B=PASS 2013年5月号
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アウトテイク
例えばアルバムを作ったときに「ものすごく良い曲なんだけど作品全体の雰囲気に合わないから今回は収録しないでおこう……」という感じで、録音したけど作品に収録されなかった楽曲のこと。ちなみに雑誌の場合、写真を撮影したときに「この写真めちゃくちゃ良いんだけど、ページの都合上載せきれない……」なんていうことが多々あります。それもアウトテイクです。編集部にはそんなアウトテイク達が大量に眠っています。いつか陽の目を浴びることがあるかも! お楽しみにっ!!
 

アナログ
CDじゃなくてレコード、デジタル録音じゃなくてアナログ録音。MDじゃなくてカセットテープ。音を一度信号に変換してからか、そのままの振動を記録するのかの違い、すごく簡単に言えば。重くてかさばるのがアナログですが、音のレンジ(出せる音域の幅)は、やはりデジタルより広いみたいです。
 

アップストローク/ダウンストローク

ギターで音を出すためには、コード(和音)を押さえて、ピックや指で弦を一気にジャカジャカと弾くわけですが、その「弦を一気にジャカジャカと弾く」ことを「ストローク」と言います。そのときに、ピックを上から下におろすのが「ダウンストローク」、逆に下から上にあげることを「アップストローク」と言い、この2つの弾き方に、弦を弾かない「空振り」を組み合わせることでリズムを作り、曲の雰囲気を作り上げます。

 

アップライト・ベース
ウッド・ベースって知ってますか? ジャズ・バンドなどでデカいコントラバスみたいな楽器を、プレイヤーが垂直に立てて弾いてる楽器、あれがウッド・ベース。音の感じは「ボンボンボボン」みたいな、ね。で、実はウッドベース=コントラバス。クラシックなどでは弓で弾き、ジャズ、ロカビリー、ポップスなどではピチカート奏法といって、いわゆる指で弦をはじいて音を出す。実はあれは同じ楽器なのです。分野で呼称が違うというわけ。他にも「ダブルベース」「アコースティック・ベース」などと呼ばれていて、その呼称のひとつがアップライト・ベース。ですが最近は、エレクトリック・コントラバス・ベースのことを総じて「アップライト・ベース」と呼んでいるようです。ボディがコントラバスより断然細身で長方形。GLAYのJIROがツアー『HIGHCOMMUNICATIONS』の「17ans」や、『X-RATED』の「BLAST」で使用してました。
プする事が出来るのです。あと、曲間はこの工程で調整します。
 

アルペジオ
ストロークがギターの弦を一気に弾く奏法ならば、「アルペジオ」は弦を一本一本弾くこと奏法のこと。ストロークの力強い感じに比べて、アルペジオの場合は繊細だったり、ちょっと物悲しさを表現できます。文字で表わすなら、ストロークがジャカジャカなら、アルペジオはポロロ〜ンですね。
 

アンプラグド
電気を使わない(プラグを通さない)で、生楽器だけで演奏すること。
 



イコライザー
音をいくつかの周波数帯域に分けて、各帯域ごとに補正するエフェクト機材のこと。
 

入り
「入り時間」「◎時入り」とか、ライヴ記事やTHE取材のコーナーでも出てきますが、会場や撮影現場など、「現場に入る」、ことです。例)「明日は15時入りでお願いします」。
 

* InDesign〈インデザイン〉
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アドビシステムズが販売してるDTPソフト。ページをレイアウトするアプリケーションですね。今まで本誌はillustrator〈イラストレーター〉というソフトで作っていたのですが(その前はQuark〈クオーク〉、もっと前は版下!)、リニューアルと共に移行! デジタル社会の進化に日々勉強っす。
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打ち合わせ
本誌で登場する場合は、取材などをする前、カメラマンとは写真の方向性、ライターとはインタビューの内容を、前もって相談しておくこと。ここで出た全体の取材案をもって、事務所/レコード・メーカー、果てはアーティスト本人とさらなる打ち合わせを行ないます。
 

ヴォイトレ
ヴォイス・トレーニングの略。そのままですが、ヴォーカリストが行なう発声の練習。これによって表現力が格段に上昇するみたいです。
 



SE
ライヴの会場で、開演前/終演後に流れている音楽。メンバーが選曲して、その時々のフェイバリットな曲をかけてることが多い。メンバーがステージに登場するときに流れる「オープニングSE」はライヴによって変わったり、そのバンドの定番のものがあったりと様々。
 

エフェクター

音を変える機材のこと。音を歪ませてノイジーにさせる「ディストーション」や「オーバードライブ」、やまびこのような残響音を出す「ディレイ」や「リバーブ」など、様々な種類があります。いろんなエフェクトをかけていくことによって、楽曲に合った音を作り上げたり、そこでその人の個性が出たりと、かなり奥が深いです。エフェクターメーカーのサイトに行くと実際に音を聴くことができるので、覗いてみると面白いですよ。

 

MC
MASTER OF CEREMONY(マスター・オブ・セレモニー)の略。司会進行者のこと。ライヴ中のMCというのは、曲と曲の間に、次の展開の準備をしたりするために、ヴォーカリストなどが近況を話したりする、喋りの事ですが、要は、ライヴの司会/進行、だということなのです。ちなみにヒップホップにおけるMCは、MICROPHONE CONTROLLER(マイクロフォン・コントローラー)の略。マイクさばきをする人、要するにラッパーのこと、です。
 

A&R
アーティストを発掘し、売り出しのトータル・ビジョンを創り出すプロデューサー的役割の人を「A&R」といいます。「アーティスト&レパートリー」の略で、アーティストの総合的なケアと、彼らがどんなレパートリー(楽曲群)を持ち、どんな形でそれを世間に出せば、より多くのリスナーを獲得することができるかをプランニングする、いわばマネージャー的なスタンスの制作ディレクターと言えます。CDというパッケージ商品の制作全体に携わるプロデューサーがA&R担当者で、全体の舵取りをし、CDに録音される音楽の方は、ブックレットなどにクレジットされている、いわゆる「プロデューサー」が行なう……この二本の柱が、アーティストの活動を支えているのです。、要するにラッパーのこと、です。
 

AOR
「ADULT ORIENTED ROCK」(アダルト・オリエンテッド・ロック)の略。「大人向けのロック」という意味ですが、主に'70年代末〜'80年代初頭に使われていました。ビートルズを起点にして「ロック」というものが誕生したと考えると、当時10代だった人達はその頃20代後半から30代前半になっていたわけで、“キッズに支持されているロック”から卒業していく人もたくさんいたのです。そういう対象に向け、ロックで育った人達も聴ける=ロックだけど大人もOK……という意味で名付けられたのが、このAORという言葉でした。しかし現在では、大人も聴けるロック/ポップスは当たり前に存在しますので、本来の意味で使われる事はありません。が、当時AORの範疇で語られていたアーティスト達が作った音楽の傾向=ライト・テイストなハードロックや、乾いたサウンドの、アレンジがロックよりのポップスを指して、今でも、「あの曲、AORっぽい」と言うことがあるようです。
 




押し
予定していた時間を過ぎる(遅れる)こと。例)「今日の開演10分押しでいきまーす!」。ちなみに、定刻通りに始まるのは「オンタイム」と言います。
 

オルタネイト・ピッキング
ギター&ベース奏法の一つ。超基本的なピックの使い方で、上から下に一回弦を弾き、そのまま下から上に弦を弾く・・・という弾き方。(16)「ダウン・ピッキング」の半分の回数でピッキングが済みます。ダウンで弦を弾いて、そこから元の位置に上げる時にも弦を弾く。速弾きするのに欠かせない。
 

音源
B-PASSのインタビューでよく出てきますよね、これ。「レコーディングされて、手に取れる形になった楽曲・・・早い話がCD」とでも説明しましょうか。「ライヴでしか聴けなかったあの曲が、初の音源化!」とか。