精神の「夜のための」音楽、アシッド・フォーク

時を越え国境を越え、内なる世界をメロディに乗せてアコースティックに紡がれる、神秘に満ちた幽玄の響き。世間的名声や商業的成功から縁遠い作品であってもいずれも孤高の美しさを誇り、聴く者に静かに語りかけてくる。いわば「夜のための音楽」──それがアシッド・フォークなのだ。

【収録アーティスト】
●パート1＝60年代英国:ティラノザウルス・レックス、T・レックス、スティーヴ・ペレグリン・トゥック、トゥインク、シド・バレット、ドノヴァン、ショーン・フィリップス、ミック・ソフトリー、ジャクソン・C.フランク、ペンタングル、スティーライ・スパン、フェアポート・コンヴェンション、サンディ・デニー、スパイロジャイラ、ルネッサンス、トゥリーズ、ニック・ドレイク、インクレディブル・ストリング・バンド

●パート2＝60年代米国:カレン・ダルトン、ティム・ハーディン、フレッド・ニール、ジョン・フェイヒィ、パット・キルロイ、ティム・バックリー、グラム・パーソンズ、アレクサンダー・スキップ・スペンス、ホーリー・モーダル・ラウンダーズ、エド・アスキュー、エリカ・ポメランス、パールズ・ビフォア・スワイン、スコット・マッケンジー、チャールズ・マンソン、ニコ、ザ・ケイク、ディノ・ヴァレンテ、メイヨ・トンプソン

●パート3＝60年代その他:ブリジット・フォンテーヌ、フランソワーズ・アルディ、ミシェル・ポルナレフ、アモン・デュール、シロア、シビル・バイアー、ホセ・フェリシアーノ、ジャックス、加藤和彦、頭脳警察、遠藤賢司、マジカル・パワー・マコ

●パート4＝70～90年代:ニッキ・サドゥン、デイヴ・カスワース、フェルト、ゴーキーズ・ザイゴティック・マンキ、ロッキー・エリクソン、ジョアン・アシャートン、羅針盤、山口富士夫、さかな、渚にて

●パート5＝21世紀のフリー・フォーク:シックス・オーガンズ・オブ・アドミッタンス、デヴェンドラ・バンハート、ヴェティヴァー、ジョアンナ・ニューサム、エスパーズ、メグ・ベアード、デーモン&ナオミ、ヴァシュティ・バニヤン、サイモン・フィン、イン・ゴーワン・リング、ジュリー・デルピー、PANTA、渡辺勝