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12月6日、ヴィレッジヴァンガード+PLUS(越谷イオンレイクタウン)にて「IDOL AND READ 005発刊記念トークイベント」がしらい(じゅじゅ)を迎え、シマダマユミ(TRASH-UP!!)さんの司会進行で行われた。イベントのゲストとして一人で舞台に出るのは初めてというしらいちゃん。少々緊張気味の中トークは始まった。

第一弾レポートはしらい(じゅじゅ)が登場!

シマダ:IDOL AND READの取材でも、しらいちゃんは撮影も一人でしたが、何かエピソードはありますか?
しらい:カイちゃんの出てた号を読んでいて、みんな色々な所で撮っていたので、私は何処で撮るのかなかなぁと思っていたら、薄暗い所に連れて行かれたので、“分かってるなぁ”って思いました。シャッターの前とかで撮って、それは贅沢に1ページで使ってもらってます。
シマダ:ああいう時って何を考えながら撮られるんですか?
しらい:全然何も考えてないです。
シマダ:ふだんの自撮りの時とかは?
しらい:自分で撮る時ですか?盛れたなとか。
シマダ:そこは一番大事ですよね。
しらい:そうですね。ここ結構ステージ高くて恥ずかしいですね(笑)。お客さんみんな座っていて。
シマダ:このお店は初めて?
しらい:初めて来ました。後で売り場を一周したいです。

ここで場内でじゅじゅの似顔絵バッジをしているファンを見つけて“似顔絵トーク”に。

idol005_01シマダ:可愛い!これはしらいちゃんが描いたんですか?
しらい:そうです。描くのは好きだけど得意じゃないです。
シマダ:似てますね。
しらい:やった。
シマダ:サラって描いたら似たんですか?
しらい:そうなんです、奇跡的に。いつも見てる人だし、ねうちゃん隣にいる人だから。ねうちゃんもツイッターで似てるって言ってました。
シマダ:IDOL AND READの取材でたっぷり喋ってもらったんですけど、ああいう風に自分を振り返ることってありますか?
しらい:ないです。喋ってたらだんだんポロポロ出てきたって感じでしたね。なんか、思い出が全然ないんです。忘れちゃうんです、いいことも悪いことも。
シマダ:じゅじゅをやり始めてからのことは?
しらい:自分のことは結構全部忘れちゃうんですけど、途中からは覚えてます。忘れたいけど…ちょっと辛かった。
シマダ:それがあったから今がある。
しらい:そうだと思います。
シマダ:じゃあ、印象に残ってる思い出とかは。
しらい:印象に残ってるのは辛いことばっかり。結構前ですけど、大阪に行った時客席に5人くらいしかいなくて。
シマダ:知ってる人もあまりいない。
しらい:ライヴはめちゃ辛くて、物販にもう絶対出るのは止めようと思ったんですけど、“出ないと…”って言われて、え、こんな泣いちゃったのに…と思いながら出ました。今はそういうのは全然ないです。昔は名古屋まで行って物販に出られなかったこともあって。
シマダ:ねうちゃん一人で出たんですって?そんなに出られない時もあったんですね。
しらい:ええ、ありました。今はもう馴れました。

この後ツイッター話に。深夜は眠れないので特にツイートが多いことや、このイベント前には緊張で文字が打てなくなったこと、ツイッターをすると落ち着く…などの話題で、客席からの反応も交えて進められた。

シマダ:やっぱり反応が来るってうれしいですよね。今日もこの会場は客席が近くて。
しらい:いいですね。ちょっと高いですけど(笑)。
シマダ:IDOL AND READもですけど、撮影される時のポーズって自然に出来るんですか?
しらい:え、苦手です。ポーズは一つもしてないですよ。中には教えてもらってやったのはありますけど、私は何も出来ないです。
シマダ:写真は出来上がって見てどうでした?
しらい:いいなぁって。暗い所での写真とか私のことよく分かってるんだなって。今日はその時と同じ服で来ました。
シマダ:可愛いですね。
しらい:やった!(客席から拍手)。他の人(の写真)はどうなんですか(客席から本を借りて読みながら)、あ、明るい。葉っぱがいっぱいある(笑)。私のページは木もなくてシャッター前とか(笑)。シャッターの写真気に入ってます。
シマダ:インタビューで話しきれなかったことってありますか?
しらい:何を話したかな…私けっこう喋りましたよね。
シマダ:高校の時の話とか。
しらい:部活、でも全然思い出がないんですよ。プールの話ですか?あ、でももうプール行かなくなりました。泳ぐのは私には無理だなって思って。
シマダ:ちょっと夢中になってることとかってあるんですか?
しらい:ないかもしれないです。時々テレビを見ます。「偽装の夫婦」とか。私ドラマは見ないんですよ、「家政婦のミタ」以来見てないんです。

インタビューはその時期のテンションで違うという話になり、現在は気持ちは落ち着いているが、作品といった形になることで安心してしまうのはダメだと思う…とも。

しらい:みんなが飽きちゃう…。
シマダ:飽きないんじゃないかな。
しらい:飽きちゃうんだよホント。(客席奥の方を見て)ほら、あの方とか目を伏せてる。飽きた方です。(場内動揺)
シマダ:ライヴとか毎回違うじゃないですか。
しらい:だといいんですが。見てるとちょっと違う。(客席に)違いますか?違うって。
シマダ:だから飽きませんって。
しらい:飽きるんですよ…、飽きる時もある。
シマダ:そういうのは心配になる?
しらい:今はまだいいんですけど、ワンマン・ライヴが終わってちょっと経った時、もう、じゅじゅはお終いじゃん、やばいやんって思いました。でもそう思うと辛いから、思わないようにしてたら今になった。
シマダ:思わないようにしてライヴを頑張った。
しらい:そうです。ライヴやる時は忘れちゃう。でもお客さんはちょっと減ったんです、ワンマンの後2~3ヶ月経ってからのライヴでは。だからワンマンの勢いだけじゃいけないんだなって。でもそれを気にせずライヴは頑張りました。だから動員はプラスマイナス・ゼロですね。

しらいちゃん自身が「この話題暗いですね、明るくなるような話をしましょう」と話題を転換。

しらい:最近ピザを食べました。けっこう好きです。野菜がいっぱい載ってるピザが美味しかった。食べるとちょっとテンション上がります。この間のライヴの前にもピザ食べてやりました。(場内に)テンション高かったですか?…みんな優しいから頷いて聞いてくれてる(笑)。穏やかな人が多いです。
シマダ:優しく見守ってくれてる感じ。
しらい:そうですね。

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ここで最後の質問コーナーに

客席1:レコーディングどうでした?
しらい:風邪でレコーディングしたらノドがおかしくなっちゃったけど…、アルバムが出ます。(場内大拍手)私が風邪だったので、私の分は3~4くらいしか進んでないんです。
シマダ:ねうちゃんの分は終わってる?
しらい:と、思います。アルバム楽しみにしてください。
客席2:インタビューの中にもあったんですが、アイドルになる前はバンドを見に行ってたということですが、できたらそのバンドの名前を。
しらい:見に行ってたのはアーバンギャルドさんですけど、写真集とかはびっくりしました(アーバンギャルドの写真集にじゅじゅの2人が出演している)。
シマダ:それで、今はアイドルになって。
しらい:スーパー素人です。素人みたいな喋りなのに、この壇の上に居るのヤバいよね。
シマダ:それがいいんじゃないですか。アイドルとしての自覚は?
しらい:まぁ自覚だけはあります。
シマダ:アイドルですよ。どこから見ても。
客席3:ベルハー(BELLRING少女ハート)さんのもえち(宇佐美萌)さんと焼き肉を食べに行った時どんな話をしました?
しらい:けっこう真面目な話をしました。そうしたらもえちさんが“しらいちゃんってホント真面目なことで闇ツイートしてるよね、じゅじゅの未来のこととかで”って。そういう話をしました。後、“ダンスとか上手くなったよね” ってもえちさんが言ってくださったんです。めっちゃうれしかったです。デビューがベルハー(とTAKENOKO△)のBELLNOKOっていうツーマン企画のオープニングだったので。
シマダ:あの時からみてずいぶん上手くなったと。
しらい:うれしかったです。
シマダ:緊張しました?
しらい:はい、二人だけっていうのはこの間の焼き肉が初めてだったので緊張しました。
シマダ:へぇ~ずっと仲良くしてるイメージだけど。そうやってアイドルさんと遊びに行ったりします?
しらい:めっちゃたま~に。
シマダ:そういう時は緊張しないで遊んでますか?
しらい:緊張します。アイドルは可愛いから。
シマダ:末永く仲良くしてください(笑)。
しらい:ありがとうございます。今日は変な話ばっかりしてしまいましたね(笑)。じゃ、この後のサイン会でみなさんとお話しましょう。
シマダ:ありがとうございました。

この後和やかにサイン会が行われた。

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