fabulous stage vol.08：古川雄大 インタビュー

fabulous stage Vol.08：古川雄大

　２０１１年の初演以来、さまざまなキャストを迎え、再演を重ねているメガヒット・ミュージカル『ロミオ＆ジュリエット』。同作品が２月23日から東京国際フォーラム ホールＣで再び幕を開ける。主役のロミオを演じるのは、実力も人気も兼ね備えたミュージカル界の〝次世代エース〟、古川雄大（大野拓朗とWキャスト）。古川にとってロミオ役は２０１３年、２０１７年に続いて今回で３度目となる。昨年はミュージカル『モーツァルト！』に主演し新鮮な感動を生み出すなど、ますます加速している彼が、より深化したロミオを見せてくれることは間違いない。

　現在、どんな想いでロミオ役と向き合っているのか？　また、本誌インタビュー直前に千秋楽を迎えたミュージカル『マリー・アントワネット』、大反響を呼んだＴＢＳ系ドラマ「下町ロケット」での吉井 浩役、そして昨年12月25日に行なわれたアーティスト・デビュー10周年ライヴ、さらには今年６月から開幕するミュージカル『エリザベート』でのトート役決定についてなど、近況も交えながら、たっぷりと語ってもらった。

── 今日は『ロミオ＆ジュリエット』のお話をメインに伺いたいと思います。でもその前に、まずはミュージカル『マリー・アントワネット』、お疲れ様でした！

「ありがとうございます。ロングランだったので、終わった時はホッと一安心しました」

 

── 去年の９月からですもんね？

「そうですね。ありがたいことにロングランの作品は結構立て続けに出させていただいているんですけど、今回は久々にロングラン感を味わった気がします。というのも、『マリー・アントワネット』はもちろん素晴らしい作品なんですけど、決して軽いストーリーではないですし、僕が演じさせていただいたフェルセン伯爵もあまり幸せな時間がない役なので、精神的にちょっと来る部分があったんです。でも無事に大きなトラブルもなく終わることができたので、本当に一安心しました」

 

── 公演期間中は舞台を下りてもフェルセンの役が抜けなかったんですか？

「１回１回公演が終わるたび、お客様の拍手で報われたり、満足感はもちろんあったんです。でも、次に挑む時にまたスイッチを入れて……毎回毎回、軽い気持ちでは出られない、というか。もちろんそれはどの舞台もそうなんですけど、やっぱりエネルギーが要るな、舞台ってすごい場所だなっていうのは感じました」

 

・・・続きは、発売中のfabulous stage Vol.08をご覧ください！

fabulous stage Vol.08
2月18日発売／B5変サイズ／176ページ／￥1,620（税込）

◆内容
表紙：古川雄大

2月23日から上演のミュージカル『ロミオ＆ジュリエット』で３度目のロミオ役を務める古川雄大さんが表紙に登場！

共演の三浦涼介、平間壮一、黒羽麻璃央、廣瀬友祐も含めたミュージカル『ロミオ＆ジュリエット』巻頭８５ページ大特集をお届けします！

［ラインナップ］
古川雄大・・・ミュージカル『ロミオ＆ジュリエット』
三浦涼介・・・ミュージカル『ロミオ＆ジュリエット』
平間壮一・・・ミュージカル『ロミオ＆ジュリエット』
黒羽麻璃央・・・ミュージカル『ロミオ＆ジュリエット』
廣瀬友祐 ・・・ミュージカル『ロミオ＆ジュリエット』

浦井健治・・・ミュージカル『笑う男 The Eternal Love –永遠の愛–』
連載「浦井健治の小福劇場」（ゲスト 城田 優）
勝地 涼・・・舞台『空ばかり見ていた』
鈴木拡樹・・・舞台『どろろ』
山崎育三郎・・・ミュージカル『プリシラ』
井上芳雄・・・舞台『十二番目の天使』

［Stage Pick Up］ 舞台『紫猫のギリ』レポート