俳優・アーティストとして現在人気急上昇中の古川雄大の30歳を記念したアニバーサリーブック「古川雄大 30th ANNIVERSARY BOOK Free & Easy」(シンコーミュージック・エンタテイメント刊)の発売を記念したトークショーが1月29日HMV & BOOK SHIBUYAにて開催された。

同書は古川雄大の半生を振り返った2万字ロングインタビューや、休日の1日を追った今までに見せたことのない自由でナチュラルな姿を切り取ったグラビアで構成されたもの。

まさに<Free & Easy〜自由きままに>って感じの写真集です

ミュージカル「黒執事」-Tango on the Campania-にて主演セバスチャン・ミカエリス役を努めた愛知公演の近況も語りながら、写真集の話題に。

古川:この写真集は、短いスパンで完成したにも関わらず、きちんとしたクォリティで出来ているのにはびっくりしました。写真も、スタッフに水をかけて笑っているカットがあんなに爽やかなシーンになるとは思っていなかったし(笑)、真っ白な服を着るのも珍しいし。

 

ロケは人里を離れたエリアまで入り込んでの撮影となったとのことで、“謎の黒猫、ブレーキのない自転車、怖いトンネル、廃墟……”と様々な撮影エピドードが語られ、
続いて、写真集の中のカットをパネル化したものを使ってのミニクイズ・コーナーとなり、それぞれのカットに関しての古川の思い出が語られた。

古川:(額を出したカットに)僕もルドルフ『エリザベート』のとき、小池先生(演出家)に“ちょっと前髪を上げて”と言われました。

さらに会場からの質問に応えるQ&Aのコーナーへ。

Q1:自分の出演した作品の映像を見返すことはありますか?
古川:最近はほぼ見ないです、「黒執事」も副音声収録のときに見たくらい。

Q2:写真集を作ってみて新たな発見はありましたか(髪型、服装、ポーズ他)?
古川:メガネですね。なかなか似合わないので、不思議な感じです。(実際にかけてみて)似合わないでしょ?(場内からは“似合う!”の声)、そう?

Q3:洋服のコンセプトは?
古川:私服っぽくならない感じで…と選びました。スタジオで撮るときはちょっと私服も意識して黒とかも入れながら、普段に見えるようなカジュアルさを出して。中には私服や自前のサンダルも入ってます。

Q4:後輩の俳優さんからリスペクトされるのは、テレとうれしいのどちらが大きいですか?
古川:半々ですね。うれしいですけど、“カッコ良くいなきゃいけないのかな”っていう謎の意識が入っちゃって(笑)。

Q5:歌詞は実体験で作っているとインタビューにありましたが、恋愛の歌が多いのは、たくさん経験されたのですか?
古川:実体験で──と言った場合、歌詞の意味を深く考えられると、それは…あまり前向きな歌を書かないので…。歌詞には想像もたくさん入っているのであまり深読みしないでください(笑)。

Q6:写真集の中で一番のお気に入りはどのカットですか?
古川:パネルにしていただいた海辺のカットもそうですし、最後の方のページでニューエラのキャップを被って横座りしているカットも好きです。正面からじゃなく髪の毛もぐしゃっとしていて、ちょっとルーズさも出て

この後、場内からお気に入りのカットを募ると、最初に話題になった<スタッフに水をかけて笑っているカット>が挙げられた。

古川:あそこがまさに<Free & Easy〜自由きままに>って感じ。あれがちゃんと本に収められているというのがいいですね、あれはお気に入りです。

最後にスペシャル・プレゼントとしてイベント中に紹介されたパネルにサインを入れたものの当選者が発表され、さらに古川雄大待望のアルバム『F coat』(アコースティク・アルバム)が2月21日に発売となることが告知された。

古川:みなさん楽しんでいただけましたでしょうか?(場内大拍手)、ありがとうございます。これでこのイベントは終わり?(場内から、またやっての声)、また機会があったらやりたいなと思っています。こうやって話すのは久々で、だいたい悪魔になってますから(笑)、こういう人間っぽいことはできないし、人間らしい所にいられる場所を欲っしてるんで、またどこかでお会いしましょう、ありがとうございました。(場内大拍手)


古川雄大30th ANNIVERSARY BOOK Free & Easy のご案内

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  • 古川雄大 30th ANNIVERSARY BOOK Free & Easy

    A4判 / 128ページ / ¥ 3,056

    古川雄大30歳を記念したアニバーサリーブック

    俳優・アーティストとして現在人気急上昇中の古川雄大。今後待機作も多く控えている彼の、30歳を記念してのアニバーサリーブック。

    半生を振り返った2万字ロングインタビューや、休日の一日を追った今までに見せたことのない自由でナチュラルな姿を切り取ったグラビアで、等身大の魅力をお届けします。

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