歌と映像で読み解くブラック・ライヴズ・マター

歌と映像で読み解くブラック・ライヴズ・マター

¥ 2,200 (本体 2,000+税)

発売日 2020/11/26
著者 藤田 正
サイズ A5
ページ数 272ページ
ISBN 978-4-401-64966-2

「奇妙な果実」からビヨンセの『ブラック・イズ・キング』まで──
「ブラック・ライヴズ・マター」を理解するために音楽や映像などカルチャーの側面から掘り下げた決定版!!

2020年5月にアメリカ・ミネソタ州で発生した、警察官による黒人男性殺害事件をきっかけに、世界中へと抗議運動「ブラック・ライヴズ・マター」が広まった。アメリカにおける黒人の苦難と闘いの歴史は、音楽や映画、アートなどさまざまなカルチャーに表現されている。
最新情報をもとに、今や世界共通の闘いの旗印となった「ブラック・ライヴズ・マター」を理解するために、音楽や映像などカルチャーの側面からこれらの事象を掘り下げた一冊。著者はブラック・ミュージック評論の第一人者、藤田 正。

音楽~映像作品との連携を軸に、運動の本質をわかりやすくまとめた決定版。

【CONTENTS】
第1章 「奇妙な果実」──ブラック・ライヴズ・マター前史
BLM運動の起点、二つの「アメリカの歌」
首吊りの縄と南軍旗は「裏アメリカ」の象徴?
ゼロからの出発、ヒップホップ・カルチャーの意義
「ロドニー・キング氏暴行事件」から「ロサンゼルス暴動」へ
F×××ザ・ポリース! ゲットーからの肉声、どーよ
オレ、35歳で死んじゃうかも、という人生観
オバマ大統領だってテロリスト? 不公正との闘い

第2章 ブラック&プライド 公民権運動の1960年代
バス・ボイコット運動とローザ・パークス氏の決意
白人女性に口笛を吹いた? それだけで虐殺された黒人少年の悲劇
ジム・クロウ法をぶっつぶせ! 広がるシットイン運動の影響
州境を越えろ! 1940年代から始まる「フリーダム・ライド」
フリーダム・ライド運動は「アメリカの恥」をさらしたのか?
投票権すらもらえなかった人々の声、ワシントンへ届くだろうか
キング牧師の名演説「私には夢がある」と「ワシントン大行進」
バエズの「勝利を我等に」とクックの「ア・チェンジ・イズ・ゴナ・カム」
白人は悪魔! アメリカを震撼させたマルコムXが登場した
爆殺、暴動、公民権法、ベトナム戦争&ブラック・パワー!
「ブラック」たちが築いた「ニグロ」なんて呼ばせない時代

第3章 「白人」たちの主張──KKK団の思想は今も
ヘイトを繰り返す者たちの心理、止まらないレイプの連鎖
黒い南部に敷かれてたまるか──歴史的大作『國民の創生』が遺したもの
『風と共に去りぬ』〜マーガレット・ミッチェル〜ハウス・ニグロ
広い白人ネットワークの中から出現した、KKK団のトロリズム
人種隔離は未来永劫だ宣言、そして新たなる「独立戦争」への道?

第4章 発言! 「彼」「彼女」は何に怒っているのか?
大坂なおみ選手が発した「アイ・アム・ア・ブラック・ウーマン」
ビヨンセが書いた抗議文「ダニエル・キャメロン州司法長官への手紙」
「ディファンド・ザ・ポリス」と警察の再構築を求める人々の声
私はあなたの法と秩序の大統領、平和的抗議者の味方だ
罰することが優先の警察監視社会と、公立病院の一つもない大都市

第5章 1619・ヴァージニアの記憶。黒人は忘れない!
ゲットー、ブラックスプロイテーション、ザ・ファイブ・ブラッズ
映画『ランボー』の暴力 vs. 暴力と「ゴッド・イズ・ラヴ」
プロパガンダ・フィルムの名作『アメリカの黒人戦士』はフェイク?
コリン・パウエル陸軍大将と「コザ暴動」の教えから
日系アメリカ人にとっての、制度的な差別、強制収容所への道
エヴァ・デュヴァネイ監督が暴いた刑務所ビジネスという暗黒
『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』……誰も人の死なんか気にしない

第6章 ビヨンセ! クイーン・オブ・ブラックの未来
人種隔離があった古き良き時代に戻りたい、戻したい人たち
大統領を逮捕しろ! と力説したラッパーの変貌とは
「ブラック・イズ・ビューティフル」とアフロな女性の登場
ブルースの母、マ・レイニーが歌に込めた黒い女のホンネ
女性シンガーたちが背負った差別の中の差別、その熱演の陰
アレサ・フランクリンの「ナチュラル」と「リスペクト!」の意味
バクラ・オバマ政権の誕生が呼び込んだ? 新たな人種間対立
ビヨンセ「あなたたちには世界が必要とするものすべてがあります」

おわりにだれが〈黒人〉なのか?

ブラック・ライヴズ・マター関連年表

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