?(場内:おおおっ〜! ひゅう〜!)
宗像:自分たちの実力で立つんだと。
高嶋:(無言のうなずき)自分たちの力で立ちますね。
宗像:今月メジャーデビューですよね。
高嶋:他のメジャーに行く方たちって予約用紙めちゃ書いたりとかしてるイメージなんですよ、1〜2ヶ月はリリイベ(リリースイベント)しているとか。PassCodeは予約用紙もないし、イベントも1週間くらいしかないんですよ。
宗像:結構ストロング・スタイルですよね。わりと今だとず〜っと予約やるもんじゃないですか
高嶋:他のメジャーさんはCD売ることだけしか考えてないとこがあって、それはPassCodeとは合ってなくて、そやからいい意味で変わっていきたくてリリイベ詰め詰めCD予約予約とかってイヤやから、それに合うのはユニバーサルさんやったから。それでユニバーサルさんになったってついさっき聞いた(笑)。
宗像:高嶋さんメジャーデビューへの気負いとかないんですか?
高嶋:気負い?変わってないんですよ、メジャーデビューすると聞く前と今はなんも変わってないから、ほんまか?メジャーデビューする?って。変わらなさ過ぎて全然大丈夫、元気。気持ちイケイケ(笑)。
宗像:メジャーで売れてやるというイケイケ?
高嶋:(小声で)あわよくば…。あわよくばじゃないですね、なんやろメジャーお願いしますって感じ。
宗像:結構投げてますね。
高嶋:テレビ出たい…。(場内:おおおお!)アレ出たい「アメトーク」。(場内:爆笑&ツッコミ)
宗像:今会場から一斉にツッコミ入ってますけど、喋れないって自分で言っておいてトーク番組に出ようとしてますね(笑)。
高嶋:出る側じゃなくて…芸人じゃないし、MCの横に座る方がいい。女の子が映ったりする、あれで頷いときたい。
宗像:それはPassCodeで出たい?自分で出たい?
高嶋:出れるならどっちでもいい。歌番組は出たいけど…歌が苦手なんですよ、歌へたくそやから。(場内:爆笑)歌は好きなんですよ。
宗像:(小声で)高嶋さん、メジャーデビューするから歌が下手っていうのは…。
高嶋:マイクで直録りの声聞いたらヤバいから、もうちょと上手くなってから出たい。
宗像:今ライヴで歌ってるくらいだから大丈夫じゃないですか。生歌で(注:ライヴでは生歌でないアイドルも多い)。
高嶋:そう、歌ってますよ全部生歌で。ほんまに全部歌ってるホンマですよ、ホンマに全部歌ってる!聞いてよ〜。(場内:大爆笑)
宗像:高嶋さんが悲しくなってきちゃった…。
高嶋:ちょっと盛り上げるために…(笑)。
宗像:他に何かありますメジャーデビューしたら。
高嶋:なんやろ、ロック・イン・ジャパン(フェス)と、カウントダウンジャパンと、あとこの間イナズマで小っちゃいステージに出させてもらったんですけど、西川(貴教)さんが出た大っきいとこ出たい。(場内:サマソニもちゃんと出ろや!)サマソニも出たい(注:2015年のサマソニでサイドステージに出演)
宗像:どんどんデカいフェスの話が飛び交ってますが。
高嶋:みんな結構フェス好きやもんね。

この後、「夏の魔物のリングステージの思い出」から、「twitterでアスキーアート好きなのはなぜ?」などのネットSNSの話題が語られた。

宗像:そろそろ時間なので、この後ツアーがあって、12月28日は新木場COASTじゃないですか、そこに対する意気込みとかを最後に聞いて。
高嶋:ツアーは11カ所回るから、ふつう全部同じ内容になる感じあるじゃないですか、それはイヤやから一つ一つのライヴを全部違う感じに頑張ってみんなを楽しませるようにして行きたいです。だから、来てね〜。
宗像:新木場COASTはどんな風にしたいですか?
高嶋:新木場は今までで一番大きいステージじゃないですか、だから端から端までステージ全部を使って、後ろの人まで届くように気持ち込めます。
宗像:なるほど、分りました。では今日来てくださったファンのみなさんに高嶋さんからメッセージを。(場内:おおお!)
高嶋:メッセージ…、今日はソロやのに、PassCodeのライヴがないのに来てくれてありがとうございました。あと、なんやろな……ありがとうございました。
宗像:えっ!それで終わりですか?(場内:爆笑)
高嶋:あの、トーク力はこんな感じで全然ないし、宗像さんに助けてもらったし、みんなのガヤにも助けられて、これから頑張るから見てて。
宗像:これからの高嶋さんのソロトーク活動に注目ということで。
高嶋:あればよいですね。お願いします。
宗像:じゃ、今日はどうもありがとうございました。
高嶋:ありがとうございました。

この後サイン会とチェキ会が行われた。

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    傳谷英里香 ベイビーレイズJAPAN

    伊山摩穂 GEM

    滝口ひかり drop

    リンリン BiSH

    天照大桃子 バンドじゃないもん!

    廣川奈々聖 わーすた

    新井愛瞳 アップアップガールズ(仮)

    高嶋楓 PassCode

    井上唯 Maison book girl

    成海5才 ぜんぶ君のせいだ。

    神谷えりな 仮面女子

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