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発売日 | 2021/06/15 |
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サイズ | AB判 |
ページ数 | 112ページ |
ISBN | 978-4-401-65078-1 |
特集1:Tape Echo
「世界的に高騰する“テープ・エコー”の謎を探る」
・美濃隆章(toe)がテープ・エコーの名モデル10台を試奏レビュー
・現代のペダル・デザイナーがテープ・エコーを語る
・ペダル界隈の識者たちがテープ・エコーの使い方を模索する
ここにきて市場でテープ・エコーがまさかの大高騰。しかもそれは世界的な傾向である。その理由は、ステイホームが推奨される昨今の特殊な状況に求められるかもしれないし、もしかしたらメロウな音楽の流行がそれを後押ししているのかもしれない。その要因を完全に特定することはできないが、少なくともいま、世界中のプロ/アマチュアのミュージシャンがテープ・エコーの音色を手に入れようと躍起になっていることだけは確かだ。それにしても、テープ・エコーとは半世紀以上前の技術で作られた極めて古い機械である。壊れやすい上に扱いも難しい。デメリットしかなさそうなディヴァイスのどこに世界中の人を惹きつける魅力が潜んでいるのだろうか? それよりも遥かに高性能なデジタル・ディレイが安価で手に入るにもかかわらず、である。その謎を解き明かすために、そして現代における有効な使い方を探るために、今回は1960年代末〜1970年代のオリジナル機から先進的なテクノロジーを駆使して設計されたシミュレーターまで、様々な形態のテープ・エコーにメスを入れた。計50ページに渡るテープ・エコー特集をとくとご覧あれ!
【CONTENTS】
[Pedal Board Profiling]
J・マスキス(ダイナソーJr.)
[Specials]
Way Huge Special
ジョージ・トリップスがハンドメイド・ペダル黎明期を語る
[特集1]Tape Echo
テープ・エコーとは“ロマンの塊”である
[Analysis]美濃隆章(toe)が10台のテープ・エコーと対峙する!
[Interview]ジェームス・サンチャゴ(Universal Audio)
[Interview]ジョージ・トリップス(Jim Dunlop)
[Interview]“テープ・エコー復刻プロジェクト”の秘話
[Interview]ピート・シーリー(Strymon)
[Analysis]現行“テープ・エコー・シミュレーター”ペダル試奏分析
[Analysis]写真で振り返るメカニカル・エコーとミュージシャン
[Setting Guide]テープ・エコーの使い方を考える Part 1(村田善行)
[Analysis]現行“テープ・エコー系ブースター”ペダル試奏分析(井戸沼尚也)
[Interview]Kiyoshi Sasaki(Xotic Effects)
[Tutorial]メカニカル・エコーの動作原理
[Tutorial]テープ・エコーって自分で作れるんですよ?(坂本夏樹)
[Tutorial]プラグインで知るテープ・エコーの魅力(BENIMARU)
[Tutorial]心地よさを生む“劣化”の正体
[Setting Guide]テープ・エコーの使い方を考える Part 2(Jake Cloudchair)
[特集2]VEMURAM
国産ブティック・ブランドの雄が打つ次なる一手
[新製品紹介]COMING UP NEXT NEW PRODUCTS REVIEW
[インタビュー]Builder’s Voice
Chase Bliss Audio
Beyond
新製品インフォメーション
[連載]Whatever cool with me
さいとうさんに聞いてみよう(Soul Power Instruments)
世界のマニアックさんたち、こんにちは(きになるおもちゃ)
音の正体(布施雄一郎)
BENIMARULABO[出張版](BENIMARU)
試奏動画の裏側から(川村健司)
なんばの楽器店からキラーパス(兼政拓実)
マニアの極北(細川雄一郎)
¥ 1,980 (本体 1,800+税)