モダン・ジャズ・ギター界に於ける巨匠たちの特徴的なフレーズを紹介したのが本書。ツー・ファイヴ・ワンやイチ・ロク・ニー・ゴー、ブルースなど、数あるコード進行の中でも特に汎用性の高い7つのコード進行を例に取って、各ギタリストのアプローチやフレーズの組み立て方などを分かりやすく解説しました。
登場するギタリストはジョー・パス、ケニー・バレル、ウェス・モンゴメリー、バーニー・ケッセル、ジム・ホール、ジョージ・ベンソン、パット・マルティーノ、ハーブ・エリス、タル・ファーロウ、グラント・グリーンの10人。本書に掲載されているフレーズを弾くことで、自分のプレイに彼らのエッセンスを取り入れることができます。
模範演奏の他、マイナスワンも収録した付属CDを練習に役立ててください!

CONTENTS
【CHAPTER 1 IIm7-V7-Imaj7-Imaj7】
●ジャズの中で最も重要なコード進行、通称“ツー・ファイヴ”
ジョー・パス・スタイル
ケニー・バレル・スタイル
ウェス・モンゴメリー・スタイル
バーニー・ケッセル・スタイル
ジム・ホール・スタイル
ジョージ・ベンソン・スタイル
パット・マルティーノ・スタイル
ハーブ・エリス・スタイル
タル・ファーロウ・スタイル
グラント・グリーン・スタイル

【CHAPTER 2 IIm7(♭5)-V7-Im7-Im7】
●メジャーと対をなす頻出進行、通称“マイナーのツー・ファイヴ”
ジョー・パス・スタイル
ケニー・バレル・スタイル
ウェス・モンゴメリー・スタイル
バーニー・ケッセル・スタイル
ジム・ホール・スタイル
ジョージ・ベンソン・スタイル
パット・マルティーノ・スタイル
ハーブ・エリス・スタイル
タル・ファーロウ・スタイル
グラント・グリーン・スタイル

【CHAPTER 3 Imaj7-VI7-IIm7-V7】
●循環進行と呼ばれる定番中の定番、通称“イチ・ロク・二―・ゴー”
ジョー・パス・スタイル
ケニー・バレル・スタイル
ウェス・モンゴメリー・スタイル
バーニー・ケッセル・スタイル
ジム・ホール・スタイル
ジョージ・ベンソン・スタイル
パット・マルティーノ・スタイル
ハーブ・エリス・スタイル
タル・ファーロウ・スタイル
グラント・グリーン・スタイル

【CHAPTER 4 IVmaj7-IIIm7(♭5)-VI7-IIm7・V7-Imaj7・V7】
●スタンダードなど多くの楽曲で頻出する4度始まりの進行
ジョー・パス・スタイル
ケニー・バレル・スタイル
ウェス・モンゴメリー・スタイル
バーニー・ケッセル・スタイル
ジム・ホール・スタイル
ジョージ・ベンソン・スタイル
パット・マルティーノ・スタイル
ハーブ・エリス・スタイル
タル・ファーロウ・スタイル
グラント・グリーン・スタイル

【CHAPTER 5 Imaj7-IIm7・V7-Imaj7-IVm7-Imaj7】
●一時転調を含んだ起伏ある必須パターン進行
ジョー・パス・スタイル
ケニー・バレル・スタイル
ウェス・モンゴメリー・スタイル
バーニー・ケッセル・スタイル
ジム・ホール・スタイル
ジョージ・ベンソン・スタイル
パット・マルティーノ・スタイル
ハーブ・エリス・スタイル
タル・ファーロウ・スタイル
グラント・グリーン・スタイル

【CHAPTER 6 Imaj7・VI7-IIm7・V7-IIIm7・VI7-IIm7・V7-Imaj7・I7-IVmaj7・#IVdim7-IIIm7・VI7-IIIm7・V7】
●リズム・チェンジの名で親しまれているブルースと双璧を成す定番進行
ジョー・パス・スタイル
ケニー・バレル・スタイル
ウェス・モンゴメリー・スタイル
ジム・ホール・スタイル
バーニー・ケッセル・スタイル
ハーブ・エリス・スタイル
タル・ファーロウ・スタイル
グラント・グリーン・スタイル
ジョージ・ベンソン・スタイル
パット・マルティーノ・スタイル

【CHAPTER 7 I7-IV7-I7-I7-IV7-#IVdim7-I7-IIIm7・VI7-IIm7-V7-I7・VI7-IIm7・V7】
●登場回数ダントツ1位(!?)、必須のブルース進行
ジョー・パス・スタイル
ケニー・バレル・スタイル
ウェス・モンゴメリー・スタイル
ジム・ホール・スタイル
バーニー・ケッセル・スタイル
ハーブ・エリス・スタイル
タル・ファーロウ・スタイル
グラント・グリーン・スタイル
ジョージ・ベンソン・スタイル
パット・マルティーノ・スタイル