THE EFFECTOR BOOK Vol.66〈シンコー・ミュージック・ムック〉

THE EFFECTOR BOOK Vol.66〈シンコー・ミュージック・ムック〉

¥ 2,200 (本体 2,000+税)

発売日 2024/12/17
サイズ AB判
ページ数 112ページ
ISBN 978-4-401-65563-2

TEXTURE PEDALS
ペダルとじっくり向き合って自分のものにする

今回のエフェクターブックは“テクスチャー系ペダル”特集。「テクスチャー系」と言われても、恐らく多くの人が「?」という感じでしょう。それもそのはず。“テクスチャー系”とは、ここ最近になって注目度が急上昇してきたグリッチ、グラニュラー、スタッター、ローファイなどの効果を生み出すペダルをまとめた総称。特集を組むにあたって、編集部が勝手に命名しました(以前から一部ではそう呼ばれていましたが)。要は、元々テクノやエレクトロニカで使われてきたノイズ的な味付けをギターでも扱えるようにしたペダルのこと。楽曲に絶妙なフックを与える“質感”をもたらしてくれるタイプの製品です。例えば、『Kid A』以降のレディオヘッド・ナンバーを思い浮かべてもらえれば、わかりやすいかもしれません。そうした新しい効果であるだけに、特集で紹介したペダルは活用方法がまだまだ確定していないものばかり。使い手に音楽的なクリエイティヴィティがないと扱うのは難しいかもしれませんが、チャレンジする価値はあります。上手い使い方さえ編み出せれば、自身が奏でる音楽に唯一無二のスパイスを加味してくれることは間違いありません。特集の各項目にはそのためのヒントを散りばめておきましたので、ぜひ何度も読み返して創造の糧としてみてください!

【CONTENTS】
[特集1]
TEXTURE PEDALS
ペダルとじっくり向き合って自分のものにする

[Interview]トム・マジェスキ(Chase Bliss)
[Special Talk Session]Knobs×西田修大
[Chronicles]テクスチャー系ペダルはペダル界の突然変異なのか?
[Disc Guide]テクスチャー系サウンドメイクの手がかりを探る
[Analysis]「音楽」と「ノイズ」の境界線はどこにあるのか?
[Tutorial]テスクチャー系ペダル用語解説
[Interview]ザッカリー・ヴェックス(Z.Vex)&ジョエル・コルテ(Chase Bliss)
[Interview]カート・マルウィン(Red Panda)
[Interview]ジェイミー・スティルマン(EarthQuaker Devices)
[Interview]Taro Aiko(MASF Pedals)
[Interview]デヴィッド・ピーターセン(the King of Gear)
[Instructions]BENIMARU先輩が示す「グリッチ系ペダル、事始め」
[Analysis]現行最新“テクスチャー系ペダル”試奏分析
[Instructions]伊東真一がテクスチャー系ペダルの使い方をレッスン!
[Instructions]攻撃する機械[限定復活回](Taro Aiko)
[Instructions]ステージでテクスチャー系を生かす(坂本夏樹)
[Instructions]“DL4 MkII”で“テクスチャーのマジック”を披露(Jake Cloudchair)

[Pedal Board Profiling]
生形真一(Nothing’s Carved In Stone)feat. Wren And Cuff UB-Stone Fuzz

[特集2]Walrus Audio
パンデミックを経て模索したペダル・メーカーとしての存在意義

[新製品紹介]COMING UP NEXT NEW PRODUCTS REVIEW

[Event Report]Tokyo Pedal Summit 2024

[Interview]Builder’s Voice
FREE THE TONE feat. MOTION LOOP
DSM & Humboldt Electronics
Petla

新製品インフォメーション

[連載]Whatever cool with me
Let me be your patch cable(兎沢貴広/EQD)

音の正体(布施雄一郎)
BENIMARULABO[出張版](BENIMARU)
その音、自家製につき(Kensei Ogata)
なんばの楽器店からキラーパス(兼政拓実)
マニアの極北(細川雄一郎)

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