東京ロック・バー物語

東京ロック・バー物語

¥ 1,650 (本体 1,500+税)

発売日 2015/1/29
著者 和田靜香
サイズ A5変型判
ページ数 184ページ
ISBN 978-4-401-64035-5

70年代、日本各地に「ロック喫茶」があった。レコードは高価で手に入りづらい時代。高校生から社会人まで、客はコーヒー1杯で何時間も粘り、大音量で流されるロックを聴いた。店主それぞれの個性で流されるロックが、そのまま客のロック嗜好となっていった。ロック喫茶の店主は今でいうDJであり、ロックの伝道師であり、時には人生の師でもあった──。
そうした魂を受け継ぐロック・バー。そこには今も店主それぞれの個性でロックが流れる。客はその「個性」に惹かれ、夜な夜な集い、ロックに耳を傾ける。その「個性」とは、店主その人自身である。この本は単なるロック・バー・ガイドではなく、店主に焦点を当てた「ロック・バー物語」。その人生。その個性。その姿勢。笑いと涙。喜びと悲しみ。苦労と楽しさ。その端々からロックが聞こえてくるライフ・ストーリーを伝えたい。

【CONTENTS】
「飄々と 下北沢で ロック・バー」 ハゲないための努力は続く
EAT A PEACH/TROUBLE PEACH(下北沢)

2度目の終わりはきっと3度目の始まり
転がり続ける新宿の古参ロック・バー
Rock in ROLLING STONE(新宿)

哀愁の秋葉原に霧は降るのだ──。 味わい深過ぎるロック立ち飲み
立ち飲み処 しょっと おかめ(秋葉原)

自由が丘でロックをさえずるブラックホール・チルドレン
BIRD SONG CAFE(自由が丘)

千葉の稲毛に、日本のロック・バーのゴッドファーザーがいた
Full House(稲毛)

渋谷のその場所にずっとあり続けてくれることの奇跡
B・Y・G(渋谷)

西荻窪のルーキー(でも4年目)は放課後の音楽教室!?
こだわりの音楽性と内装で勝負
furacoco★rock(西荻窪)

「わたしの部屋」 そのままのロック・バーが新橋にあった!
燃えサントラ&泣きロック酒場 Bar&茶館 新橋人形の館(新橋)

音楽は、世界を変える。中野も、世界を変える……のか?
Salongo(中野)

新宿にしかロックはない──
ロック・バーを辞めないと決めた男の2度目の挑戦
upset the apple-cart(新宿)

[実践編:ロック・バーへの道]
わたしはこうやってロック・バーを始め、経営しています
Bar Isshee(千駄木)

[特別インタビュー:北尾トロ]
70年代、20歳頃。ロック喫茶とは何だったのか?

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