ソロ公演での来日も噂される中、音響のアルチザンの功績を集大成

生誕80年を迎えた英国人ミュージシャン、ギタリスト、ソングライター、プロデューサー、フォトグラファーという多才な顔を持つアンディ・サマーズ。ビートルズと同世代の彼は、既に60年以上もの長いキャリアを有し、とりわけポリス参加以降の目覚ましい活躍で多方面から尊敬と評価を集めてきました。そんな彼を主軸に据えて「ポリス」の魅力を改めて解くのが本書の趣意です。

ポリスのアルバムやソロ作品の網羅は勿論、これまでに彼が関わった全音源の解説、独自のバッキング・スタイルに迫る奏法分析、歴代の使用機材に関する考察の他、ロック史に名を刻むトリオ・バンド各様のアンサンブルとの比較等も通し、不易で「映える」彼のギター・プレイの心髄にも迫ります。

【CONTENTS】
フォト・ギャラリー

アーリー・ストーリー 1942-1977

音源解説 ポリス作品

復刻インタビュー＆ルポルタージュ／ポリス編

ポリスに比肩するロック史上の3ピース

奏法分析 比類なきバッキング構築術

ポリスの映像タイトル

『MUSIC LIFE』読者投票の結果で振り返る日本での人気変遷

初公開分を多数含むポリスのレア・ショット集

機材紹介 ポリス来日時のライヴ機材

機材解説 音響のアルチザンが愛した発音体群

音源解説 ソロ活動の全履歴

サマーズに続くエフェクターの使い手達

復刻インタビュー＆ルポルタージュ／アーリー＆ソロ・ワークス編

参考文献・出典一覧