CROSSBEAT presents
聴くシネマ×観るロック

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聴くシネマ×観るロック

¥ 1,650 (本体 1,500+税)

発売日 2012/3/9
著者 長谷川町蔵
サイズ A5判
ページ数 240ページ
ISBN 978-4-401-63660-0

「あの場面で流れるあの曲って、そういう意味だったんだ!」……目からウロコ落ちまくり。
映画というものをポップ・カルチャー全体の文脈で捉え直してみせる、これは実に真っ当かつフレッシュな快著!
ライムスター宇多丸(ラッパー/ラジオ・パーソナリティ)

2004年から続くクロスビート誌の人気連載『シネマ酒オン・ザ・ロック』が、遂に一冊の本に!

使われている音楽をキーワードに2本の映画を絡めて語る、という唯一無二の手法が光るこのコラムでは、大和田俊之との共著『文化系のためのヒップホップ入門』(アルテスパブリッシング)も絶好調な長谷川町蔵の博覧強記振りが縦横無尽に発揮されているが、書籍化に当たっては大幅に加筆し、絡める作品も3本にしてアップデート。
更にはかゆいところに手が届きまくりの注釈、そして330もの映画と音楽のレビュー、テーマ別コラムも加えて、うんちく満載でパワー・アップしている。

“シネマ”と“ロック”をリンクさせることによって両方の魅力を更にあぶり出す、映画ファン、音楽ファン共に必携の注目作だ。

【CONTENTS】
『ウェディング・シンガー』×スパンダー・バレエ“トゥルー”
人生の辛酸を舐めつくした女優の“心の歌”

『スクール・オブ・ロック』×レッド・ツェッペリン“移民の歌”
使用難度ウルトラC曲をクリアした“秘策”

『スタスキー&ハッチ』×デヴィッド・ソウル “やすらぎの世界”
鉄板コンビによる“愛”の歴史

『セイブド!』×ビーチ・ボーイズ“神のみぞ知る”
実はあのバンドも! アメリカ文化と信仰の深い関係

『Mr.&Mrs.スミス』×ジョー・ストラマー&ザ・メスカレロス“モンド・ボンゴ”
ジョー・ストラマーも納得? クラッシュ・ナンバーの正しい使い方

『40歳の童貞男』×エイジア “ヒート・オブ・ザ・モーメント”
ダサいけど好き! 自分だけの大切な名曲

『トラブル・マリッジ ~カレと私とデュプリーの場合~』×スティーリー・ダン“カズン・デュプリー”
ベテラン・バンドと俳優の、粋なネット・バトル

『サーフズ・アップ』×ニュー・ラディカルズ“You Get What You Give”
あらゆる映画にひっぱりだこ、90年代を代表する隠れた名曲

『クローサー』×ダミアン・ライス“ザ・ブロウワーズ・ドーター”
実はコメディだった、あの歴史的名画

『ふたりにクギづけ』×スターバック“ムーンライト・フィールズ・ライト”
悪趣味なギャグの裏にある真摯なメッセージ

コラム1 大人気、映画の常連BGMの裏事情

『ラブソングができるまで』×アダム・シュレシンジャー“愛に戻る道”
ちょっと意外(?)な劇中ヒット曲請負人

『アメリカン・ドリームズ』×フランク・シナトラ“マイ・ウェイ”
アメリカの国民的音楽番組にケンカを売った痛快コメディ

『バス男』×ジャミロクワイ“キャンド・ヒート”
ダサいダンスにほとばしる情熱の行方

『ブラック・スネーク・モーン』×ブラインド・レモン・ジェファーソン“ブラック・スネーク・モーン”
人生の深き業──ブルースの魅力を伝える怪作

『再会の街で』×ザ・フー“愛の支配”
傷ついた心を癒すオールド・ロックの滋味

『ウォーク・ハード ロックへの階段』×デューイ・コックス“ブラック・シープ”
“映画内ロッカー”を代表する通向けミュージシャン

『ウォッチメン』『レディー・イン・ザ・ウォーター』×ボブ・ディラン“時代は変る”
“諸行無常”の中から生まれるスーパー・ヒーロー

『アメリカン・サイコ』『メメント』×デヴィッド・ボウイ“サムシング・イン・ジ・エアー”
狂気を描いた映画にはボウイが似合う

『ダージリン急行』×キンクス“ディス・タイム・トゥモロウ”
自分に正直な監督の、どストレートな選曲センス

コラム2 映画でイイ味だしてるミュージシャンたち

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