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発売日 | 2017/03/20 |
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サイズ | A5判 |
ページ数 | 256ページ |
ISBN | 978-4-401-64429-2 |
アンディ・ウォーホル作による例のアートワークは、その音を耳にしたことはなくとも、ひと目で見た者の脳裏に焼き付いたはず。その結果、スリーヴには主人公であるグループ名さえないにもかかわらず、それがザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの作品であることはロック好きなら誰もが知っているはずだ。
そして実際にそのサウンド/楽曲を耳にした者の多くは、その虜となって早幾年月……。以降ミュージシャンの多くがその影響を口にし、今年リリースから半世紀を迎え、今も色あせることなく名盤として語り継がれるあのデビュー作をはじめ、わずかしか残されていない作品を軸にグループの実像をあぶり出していく。
【CONTENTS】
[総論]ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの本質を探る
不謹慎で不埒なロックンロールの世界で、“だからこそ”敬遠されて、“だからこそ”歓迎された
[ヒストリー]ヴェルヴェッツの歴史、その始まりはやはりアンディ
[完全再録]1990年7月インタヴュー
パート1 驚かせることがあるんだ……
パート2 アンディに魅せられた
パート3 オレは出ていくよ
[バナナ 1]プロデューサー? アンディ・ウォーホル
[バナナ 2]名盤のち、残念な半生、残念な死──ニコ
[作品]ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・ディスコグラフィ
オリジナル・アルバム
ボックス/スーパー・デラックス・エディション/発掘ライヴ音源
ルー脱退後のヴェルヴェッツ
スクイーズ
ファイナルV.U.
ダグ・ユール執筆『ファイナルV.U.』ライナーノーツ
ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのツアー記録
[コラム]
1967年、ニューヨークのアンダーグラウンド
ヴェルヴェッツと現代音楽
ルー・リードの歌詞から見えてくるもの
グラム・ロックとホモセクシャルのイメージ、ルー・リードの場合
なぜチルドレンが多いのか?
[ソロ・ワークス]
ルー・リード
「音」そのものから探し続けた
アルバム・ピックアップ
ジョン・ケイル
ヴェルヴェッツの枠を超えて
アルバム・ピックアップ
[独占]ジョン・ケイル インタヴュー2009
モーリン・タッカー
アルバム・ピックアップ
[再録]特別対談 ルー・リード×村上 龍『ミュージック・ライフ』1978年2月号より
¥ 2,200 (本体 2,000+税)