わたしが「AV女優」になった本当の理由。
デビューから引退まで、そのキャリアの裏側を綴った初の自伝的エッセイ。

今年の4月に引退を発表したAV女優、高橋しょう子の自伝的エッセイ。郊外の田舎町で育った生い立ちから、グラビアアイドルになるまで、そしてAVの仕事の舞台裏、引退を決意するまでのプロセスなどを赤裸々に綴っている。「女優友達」「監督・男優」「アダルトアワード」など、AV業界のことも書かれているが、その一方で彼女がのめり込んだギターや音楽体験についてなど、意外な一面も紹介されている。特にギターは、機種やエフェクターなど、実際にプレイした人だからこその熱量が込められている。「表面だけの私じゃない、人間らしいわたしを知って欲しい」と自ら書いているように、ここには素顔の高橋しょう子がいる。本書の中の写真は、すべて高橋しょう子本人が撮影したもの。それだけ自分の思いを反映させた一冊と言える。

【CONTENTS】
地元
グラビアアイドル
日テレジェニック
ギャップ
AV女優になる
デビュー作
アダルトアワード
ジャンル
監督・男優
ギター
女優友達
海外の仕事
ファンの存在
引退