ビートルズは終わらない

少年時代に夢中になり、仕事でもビートルズに関わった男が解散から50年を経た今だからこそ語る、ビートルズの真実 現役時代のビートルズに出会ってロックにのめり込んだ少年は、やがて日本でのビートルズの作品リリースの統括をすることになる。「本籍はビートルズ、現住所はジャズ」と語るその男は、日本にジャズの名レーベル=ブルー・ノートを根付かせた稀代のプロデューサー行方均。 彼のビートルズ・クラブ会報での連載と、英米日の全アルバムをファンとしてリアルタイムで見つめていたからこその解説、そしてビートルズ対談3本(初代担当ディレクター高嶋弘之、行方と同じくリアルタイムでビートルズの洗礼を受けたピーター・バラカン、「ザ・ビートルズ・アンソロジー」「ビートルズ1」の担当を行方のもとで務めた藤村美智子&熱烈ファンで仕事でもビートルズに関わる吉田聡志)という構成で、今改めてビートルズの真実に迫る一冊。 行方は本書の制作中に白血病で逝去したが、彼の「ビートルズ愛」はここに結実している──。追悼文:湯川れい子 【CONTENTS】 第1部 僕らのビートルズ 第2部 英米日オリジナル・アルバム58タイトル解説 第3部 新旧・日英ビートルズ対談 高嶋弘之(初代ビートルズ担当ディレクター) ビーター・バラカン(ブロードキャスター) 藤村美智子(元ビートルズ担当ディレクター)+吉田聡志(シンコーミュージック・エンタテイメント)