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In the


1. 素晴らしき世界
 作詞:草場敬普 作曲:草場敬普
2. Mojo
 作詞:草場敬普 作曲:草場敬普
3. スマイルサークル
 作詞:草場敬普 作曲:草場敬普
4. 祝子川
 作詞:中尾諭介 作曲:中尾諭介
5. 時の流れ
 作詞:草場敬普 作曲:草場敬普
6. 存在
 作詞:草場敬普 作曲:草場敬普
7. 風色
 作詞:中尾諭介、草場敬普 作曲:中尾諭介、草場敬普
8. ジャングルジムの王様 -Demo- (ボーナストラック)
 作詞:中尾諭介、草場敬普 作曲:インザスープ

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仕事の都合で沖縄のスタジオにいたハチくんとは、パソコンのスカイプ通信で現場をつなぎ、東京←→沖縄の二元インタビューを独占で実施! どこよりも速く、リリースまでと〜っても時間のかかった5枚目のアルバム『スマイルサークル』についてのインタビューをノーカット公開!
インタビュー&構成◎ミヤジマトモコ
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ハウリング(共鳴ピー音)防止のため、ハチ君の声は別のスピーカーから出します

 『グッと固まらなかった(苦笑)。そんな時に無理しても絶対うまくいかないからね』(吉田)
■3年3ヶ月振りのアルバム、なぜここまでリリースに時間がかかってしまったんですか?
吉田慎一郎 (Dr., Cho.)「メジャー契約が終わった時(『ヘブン』リリース後)にすぐ出そうって話にもなったんですけど、あるメンバーからストップがかかって。“今までは期限ありきのところで作品を作ってアルバムを出してたけど、そうじゃなくて。等身大でやって、出来たら出そう”っていう強い意見が出て。“そうやって地に足つけてやらんと、何やってるか分からんとよ”って」

■……と、諭介君が言ったんですね(笑)。
吉田「うん(笑)。で、僕らも“そういうことなら……納得いくものが出来た時に、それを出そう”っていうスタンスを基本に置くようにしたんですよ」

■そういえば“地に足がついているもの”って、前作の『ヘブン』の取材でもキーワードとして出てましたね。その時に言ってたことと今とでは、違った意味を持つ話なんでしょうか?
八谷健太郎 (G., Cho)「う〜ん……違うと思いますね。話がうまくまとまらないかもしれないですけど……『ヘブン』と同じように、今回も草場君の詞曲が多くて…………ちょっとほかの人に聞いてください(笑)。その間に考えます」

■(笑)じゃあストップをかけた、諭介君に聞きましょう。
中尾諭介(Vo., G.)「ストップはかけてないけど、別に。それに僕は“地に足つけて”って言った記憶もないんだけど(笑)、地に足つこうがつくまいが、アルバムは出したくないなぁって思ってて。ガッカリされる方も多いかもしれないけど、基本的にアルバムを出したいと思ったことって、あんまりない」
草場敬普(B., Cho)「毎回言ってたよね、それ」
吉田「メジャーの時から言ってた」
中尾「メジャー・デビューしたかったけど、アルバム出したくなかったし(笑)」
草場「それじゃデビュー出来ねえよ」
中尾「だから“あ、やらないかんちゃ!”って、やったけど」

■しかし何で、以前から“出したくない”って思ってたんですかね?

中尾「何でやろ。デビューする前に書き溜めてたやつがあったから、1枚は出したかったけど。でもそのあとすぐに期限が来て。“期限ありきで作らないかん”となると……まぁ、その前からメンバー内で期限決めて作ったりはしよったけど……(突然→)“やったろう!”とは思ってたよ? “やってやるぜ!”とも思ってたし……やったよ!!(笑)」
一同「あはははっ」
中尾「やったけど。でも期限に合わせていかんでも、出来た時にやればいいっちゃねっかなあとか思って」
草場「そんな言い方してたよね、メジャー終わった時にね」
中尾「結果、僕はこの3年で1曲しか作ってないけど……でも予定では、もうちょっと曲が出来てるはずだったんだけどね」

■その話はまたあとで聞くことにします。ではハチ君、“地に足つけて”ということについて、昔と今とでのニュアンスの違いはまとまりましたか?
八谷「う〜んと……もとい、してもいいですか?(笑) やはり“中尾さん次第”ってところがあるので。“歌う人、歌ってくれる人=中尾さん”なので、その人のモチベーションなり何なりが上がらないことには」
中尾「何か僕、すげぇヤな奴あつかいになっちゃうんじゃないの?」
一同「わはははっ」
八谷「で、この3年間の中で歌いたいっていう気持ちも生まれてきただろうし……という意味での、今回のリリースだと思う」

■ということは、今まで“諭介君待ち”の状態だったってことですか?
中尾「んなことないやろっ(笑)」
八谷「それも、あった。でもうちらがゴリ押しで“これを歌ってくれよ”って言っても、良いものは出来ないんですよね、中尾君がそういうモードにならない限りは。という意味での3年、だったのかな」
中尾「(小声で→)中尾君、ヒドい(笑)」

■ハハハ。じゃあやっぱり諭介君が原因で、リリースがなかったんだ?
中尾「いや、それはない。僕はただ、僕のペースで歌いたいことを歌ったりしたいだけで。嫌なもんは嫌だったり……“嫌なもん”って、嫌で音楽やってるわけじゃないけど(笑)。その〜、何やろなぁ」
八谷「うん。言葉ではうまく言われへんものがある」

■「メンバーそれぞれの思いがある」ってこと?
八谷「あると思う」


『いつも“In the Soupの曲を作ろう”と思っては、作らない』(草場)
■では今回のリリースまでの3年間、シン君とケイ君は、どういう思いだったんですか?
吉田「諭介を待ってた時期も、確かに俺の中ではあったけど。でも“諭介を待つ”というのはおかしいなと思い始めて。そうじゃなくて、やりたいことをやりたいスタンスでやっていけばいいのかなっていう気持ちに変わって。その流れできたら3年経ったって感じかな(笑)」

photo2■だとしても、インディーズになった当初に、ちょっとお尻を叩いたりはしなかったんですか?
吉田「メジャーとの契約が切れて、自分たちだけの力でやっていこうってなった時、4人がグッと固まらなかったので(苦笑)。その辺は結構グチャグチャとなってて、いろいろな山場があったんだけど。そんな時に無理しても絶対うまくいかないからね」

■そうだったのかぁ。じゃあケイ君は?
草場「早く出したいと思った時もあったし、“もう出してもいいやろ”って時もあったんだけど。でも諭介がさっき言ってたように、期限を設けてやるのではなくて、出来た時にやろうよって。だからこのアルバムって1回で録ったわけじゃなくて、曲が出来た時に何曲か録ってっていう形で3回ぐらいに分けてやったの。そうやってたら、“あらら、こんなに時間経ってましたね”っていう(笑)」

■ハハハ、なるほどね。ところで今回のアルバムはケイ君による作詞作曲のものが多いですね。ということは、ケイ君はコンスタントに曲作りをしてたってことですよね。
草場「うん」

■それはIn the Soupの楽曲を作ろうと思って作ってたのか、“音楽”を作ろうと思って作ってたのか、どっちですか?
草場「いつも“In the Soupの曲を作ろう”と思っては、作らない。何も考えてないのかなあ……。“何のために”というのは、曲が出来ていく過程で決まってくるのかも。その中で“これはバンド向きじゃないかもしれない”と考えたり」

■そうなんですね。ではシン君ですけど、今回はシン君の曲は1つも入ってません。曲作りについて、この3年どうだったんですか?
吉田「いやぁ…………(苦笑)」
中尾「(笑)僕はかろうじて1曲出してるからね、かろうじて」
吉田「いやでもね、バンドに向けて作ってはいなかったからねぇ」
草場「そういうもんなんだよねぇ」
吉田「ケイの曲を、いいなぁって思ってたっていうのもあるし。僕も何回か曲を持っていったけど、みんな僕の曲のモードじゃないのかなっていう感じもあったし(笑)。そういう意味では、あんまり自分は強気じゃないのかもしれない。昔は“これだ!”って持ってってたけど」
中尾「この3年、ずっと吉田君を待ってた!(笑)」

■それ、責任転嫁じゃないですか(笑)。じゃあシン君、個人的には作ってたってことですよね?
吉田「個人的には作ってた。でもIn the Soupのためにっていうのは、逆にやめた。っていうか自分で歌ったりもしてたからね(←草場とのユニット/ネバディロ・ブランコ)。そっちのほうの曲向きかな、とか。でもこれからは、分かんないよ? なんて(笑)」



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