発売日 | 2012/5/30 |
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著者 | 大山哲司 |
サイズ | A5判 |
ページ数 | 128ページ |
ISBN | 978-4-401-63697-6 |
すでに楽器が弾ける人や、これから楽器や作曲を学ぼうとしている人の中にも、譜面の読み書きにコンプレックスを持っている人はたくさんいるはずです。譜面が読めなくても楽器演奏を楽しむことは可能ですが、教則本で勉強するにしても、理論を学ぶにしても、あるいはバンドのメンバーに自作曲を伝えるにしても、譜面の読み書きができれば、それだけ可能性が広がります。しかも、譜面にコンプレックスを持っている人の中には、苦手だと思い込んでいるだけで、実は譜面が読めているという人も数多くいます。本書はそうした人を対象に、譜面の規則をもう一度整理し、譜面コンプレックスの解消を目指します。
【CONTENTS】
[第1章 音の高さを表現する]
1 五線の音の高さを決める
2 五線からハミ出す音の書き方
3 シャープとフラット
[第2章 音の長さを表現する]
1 小節について
2 拍子について
3 いろいろな音符
4 音符を見やすくする工夫
5 音符の長さを伸ばす
6 3拍子の場合
7 休符
8 音符の和
9 連符
episode 1 楽譜のフェイルセーフ機能
[第3章 音楽の基礎知識]
1 予測
2 音程
3 音階
4 調
5 変化記号
episode 2 親戚の調
[第4章 コードについて]
1 コードの成り立ち
2 コードの機能
3 4音構成の和音
4 テンション
5 コード・ネーム
episode 3 変化記号の由来
[第5章 曲の構造を表現する]
1 曲の基本設計を表現する
2 小節線のバリエーション
3 リハーサル・マーク
4 曲の進行を指示する記号
5 省略記号
episode 4 ト音記号とヘ音記号以外の音部記号
[第6章 ギターならではの譜面表現]
1 TAB譜
2 ギターならではの演奏技法を譜面に表す
3 ドラム譜
[第7章 細やかな演奏表現を譜面に表す]
1 カウントされない音符
2 音の強弱を指示する記号
3 奏法を指示する記号
4 スコアのフォーマット
5 演奏用の譜面を書くコツ
[APPENDIX 譜面を読むための用語辞典]
¥ 1,320 (本体 1,200+税)