さざなみ健児 メモラビリア


1960年代、アメリカン・ポップスをリアル・タイムで日本語化し、カヴァー・ポップス黄金時代を築いた、日本語ポップスの先駆的クリエイター故・漣健児(さざなみけんじ)。ビジネスマン「草野昌一」としても日本の著作権ビジネスの礎に大きく貢献してきました。そんな彼の功績を称えるものや、思い出のアイテムをご紹介していく「漣健児メモラビリア」。

1)レコード大賞 特別功労賞盾 2005年

没後の2005年にレコード大賞から贈られた、特別功労賞(音楽界に大きな貢献をした『故人』に贈る賞)の盾。
日本語ポップスのクリエイターとして、時代を担った漣健児の功績が称えられた。漣健児が訳詞をした数々の名曲を、どれだけの人が聴いただろうか。彼の訳詞の日本語ポップスを聴いて育ち、影響を受けて、その後ミュージシャンになった人も多くいることでしょう。現代の曲では訳詞の日本語ポップスを聴く事はほとんどなくなってしまいましたが、改めて、漣健児がその人生をささげた日本語ポップスの魅力に触れていただきたい。